最終回です

↓

rt視点

俺が妊娠して9ヶ月。

あと2週間で予定日。

今は安全のため入院している。

キヨくんは忙しくても毎日来てくれて、うっしーとかガッチさんも来れる時は来てくれている。

今は誰もいないから俺の心拍数を測る機械の音だけが部屋に響く。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ‐

「来てくれてありがとう」

ガ「はい、これあげる」

「わぁ､､､綺麗な花､､」

ガッチさんの手には黄色ベースのアレンジメントがあった。

とても綺麗で可愛いお花だ。

「ありがとう！」

う「いーよいーよ」

う「予定日いつ？」

「ん〜､､､5月29日。」

ガ「今日は､､､何日だっけ？」

う「今日､､､5月15日。」

ガ「､､､お腹に子供いると大変なの？」

「ん〜、まぁ大変だけど、キヨくんがずっと俺に付きっきりでそんなに大変じゃなかったかな。」

「妊娠生活も以外に楽しいよ。」

長かったようで短かった妊娠生活。

本当に楽しかったし、幸せだった。

う「へぇ〜。」

「､､､､､､､なに、妊娠したの？」

ガ「レトさんは勘が鋭いなぁw」

う「そ。妊娠した。」

う「今2週。」

うっしーが妊娠した。

ガッチさんと結ばれたんだね､､､､､。

「そっか。おめでと。」

う「ありがと」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ‐

「あ、キヨくん」

キ「レトさぁん！」

キ「具合はどう？」

「ん、大丈夫だよ」

キ「良かった､､」

キ「ん､､､なにこの花！」

キ「めっちゃ綺麗､､､！」

「ガッチさんがくれたの。」

「可愛いでしょ」

ガ「うっしー’sセンスだよ」

う「そ。俺のセンス」

キ「以外､､､。」

キ「ガッチさんが選んだんかと思ったw」

「それ俺も思ったw」

う「､､､お前らバカにすんなよw」

ガ「www」

そういえば今日、全身ラジオ記念日だなと思った。

後でキヨくんとお話しよ。

う「ガッチさん､､､俺体調悪い､､､」

ガ「え、急に？」

ガ「帰ろ帰ろ」

「､､､大丈夫？」

う「う､､､大丈夫､､､」

ガ「帰るわ。産まれたらすぐ言ってよ？」

キ「OK。お大事に。」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ‐

キ「､､､レトさんは大丈夫？」

「うん。」

沈黙が続く。

「､､､､､あのね、キヨくん。」

キ「なぁに」

「俺､､､オメガでよかった。」

「俺がオメガじゃなかったらさ、こうやって結ばれてなかったでしょ？」

「俺オメガで良かったなんて思ったことなかったけど､､､」

「でもオメガで良かったって初めて思えた。」

「キヨくんがずっと俺の事好きだって思っててくれて、俺の事抱いてくれて、本当に嬉しかった。」

「キヨくん､､､ありがとう。」

「俺を選んでくれて、ありがとう。」

あぁ､､､俺今泣いてんのかな､､

キ「レトさん､､､」

キ「俺、レトさんがオメガでもそうじゃなくてもきっと好きになってたよ。」

キ「レトさん､､､好きだよ。」

キ「大好きだよ。」

キヨくんも泣いてる､､､

「なに泣いてんの」

キ「レトさんだって泣いてんじゃん」

「「wwww」」

看「失礼しまーす」

看「体調大丈夫ですか､､､って」

看「泣くの早すぎません？w」

「えへへww」

キ「wwww」

ーーー

「あのさ、」

キ「はい」

「めっっちゃ気になってることがさ、」

キ「はい」

「あるんだけどさ、」

キ「はい」

「､､､俺、オメガです」

キ「､､､言っちゃうんだ」

「はい」

「あと、」

「子供がいます」

キ「はい」

「本当に最近産まれたばっかりですねぇ」

キ「うん」

キ「どちらかと言うとレトさん似だよね」

「ん〜､､､そうかな」

キ「可愛いとこが似てる。」

「はいはい。お世辞をありがとう」

「子供は可愛いけどね。」

「性格はキヨくんに似て欲しいなぁ」

キ「あ、俺？」

「お前以外に誰がいんのw」

キ「ww」

キ「俺たち番だからね」

キ「お前らレトさん取るなよ」

「ww喧嘩売るなww」

「はい、お便り行きます――」

俺たちの子の誕生日が6月1日。

俺らが初めてコラボした日。

キヨくんは奇跡だと言っていた。

本当にそう思う。

ある出来事から起きた、俺らの幸せな日々。

―これから先も10数年、足して2人分で数十年、ずっと続いていこう。

END.

―――――――――――――――――――――

終わりです。

子供の名前が思いつかなくて、名前は出してません。

いいの思いついたら教えてくださいww

ここまで閲覧して下さった方、コメントたくさんして下さった方、ハート押して下さった方、本当にありがとうございました。

リクエストも一応募集してます。

何かあればコメ欄へ。

また多分新しい連載を開始すると思うのでそっちでもよろしくお願いします。

それでは〜👋