前回とは全く関係ないです。前回の続きはまたあげます。
リスカあり。
「」k先輩
『』m先輩
[]他の先輩
本当に最近疲れてる。辛い。何で辛いんだろう。わからないけど、学校に行って、話すだけで疲れてくる。
精神が抉られてる感じ。わかるかな?それが辛くって辛くって。
気づけば僕はカッターに手を伸ばしていた。
”リスカ”と呼ばれるものを人生で初めてした。
痛い。痛い。けど心が安定する。心地が良い。何も考えなくていいって幸せだな。
それから僕は毎晩リスカをするようになった。
その時期はピッタリ冬だから学校生活中は長袖でも何も言われなかったけど、一番の問題は部活だ。
僕が所属してるバドミントン部はそこまで辛くはないものの、動くから疲れるんだ。だから暑くもなる。
リスカをしていることは誰にもバレたくないからさ。リストバンドってわかる?あれってスポーツ用的なのがあって、それをわざわざ買ってつけて部活をしていた。
誰にもバレていなかった。あの日までは。
『k。その傷なに』
mが真剣な眼差しで僕の腕を掴んで言った。
「え?」
何でバレたんだ?
『これってリスカでしょ?なにがあったの?』
「あっ、、、。これは、、、」
部活の休水中だった。全員が疲れたーとか言いながら水を飲んでいた。僕もその中の一人。大きめの水筒をバッグから取り出して、水を飲んでいた。
そしたらいきなりmが声をかけてきた。
[m?k?何かあったのか?(s]
『、、いや何でもない』
「m、、?」
『今日の帰り。もう一回聞く。それでも言わなかったら他の人にもいうから』
やめて。やめて!!
そう言ったmの表情はいっつもふざけているmではなかった。何か、覚悟を決めたような。そんな表情だった。
帰る時間。いつものように他の友達とふざけ合ってるm。あの時の表情とは比べ物になんない。
『k。帰ろっか』
「あっ、、、。うっうん」
言われるがままに一緒に帰ることになった。
『で。なにがあったの?k』
「え、、?何もないよ、、、」
『何もない人はね、こんなに深いリスカなんてしないんだよ。自覚してる?』
mは力強い腕で、僕の腕を引っ張った。リストバンドも外して。
「痛いってば!」
僕はmの腕を離した。
『ほら。触っただけで痛いんでしょ。そんなに深い傷跡があるの。これってやばいんだからね。自覚して』
「ほっ本当に何もない!なんかいつの間にかやってて、、、」
『そこがやばいの。何もない人間がいきなりリスカなんてしないんだからね。現実から目をそらさないで。辛いと思うけど、なにが嫌だったの?』
そう語りかけてくれたmの顔は他の誰よりも優しかった。
「、、。わからない。いつの間にか学校で話すのが辛くなって、なんか精神抉られてる感じがするの。それが辛くって、ついやってみたリスカが思いの外気持ちよくって、、、」
そう勇気を出して放った言葉をmは優しく受け止めてくれた。
『そっか。ありがとう。いってくれて。辛かったね。我慢してたんだね。気付けなくてごめんね』
そう言って大きな逞しい身体でmは僕のことを抱きしめてくれたんだ。
「そうなの、、。辛かったんだよぉぉ。でも、、誰にも相談できなくって、我慢してたんだよぉぉ。m、、。僕のことこんな僕でも親友でいてくれる、、?」
涙が溢れてきた僕は、泣きながら、mに問いかけた。すると、
『あったりまえでしょ。なに当たり前のこと言ってんの。kと俺はいつでも親友だからね』
そういつもの笑顔で答えくれたmの顔は今でも忘れられない。
それからというものmは僕のためにたくさんのことをしてくれた。
まず、部活の友達にそのことを話した。
[だからか、、。kが最近元気なかったの、、(i]
[これはうちらも悪いわ、、(a]
[ごめんね。k(t]
[ごめんよぉぉ!!k!!(s]
[でもmが気づけてよかった(j]
[kはもっと俺らのこと頼って(h]
[俺らはなにがあってもkの親友だからな!(r]
とか他にもたくさんの友達からそういうメッセージをもらった。嬉しかった。
でも、その分僕のことを気遣ってくれる人もいて、それは気まずかった。
だけど、部活のみんなはいつもとおんなじように接してくれたから嬉しかったんだよ。優しいんだよ。みんな。
『k。何かあったら言えよ。それがさどんなに辛くたって、俺は、俺らは全部受け止められるから。お願い。もっと俺らのこと頼ってくれ』
イケメンだなって思う。ありがとう。次また言えるかわからないよ。でも、その度にmが気づいてくれたら話すよ。
「mが気づいてくれたらね」
『自分から話してよ。心配してんだから』
「それは勇気いるもん。怖いもん」
『もー!!だったらわかりやすくしてよね??k地味に隠すの上手いんだから!!』
「あはは。ありがとう。褒め言葉として受け取っておく」
『褒めてはいるけど褒めてないよ!』
mとの会話は疲れない。楽しい。だからずっとこの時間が過ぎていってほしいな。
うん。結構上手にかけたと思う。というか単純に自分の好きなシチュをリアルの先輩で描いただけ!!
いつの間にか次の日ですね、、、。私はセラフが配信してるのでまだまだ起きてますね!
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やべぇ おもれぇ