⚠一次創作
初めての一次創作の連載です、お手柔らかにお願いします
ファンタジー系
いつもより主の欲望丸出しの百合です…お許し
(いつもよりおふざけ多め、サキュバスが出てくるので下ネタが多少あります)
「…っと、」
「ほんと、ありがとねぇ…シスターさん、」
「いえいえ、人の手伝いも神への使いの役目ですので、!」
少し重たい荷物をお婆様に渡し、一息を作る
私は教会などで神に仕える、いわゆる「シスター」だ
かと言っても特にやることは無く、基本は教会の近くの村の人達のお手伝いをする
今日も何人かの手伝いをし、役目を終えたので修道院に戻る
「ーー!」
何人かの他のシスターの声が聞こえ、なんの話をしているのかと聞いてみる
「あ、〇〇さん…、知ってる?例のサキュバス、」
「…?例の、?」
「知らないのね…、最近、何故かシスターたちを狙って食い荒らしてるっていうサキュバスよ、」
「サキュバスって、男性の方の精気を奪うんじゃないんですか?」
「そうよ、なのに、何故かそのサキュバスは女、シスターばっかを狙ってるのよ…」
不安そうな物言いで話す彼女
「大変ですねぇ」
「大変ですねぇ…って、あんたも気を付けなさいよ、可愛らしい顔してるんだから」
「あはは、そうでもないですよ…」
「えぇ?!自覚ないの…?、あんた、よく言ってる村の若い子たちからすごい人気なのよ!」
「あはは…」
この人は話が長い…
「あ、私、少し用事を思い出したので失礼します、」
「あ、ちょっ…」
なにか言いたげな彼女をばっさりと切って、自分の部屋へ戻る
(……サキュバス…かぁ…)
(…まぁ、私には関係ないんだろうけど、)
自分の顔を少し叩く
(…私はシスターなんだから、悪魔の事ばかり考えてたら駄目、)
(私は神に仕える者、)
そう自分に言い聞かせ、目を閉じた
(………明日も世界が平和でありますように。)
と、願った瞬間、窓から強い風が流れ込んだ
「…っ!何、っ?!」
目を開くと、そこに居たのは、私とは真逆のような服装をした女の子、
「あ〜、!今日の子はアタリかも!」
そう笑いながら言い放つ彼女
「だ、誰…っ?!」
「ねぇ、シスターさん、」
いつの間にかすぐ近くに来ていたソレは、私の身体を少し触ると、つぶやいた
「…この子、良いかも」
「ね、ねぇ、っ!あなた、誰なんですか、?!さっきから…」
一つ、誰かのことを思い出す
「…っ!もしかして…あの人が言ってた…」
「…んふふっ♪そうだよっ、わたし、あなたのこと気に入っちゃった♪」
そう言うと、彼女は不気味に笑った
「…貴女…、最近ここらを荒らし回ってるってサキュバスですね……」
首に飾る十字架を構えながらそう言うと、彼女は嬉しそうにした
「あ、知っててくれたんだね〜♪」
「…シスターの処女は大切なんです。もう他の人に触るのはやめてください。」
「も〜冷たいな〜、でも、それだったらなにか身代わりが欲しいな」
不敵に笑う彼女は、私を押し倒すとそう言った
「…今日のところはなにもしないけど、次は絶対に開けるから♪」
そういうと、彼女は何処かへ消えていった
「…開ける…って、」
「………( ゚д゚)ハッ!」
「ド下ネタじゃないですか!!!」
ドアが勢い良く開く音がする
「どうしたの?!〇〇ちゃん!!」
「あ……△△さん…」
もしかしたら、
私は危ないことに手を出してしまったのかも知れない
コメント
1件
R指定に当たるようなシーンはありませんのでそれらを求めていた変態様たちは期待はしないでください