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「……シャワーを浴びて、ひと息をついたら、バーへ飲みに行きませんか?」
まだ放心したように、こくりとだけ頷く彼女をベッドから抱き起こして、
「私と一緒にシャワーを……いらっしゃい?」
と、手を引いた。
バスルームまで手を引いてきて、彼女の裸体にシャワーを浴びせた。
「うん……まだ、ぬるい…」
寒そうにぶるりと震える身体を片手に抱いて、
「……では、私が熱く…温めてあげますから」
一方の手で顎を捕らえ口づけた。
腰を抱えた手を下ろしていき、まだ性交の余韻が残りとろりと濡れている其処へ、後ろから指を探り入れた。
「…あっ…や…ん…」
「……このまま熱く、高ぶるといい」
指でねっとりと潤う中を弄りながら、舌で唇をこじ開けて深くキスを重ねた。
「ん…もう…やぁ…」
彼女の内腿を水滴なのかどうかはわからないものが、しとどに垂れて流れ落ちる。
「……達ってしまいなさい。その方が、楽になるでしょう?」
差し入れていた指を一度抜いて、二本に増やしてより奥へ挿入した。
「…ぅんっ…」
指を鉤状に曲げて、感じる箇所を探り当てると、爪の先で粘膜をじりっとこじるように擦った。
「あっ…はぁ…あぁ、んっ…」
胸に凭れかかる身体を抱いて、「イきましたか?」尋ねると、「……ん」と、小さく頷いて、
「……一臣さんの…いじわる…」
と、潤んだ瞳を上げて、私の顔をじっと見つめた。