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渡辺Side
最近、涼太がやたらと俺の方を見ては、
目が合う前に、ふいっと逸らす。
……なんなんだ。
まさか——
この前のキス、思い出したのか?
そんなことを考え出したら、
落ち着いていられるわけがない。
宮舘Side
❤(俺……確か、告白されたよな)
ふと、自分の唇に触れる。
感触までは、はっきり思い出せない。
でも
❤(確かに、あれは……)
胸の奥が、じんわり熱くなる。
❤(……どうしたらいいんだ)
一人で考えても答えが出る気がしなくて、
俺は向井に連絡をした。
⸻
~居酒屋~
🧡「だてさんさ、率直に聞くけど」
🧡「しょっぴーのこと、どう思ってる?」
❤「……大切な仲間、かな」
🧡「それはさ」
🧡「キスされた“あと”でも?」
❤「……」
言葉に詰まる。
🧡「焦らんでええんちゃう?」
🧡「気持ちの変化って、突然来るもんやし」
❤「向井のくせに、いいこと言うな」
🧡「くせには余計や!!」
少し間を置いてから、向井が続ける。
🧡「……しょっぴーには内緒やけど」
🧡「あいつ、だてさんのこと」
🧡「めっちゃくちゃ好きやで?」
🧡「王様ゲームのときも——」
そこまで言いかけて、向井は言葉を止めた。
これ以上は、渡辺がかわいそうだと思ったのだ。
❤「……もう少し、考えてみる」
❤「ちゃんと、真剣に」
🧡「せやな!」
🧡「ほな今日は飲も飲もー!」
つづく。