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ちびちゃんさんの諦めない精神に本当憧れしかありません!🥰🥰零さんも絶対嬉しいと思います!また新しく出来たお友達と仲良くやっていきますよ〜!🔥
友達が増えました✨️零さんとそんなに話したことなかったので、推しのこととか、話したいですね… そしてちびさんのコミュ力が高い…
やばい涙が....😭 今でも学校に友達はいますが、もしちびちゃん様方と同じ学校に居たら、身体弱くても毎日学校行ってる気がします...!! 今から学校なので、行ってきます(*`・ω・)ゞ
ある日の夕方、
零さん 「あの…」
私 「はいはい!どうされましたか?」
屋上に居ると、一人の方から声を掛けられた。
零さん 「昨日は…お手紙…ありがとうございました…」
私 「…?もしかして零さんですか!?初めまして!ちびです♪」
その人は昨日私が手紙を送った人だった。
私 「良ければ、友達になってくれませんか?」
私は素直な気持ちをそのまま伝えた。
零さん 「…羨ましいなぁ、ちびさんは…」
私 「えっ?」
零さん 「友達がたくさん居て、信頼できる人が居て、いじめを受けた事も無さそうで
羨ましいなぁ」
私 「それってどういう…?」
零さん 「僕は小学校の頃いじめを受けていたんです。陰口を言われたり、口や靴に
大量の虫を入れられたりしました」
私 「え…」
私はあまりの事に背筋が凍りそうでした。
靴でも気持ちが悪いのに、口になんて、聞いただけでゾッとしました。
零さん 「失礼かもしれませんが、正直僕は貴方みたいな人が好きじゃないです」
私 「…」
零さん 「人にとっては手紙が傷付くかもしれないのに、無責任に手紙を送る
神経とか、ヘラヘラしてる態度とか、正直嫌いです。僕に関わらないでください。
それじゃあ」
零さんは去ってしまった。私はあの時どうしたら良いか分からなかった。
何て声を掛けたら良いか、零さんと仲良くなりたい気持ちはあっても、私はいじめという
いじめを経験したことがないから。あんなこと、経験したことがないから。
次の日
天翔さん 「おはようございます、ちびさん」
私 「おはようございます!天翔さん!」
天翔さん 「?どうしたんですか?そんなに急いで?」
私 「あぁ、実は…」
零様視点
僕 「はぁ…言い方良くなかったよなぁ…」
僕は後悔している。いくら思ったとはいえ、あんな言い方をちびさんにしてしまって後悔している。
??? 「こんにちは、零さん」
僕 「えっと…あの…」
天翔さん 「初めまして、天翔と言います。ちびさんの神友です♪」
僕 「…!あの…すみません、もしかして昨日の事言いに来たんですか?」
天翔さん 「いえ、ただ、お話したくて」
僕 「お話?」
天翔さん 「ちびさんは、零さんが大好きなんです」
僕 「え?」
天翔さん 「零さんのお話を、僕も聞きました。凄い辛くて、怖かったと思います。
でも、それでも一生懸命学校に行くのは凄いと思います。僕はちびさんみたいに、自分から
友達になろうとか、声が掛けられません」
僕 「…」
天翔さんはまるで全てが見えているみたいに感じた。天翔さんと話していると、不思議と
安心した。
僕 「ちびさんって、いつもヘラヘラしてるじゃないですか。ウザいとか
思わないんですか?」
天翔さん 「僕は、ちびさんの神友です。ちびさんって、変わってるんですよ!」
僕 「変わってる?」
天翔さん 「ちびさんも、いじめを受けていました。ジロジロ見られたり、自分と隣に
居ると嫌だとかを遠回しに言われて、好きな人との関係は噂で壊されました」
僕 「えっ…」
天翔さん 「それで、学校に行けなくなったんです。その中で、僕とネットで
出会ったんです。それで僕と仲良くなりました。そして僕に言ったんです」
ちびさん 「もし、学校に行けなくなったり、家で何かあって、耐えられなくなったら、
私に一番に連絡をください。必ず役に立ちます。ずっとずっと味方です。神友からの
お願いですよ!私を一番に頼る!その次に大人ですよ!」
天翔さん 「なーんて、普通大人の次でも良いはずなのに、自分を頼れって、変わって
ますよね。でもそれが良いんです」
僕 「えっ?」
天翔さん 「友達が好きすぎて、度を超えるくらいの発言をしちゃうのがちびさん
なんです。だから、神友で良かったと、思えました。今日も零さんと仲良くなる方法を必死に考えていました」
僕 「…」
天翔さん 「だから、ちびさんを一番に頼ってみてくださいね。力になってくれるはず
です」
僕 「仲良く…できますかね…?」
天翔さん 「きっと出来ますよ♪僕達が居ますもん!」
僕 「僕達?」
レミリサさん 「先輩ー!あれ?零さん!」ビューン!
ケフラさん 「お姉ちゃん走らないでえぇー!」
僕 「あっ…レミリサさんとケフラさん…」
天翔さん 「お知り合いですか?」
レミリサさん 「同じクラスなんです♪天翔先輩と恋バナですか?」
天翔さん 「あはは!違いますよ!ちょっとお悩み相談です♪」
ケフラさん 「流石先輩、頼れる存在です♪」
僕 「ちょっと、話してみます。ありがとうございました!」
天翔さん 「はい!頑張ってください!」
レミリサさん 「いつでも頼ってくださいねー!」
僕は身体が弱くて、学校に行けなかったり、一日中寝たきりの日もあった。
でも今日だけは必死に走った。どうしてもあれを言いたくて…
僕 「ちびさん!」
ちびさん 「あ!零さん!」
僕 「昨日は…その…」
僕 「えっ、ちょっと、あの…ちびさん!?」
ちびさん 「昨日は気持ちも知らずに失礼な態度を取って申し訳ありませんでした!」
僕 「いや…あの!僕もすみませんでした…酷い事言っちゃって…」
ちびさん 「何を仰っているのですか!?くっ…こうなったらスライディング
土下座を…」
僕 「あの!」
ちびさん 「はい!」
僕 「ぼ、僕と…友達になってください!」
ちびさん 「えっ!?」
僕 「僕…友達が欲しかったけど…いじめられたらどうしようとか思って、
作れなかったんです…だから、天翔さんの話を聞いて、ちびさんの過去も知りました。
だから…一緒に…支え合って生きていきたいです…我儘なのは…分かっているんです…
でも…」
ちびさん 「良いのですか!?」キラキラ
僕 「えっ…?」
ちびさん 「やったー!じゃあこれから楽しい事いっぱいしましょうね!零さん!」
僕 「…いや…あの…」
ちびさん 「これから学校生活よろしくお願いしますね♪」
僕 「あの…僕…身体が弱くて…滅多に行けないんです…」
ちびさん 「あらま!」
また、嫌われちゃったかな…
ちびさん 「じゃあ私達が体育祭とかの写真とかビデオを送りますね!」
僕 「…良いんですか…?」
ちびさん 「はい!良かったら連絡先交換しませんか?これで写真とか気軽に
送れるので!」
僕 「はい!ありがとうございます!」
思わず嬉しくなった。友達ってこんなに良い物なんだ。
レミリサさん 「先輩!零さん!」
ちびさん 「レミリサさん!」
天翔さん 「あら?僕達の出番は要らなかったみたいですね!」
ケフラさん 「仲良くなってますね〜!」
ちびさん 「そうですよー!私友達増えちゃいました!」
レミリサさん 「ズルイですよ!先輩!私も零さんと仲良くなりたいですー!」
ケフラさん 「私も私も!」
僕 「…僕で良ければ!」
レミリサさん 「やったー!嬉しい!」
天翔さん 「じゃあみんなで友達ですね!これからよろしくお願いします!」
ちびさん 「零さんの為にたくさん動画と写真送っちゃいましょう!」
全員 「おー!」
僕 「ちびさん!」
ちびさん 「はい!」
僕 「…これからよろしくお願いします!先輩!」
ちびさん 「…はい!もっちろんですよ!これからずっと!」