ーattentionー
💜 & 💚
この作品は2.5次元です
ご本人様とは全く関係ありません
語彙力皆無です
常時キャラ崩壊
誤字脱字あるかもしれません
ごめんなさい🙏
BL疑惑の所もあるかも知れませんが
腐向けではないです
𑁨(˙ᗜ˙ 𑁨) それでは本文レッツラゴー!!
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ゾムside
zm「あー、暇やなぁ」
今日は折角の俺とシッマとシャオロンの休暇日だったのに…
2人は急な任務で朝から不在だった
その為、俺はいつにも増して暇していた
zm「廊下なら誰かおるかな」
適当に廊下を歩き、しばらくすると遠くに人影が見えた
zm「あ、ショッピやん!後ろから驚かそ…(悪意)」
そーっと近づいて…
zm「よぉ!ショッピ」
shp「わぁ!?ゾムさんか…びっくりしたぁ…」
zm「wwwwいい反応するなぁwww」
shp「ホンマにびっくりしたわぁ…」
zm「wwあ、せや!俺今暇やねんけど練習(※内ゲバ)せぇへんか!」
shp「いいっすよ、俺も暇なんで」
zm「よ、しゃ!ほ、な───、行こ───、や!」
え…?
何、今の
shp「ゾムさん…喋り方変じゃないすか…?なんか途切れ途切れというか…」
zm「多、分───、ちょ、と喉の調子、悪いだけ───、やと思、う」
なんで、
shp「そうですか…なら良かったです」
zm「ほ、ら!は───、よ行こ、うや!」
なんでこんなに、上手く喋れへんの、?
ジジッ
shp「あれぇ?ゾムさんなんか弱なってませんかぁ(煽)??」
zm「そ───、なこと、」
俺の首元ギリギリにナイフがあてられる
shp「ふぅ…ゾムさん今日珍しく全敗してるじゃないすか」
zm「…っ、」
ci「おーい!トントンが晩飯やってー!」
shp「りょ、今行くわ」
zm「わ、かった、」
俺はショッピと食堂へ走った
ut「あ、ショッピくんとゾムやん〜」
shp「なんや兄さんか」
ut「えぇ!?」
zm「…」
俺は声のこともあり、1人で黙々とご飯を食べる
ut「どしたんゾム、いつもなら一直線に食害しに行くのに」
tn「確かに、今日はやけに静かやな」
どないしよ…このままじゃバレてまう、
ジジッ
zm「そん、な───こと、な、い、で」
os「なんか喋れり方へんじゃないめう?」
ピーピー
ht「確かに、なんか機械っぽさもあるし」
ジジッジ, ピー
zm「喉、の、調子、悪───いだけ、やから、俺、へ、や戻、るわっ」
ピー, ジジジッ
sn「分かった。何かあったらすぐ医務室来るんだよ?」
zm「ん、」
ut「てかさ、さっきからなってる機械音みたいなコレなんなん?」
zm「…!?」
…図星
音の原因は多分俺
今日1日過ごして定期的にどこからともなくジジッとかピーという音は聞こえていた
ci「俺も思ってたわ、食堂に機械なんて殆ど置いてへんもんな」
shp「…」
zm「んじゃ、」
俺は気づかれたらまずいと思い、足早に食堂を後にする
zm「…なん、な、やろ、コレ」
zm「ずっ、と、この、ま───まやった、ら、どない、しよ…」
shp「…やっぱり、ゾムさんだったんですね… あの機械音」
zm「ショッ、ピっ!?なん、でここ、に、」
shp「朝から変でしたし、心配だったんで」
zm「…あ、りが、とう」
shp「いいんですよ、俺こそ早く助けられなくてごめんなさい」
shp「何かあるかも知れないので医務室いきます?」
zm「いや、や。みん、なに───迷、惑かけたない」
shp「そう…ですか、無理しないでくださいね?」
zm「分かっ、とる、よ笑」
shp「ゾムさんが望むなら俺も誰にも言いませんから」
zm「…っ!あ、りが、とぅ、」
shp「いえ、今日は休んでください」
zm「おん、」
コレ、ほんまなんなんやろ、
──────俺、バグってしもうたんかな、
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ショッピside
…やっぱり、
今日のゾムさんはらしく無かったし、
内ゲバをしている時も、食べている時も機械音みたいなものがずっとなっていた
薄々気づいてはいたが、これは奇病の一種の”バグ病”という病気で
名前の通り、体から機械音がしたりとどんどんバグっていく
zm「…なん、な、やろ、コレ」
zm「ずっ、と、この、ま───まやった、ら、どない、しよ…」
……
shp「…やっぱり、ゾムさんだったんですね… あの機械音」
…言えよ
zm「ショッ、ピっ!?なん、でここ、に、」
shp「朝から変でしたし、心配だったんで」
…言えよ、バグ病だって、
zm「…あ、りが、とう」
shp「いいんですよ、俺こそ早く助けられなくてごめんなさい」
…何言ってんだよ、俺…
shp「何かあるかも知れないので医務室いきます?」
何が”医務室行きます?”だよ!自分で救えよっ
zm「いや、や。みん、なに───迷、惑かけたない」
shp「そう…ですか、無理しないでくださいね?」
zm「分かっ、とる、よ笑」
shp「ゾムさんが望むなら俺も誰にも言いませんから」
zm「…っ!あ、りが、とぅ、」
shp「いえ、今日は休んでください」
zm「おん、」
ゾムさんを送った後自室に戻り、ベットに倒れ込む
shp「…はぁ」
なんで、なんであそこで言えなかったんやろ、
後々バグ病だってゾムさんが知った時に、
あの時言ってれば、もっと早く処置が出来たのに。ゾムさんを救えたのに、って
どんなに後悔するだろうか
頬には、いつの間にか涙が零れていた
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ゾムside
機械みたいな状態は、1週間も続いた
zm「こ、れ───い、つに、なった、ら、治、るん、や、ろ」
どちらかと言えば、悪化しているような気もする
zm「…も、し、この───ま、ま治ら、なかた、らっ…」
なんて…そんなネガティブ思考だけが頭を巡る
コンコンコンコン
ノックの音でハッと我に返る
こんな時間に…
zm「っ…だ、れ?」
shp「…ショッピです」
zm「入っ、てえ、えよ」
shp「失礼します、」
zm「どし、た、ん、ショ、ッピ、くん」
shp「っ…あのっ、ごめんなさいっ!!!」
入っていていきなりショッピが頭を下げる
zm「え、?」
shp「……ゾムさんのその症状…分かってたんです、ゾムさんがかかった時からっ」
ショッピの肩は明らかに震えていた
shp「…バグ病。どんどん体がバグっていって、そうしたら最後、大切な人までも忘れてしまう…」
バグ病…
そっかぁ…俺、そんなのにかかってたんやなぁ
なんでやろ、どうしてこんなに気持ちが楽になったんやろ、
shp「ごめんなさい…分かってたのに、怖くって、信じたくなくって、言えなかった…」
shp「クソ先輩よりも…最低っすよね、」
zm「ええ、よ、教え、てく、れ、てあり──がと…」
shp「っ…」
zm「今日、は、も、う───遅から…寝や?」
shp「…はい」
ショッピが部屋を出た後、改めて悲しくなる
…俺、バグってるんやって、
…言葉も、ちゃんと言えなくなってまうんやって、
…皆のこと、忘れてまうんやって…
zm「…はぁ」
zm「み、んなの、こ、とだけは、覚え、て、たかっ、てんけど、なぁっ笑」
自然と涙が流れる
バグってても、ちゃんと涙は流れるんやな…
神様はほんまに、いじわるやなぁ
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ショッピside
あれから1週間、ずっと考えてた
でも、やっぱり言わない自分がずるくて、
そしてなにより、憎かった
今からってのはめちゃくちゃずるいし、本当に最低だと思う
だからと言って、言わないわけにはいかない
shp「…っふぅ」
深呼吸をして呼吸を整える
大丈夫、
コンコンコンコン
zm「っ…だ、れ?」
shp「…ショッピです」
zm「入っ、てえ、えよ」
shp「失礼します、」
zm「どし、た、ん、ショ、ッピ、くん」
shp「っ…あのっ、ごめんなさいっ!!!」
俺には、謝る資格さえ無いのかも知れない
zm「え、?」
でも、謝りたいという気持ちだけはある
shp「……ゾムさんのその症状…分かってたんです、ゾムさんがかかった時からっ」
shp「…バグ病。どんどん体がバグっていって、そうしたら最後、大切な人までも忘れてしまう…」
shp「ごめんなさい…分かってたのに、怖くって、信じたくなくって、言えなかった…」
shp「クソ先輩よりも…最低っすよね、」
zm「ええ、よ、教え、てく、れ、てあり──がと…」
shp「っ…」
…なんで
“ありがとう”なんて…言わないで…
zm「今日、は、も、う───遅から…寝や?」
shp「…はい」
…どうして
…どうしてそこまで…優しいんですかっ
俺は複雑な気持ちで部屋を出る
でも、聞いてしまった
嫌、どちらかと言えば聞こうとした、の方が 正しいのかもしれない
zm「…はぁ」
zm「み、んなの、こ、とだけは、覚え、て、たかっ、てんけど、なぁっ笑」
………
…俺だって
……俺だって忘れて欲しくない
記憶から…
shp「勝手に…消さないで下さいよっ…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺がゾムさんに告白してから5日程経った
そして…口にしたことは事実となる
sha「よっ!ゾム!なんか…前よりも症状悪化してる見たいやけど大丈夫なん?」
zm「…だ、れやっ?」
sha「は…?俺やで…?シャオロンやで…?一緒に…沢山内ゲバとかしたやんか……!」
zm「す、まん…俺、しょ、た、いめん────な気ぃす、んねん、け、ど」
sha「…え?」
ut「どしたんゾム!?シャオちゃんのこと覚えてないって!」
zm「誰……誰、なん…みん、な」
全員「え…?」
kn「俺らのこと覚えてないんか!?」
rb「ゾム…忘れてもうたん…?」
tn「…うせやろ…?なぁ…嘘って…」
zm「す、まん───ほん、ま、に分か、らへん」
zm「…っ!?」
em「ゾムさん!?」
ht「大丈夫かっ!?」
gr「とりあえずしんぺい神、ゾムを医務室に連れて行ってくれ」
sn「…おっけ~」
ci「ゾムは…大丈夫なんかっ……?」
今にも泣き出してしまいそうなチーノ
sn「うん、きっと。……嫌、絶対」
ci「そっ…か…」
多分、”絶対”とは言いきれないのだろう
その事実に、心がぎゅっと締め付けられた
あれから、1週間程たった今でも、ゾムさんは何かに取り憑かれたように眠り続けている
1週間の間、ゾムさんの傍にはいつも誰かがいて
何人かいる時だってもちろんあって。
いつもなら医務室でも関係なく喋ってるのに…
誰も口を開かない
それが当たり前なのかもしれないが、うるさいのに慣れてしまった身体は、うるさい方が心地が良い
今日も、医務室の中1人眠っているゾムさんを見つめ続ける
もう5時間程たっただろうか
ゾムさんがいないこの軍は、どこか静かで、どこか悲しくて…どこか寂しい
消毒の匂いのキツさよりも、嫌に自分の鼓動がうるさい
バグ病で死んでしまった例なんてないのに…
もし…もしこのまま目を覚まさなかったら?
もし…あの時俺が早く言っていれば?
死ぬと決まったわけでもないのに、死んだときの後悔ばかりしている俺が情けなくなる
zm「ん、」
その時、ゾムさんがとても小さく口を開いた
そんな小さな声でも今の俺にとってはすごく大きな希望だった
shp「…ゾムさん?ゾムさん!!」
俺は大声で叫ぶ
shp「俺らを置いて、何処かへ行かないで下さいよ…!!」
shp「目を…覚まして下さいよっ…」
すると、その願いを肯定するかのようにゾムさんが目を覚ます
zm「…大丈夫…何処にも行かへんよ、」
shp「良かったっ…」
それから、皆が駆けつけてくるまで、時間は要さないだろう
思いを繋いでくれた、言葉の良心に感謝したい
shp「ゾムさん…」
喋らなくたって、伝わるはず
zm「ん?どうした?」
おかえりなさい
zm「…w ただいま!」
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奇病シリーズ久しぶりですね!
雑ですみませんでした🙇♀️
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ここまで見てくれてありがとうございました!
ではまた次回~👋
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