コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
どもー!主です!!!
今回は前回の異世界風?パロの後半です!
残念ながらR入れられなかった…次回に期待でお願いします!
⚠︎注意⚠︎
pn >女化
狂愛
それじゃ!いってらっしゃい!!
rd side
ら「ごめんって、ぺいんと」
ぺ「嫌です!」
絶賛引きこもり中のぺいんと。
俺のせいなんだけど、、
ら「ごめん、ぺいんと」
ら「顔も見たくないよな、、」
ら「俺、ちょっと屋敷出るわ…」
ぺ「…お好きにどうぞ」
ちょっと風浴びてこよ…
ら「はぁッ…」
ぐ「きゃッ!?」
ぐちつほの悲鳴が響いた
ら「…は?」
確かぐちつぼは従者も連れてこず、歩いてきていたはず…
ら「(何者かに襲われた?」
ぐ「何ですの!?」
mob「あ”?ねーちゃんがべそかいてっから誘ってやったんだろうが!」
ぐちつぼの顔に手が触れた。
バチンッ
ら「ぁ…」
ぐ「…ッ、、痛っ、、てぇ…」
ら「(…やば、、守れなかった」
冷や汗が止まらない
ここは俺の領地、俺の治める区域だ
そんなとこでぐちつぼに危害を加えられてしまったなんて…
ら「お前、、」
mob「ひぇッ…領主様!?」
ら「下がれ、二度とこの地に現れるな」
mob「ひゃ、ひゃい…」
mobは震える腰を持ち上げて走り去っていった
ら「大丈夫?!ぐちつぼ!?」
ぐ「…あの子の元に居なくていいの?」グスッ
ら「今はぐちつぼが心配なの…」
ぐ「…優しくしないでよ」グスッ…ズビッ…
俺は今のぐちつぼの気持ちがわからない…
優しくしたら泣き出したし、
あの子の、、ぺいんとの元に居なくていいか謎に心配してるし
ら「何でだよ…?」
ぐ「…貴方のことを好きだから」
ぐ「好きになってしまったから…」グスッ
ぐちつぼの目からは信じられないほどの量の大粒の涙がこぼれ落ちていた
今まで我慢していた気持ちを吐き出すかのように弱々しい声で俺に本心を伝えたぐちつぼ
ら「…その気持ちに気づけなくてごめん」
ぐ「謝んないでよ」グスッ
ら「あのさ、俺はッ…」
ダッ
俺が言いかけた時、後ろにいた誰かが駆け出した音がした
ぐ「あんたってほんと馬鹿じゃん…」
ら「い、今のって?」
ぐ「折角のチャンス与えてあげたのに」
ぐ「また好きにさせるなんて…」
ぐ「酷いよ…」
また涙をこぼす彼女
ら「…ごめん、ぐちつぼの気持ちに気づけなくて俺、めっちゃ傷付けた…」
ぐ「…うん」グスッズビッ
ら「俺さぁ、ぐちつぼのこと好きだよ」
ぐ「…」
ら「でも気持ちには応えられない…」
ら「ごめん」
ぐ「知ってたよ、全部」
「でも好きになっちゃったの」
ら「…ぐちつぼ、、」
ぐ「救ってよ、、この気持ちを消してよ…」
ら「…ッ」
ぐ「…変なこと言ってごめん」
「忘れて…」
ら「ぐちつぼッ!俺、、」
「いや、、なんでもない」
ぐ「…あんたの惚気話で忘れさせてね、らっだぁ」
ら「わかったよ…」
ら「ごめん、心配だから家まで送らせてほしい」
ぐ「いいけど、ぺいんとちゃんは?」
ら「…頭冷やしたくてさ」
ぐ「…ほんと馬鹿だわ」
ら「…懐かしいな、この道」
ぐ「そうね、ここで一緒に遊んだりしたわよね」
ら「…俺、ぐちつぼが大切なんだよ」
「でも…俺は、、ぺいんとのことも大切に思ってる」
ぐ「…知ってる、わかってるよ」
ぐ「あーあ、、折角綺麗に終わらせたのにぐっちゃぐちゃになっちゃったじゃん…w」
「最低〜ww」
少しずつ元気を取り戻してきたぐちつぼ
ぐ「今日はありがとね、送ってくれて」
ら「いや、こっちこそほんとにごめんね」
ぐ「これで私の恋が終わりなんだから…」
チュッ
ら「ぇッ…?」
ぐ「これくらい許してくれるわよね?w//」
ぐ「いい夜を〜らっだぁ」
ら「…」
ぐちつぼに口づけされた場所を手でなぞる
俺はどうすればよかったのか、、
少し寒い秋の夜道をただ一人歩いていた
pn side
ぐ「貴方のことを好きだから、好きになってしまったから」グスッ
私のせいで一人の女性の恋が終わった
私が幸せになる道を選ばなければ、らっだぁ様に仕えなければ…
涙を噛み締めながらその場を去った
ぺ「はぁッ…はぁッ…ゴホッ…」
走ったせいか咳が出る
ぺ「ゴホッ…ぅ”う”」
私は元々喘息気味であまり運動が出来なかった
ぺ「…私のせいで、、」
今になって後悔してる
ぐちつぼ様に申し訳ないことしたな…
当分家には戻れないや
助けてあげてね、ぐちつぼ様
rd side
ら「…ただいま」
静まり返った邸内
そこにはぺいんとの姿がなかった
ら「…ぺいんと?」
ら「…どこ?」
段々と不安が高まってくる
心臓の鼓動が早まり、息がしづらくなる
ら「…やだよ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!」
家出した?
そんなの、、なんで?そんなこと…
今になって俺のしたことがフラッシュバックのようにながれてくる
ら「…ぺいんと帰ってきて、、」
俺の恋は後悔で終わってしまうのか…
ぐちつぼに押してもらったこの背中を無碍にすることはできない
ダッダッダッ
執事「ら、らっだぁ様!ぺいんと様からの伝達できました!」
ら「…ぺいんとは何処?」
執事「さ、さぁ?」
ら「…国の兵にぺいんとを探し出せ見つかるまで帰ってくるなと命じろ」
ぺいんと探しを命じた
俺なりに探してみようと思う。
ら「…ぐちつぼ、、」
ぺ「…お二人は結ばれるべきだったんです」
ら「!?ぺいんと!!!」
ぺ「私のせいでお二人の未来に迷惑をかけてしまったんです」
ら「…そんなことない」
ぺ「荷物はまとめさせていただきました、」
ぺ「さよなら」
ら「…幻覚だろ?」
「お前は本物のぺいんとじゃないんだろう?」
ぺ「…探さないでください」
ら「…なぁ、ぺいんと…」
pn side
これでよかったの。
直接さよならできたし、荷物もまとめられた
ぺ「、、お母様!お父様!」
母「…ぺいんと?」
「どうして、、?」
ぺ「あそこは私のいるべき場ではなかったようで、、」
母「…おかえりなさい」
父「!!ぺいんと!お前ッ!」
父「国の兵である俺たちにお前を探す命令が下された!!どう言うことだ!?」
ぺ「…らっだぁ様に恋焦がれた乙女を救ったまでです」
父「…まぁ、お前が無事でよかった」
父「俺たちはお前を匿うことはできなくなる」
ぺ「な、なんでですの?」
母「…彼、らっだぁ様がこの家に偵察に来るんですって」
父「あぁ、ここで生まれ育ったからな」
母「ごめんね、ぺいんと」
父「どこか遠い場所に家でも買おう…そこでいつか」
ぐっ、とお父様が涙を堪えていた
父「いつか一緒に暮らそう」
ぎゅっ
私が家族に会えたのはこの日が最後だった
mob「速報!速報だ!!」
mob「軍団長が処刑されてしまうぞ!!」
ぺ「…は?」
どう言うこと?
私たちは一緒に暮らすんでしょ?
そんな、、
なんで、、、?お父様が?
mob「まぁ、処刑は可哀想だな…」
mob2「あぁ、だけど娘のぺいんと様が消えたんだろう?それじゃしょうがないよ」
mob「親不孝ものだな」
mob2「しッ!!そんなこと言ったららっだぁ様に殺されるぞ!」ボソッ
国の民たちの話を聞いてわかった。
私のせいでお父様が処刑される
私なんかが、らっだぁ様に恋をしたせいで…
逃げ出したせいでッ!!!
こぼれ落ちる涙とともにぎりっと歯を食いしばる
ガチャッ
ぺ「お母様…帰りましたわ」
返事はない。家はもぬけの殻なのかしら
母「…グスッ…ズビッ…貴方…愛してるわ」
父「俺も愛しているよ…来世で会おう」
母「グスッ…えぇ、会いましょう…」
処刑人「別れの言葉は済んだか?」
母「待って、最後に」
父「?」
母「あの子のことは任せて」ボソッ
お母様がお父様に何かを囁いた
処刑人「…軍団長、行くぞ」
父「宜しく頼むよ」
お父様を救いたいその一心で私は飛び出した
お父様とお母様の冷めた表情
処刑人さんの薄笑い
私は理解した
これまでのことは芝居だと
父「すまない、ぺいんと」
母「家族のためだったの…」
ぺ「…平気よ、お父様お母様」
安心させまいとにこにこと笑ってみせる
すると二人は青ざめた表情で謝罪の言葉を送ってきた
処刑人「ぺいんと様、行きましょう」
ぺいんと「お手柔らかにお願いします」
私の人生、これで終わりね
帰る家もなければ、信用できる人もいなくなった
お使えしていた彼をも裏切った私に何が残っていると言うの?
ら「ぺいんと、おかえり」
彼は優しく私を迎え入れた
まるで家から逃げ出した飼い犬かのように
私は彼に恐怖を覚えた。
あの優しい顔の裏側にはどんな恐怖が眠っているのか
私はぐちつぼ様に相談した
以前にも増して優しくなったこと、過保護になったこと
まるで婚約者のように扱ってくること
そのことを話すとぐちつぼ様は
『あいつは狂ったのよ、私の好きだった彼じゃない』と話してくれた
それからはぐちつぼ様に会えていない
いや、会わしてくれなくなってしまった
彼は私に悪影響を与えるとみなしたものとの接触を避け、私を孤独にした
私が会えるのは彼のみ。
私は彼に飲まれてしまったのか
私の愛した彼は死んでしまった。
戻ることはない
永遠に。
お疲れ様でした!これで後半終わりです!
いや〜全然更新できなくてすみません(^^;;
七月の始めまで更新なくなります!
テスト前なのでΣ(・□・;)
テスト終わったら浮上します!
それじゃ!いってらっしゃい!!