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#探偵
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月海(ルア)@新垢
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るしゅ
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ローラシアと別れた後、自分の部屋に戻る。侑加に気づかれないよう、本命チョコレートの箱はハンガーにかけていた自分のコートのポケットにさっと入れた。
「侑加くん、どう? 私、かわいい?」
月呼は侑加に問いながら、編み込まれている自分の髪を触る。
「えっ、うっ、うん」
侑加はしどろもどろな答弁となった。いつもと違う月呼の見た目に動揺しているようだ。
「もー。侑加くんってば、本当にそう思っているの? もっとほめてよ」
「かわいいよ。でも、前沙さんはいつもかわいいから。もうこれ以上かわいくなる必要がないくらいに」
侑加は月呼の容姿についてとことんよく言う。それは月呼を上機嫌にさせた。
「私のこと、かわいいって思っているなら、もっと言って! 聞き飽きることなんてないから」
「そうだね。俺も思ったことはもっと自分の口から伝えるべきだ」
「ねえ、ねえ。私のことはいつからかわいいって思っていた?」
月呼は催促するように侑加の腕を引っぱる。
「えっ? 初めて話した時からかな」
「本当に!?」
当時をふり返ると、侑加はまるでそんなそぶりを見せなかった。あの時、内心はそう思っていたとは、と月呼の気分はますますよくなる。
「あっ、私が言っている『かわいい』って、しぐさや雰囲気のことじゃなくて、顔のことだよ」
月呼は自分の顔を指さす。それは外見なのか内面なのかで、大きく意味が異なる。再確認として聞いた。
「それは初めて見た時から。きれいな人だなって」
「本当に!? うれしい」
月呼は自分のほほに手をそえる。すっかりと熱くなっていた。
「侑加くんは私の顔が好き?」
「好きだよ。見るたび好きになっている」
侑加は月呼を自分のもとに寄せる。
「前沙さんはかわいいよ。だれにも渡したくないほどかわいい」
そう言って、強く抱きしめた。
「私は侑加くん以外のものにはならないよ」
月呼も侑加の体にしっかりと抱きつく。
侑加は一見クールだが、内にはかなりの情熱を秘めているというのが、月呼から見ての印象だ。そして、恋愛に関しては独占欲の強さもうかがえる。
しかし、侑加にここまで言われても、月呼は彼に愛されているという実感が心からわかない。侑加は最終的に自分とどうなりたいのか、月呼は今ここで彼に聞くことはできなかった。
コメント
1件
第37話、お疲れ様です! ローラシアからの本命チョコをこっそりコートに隠す月呼の立ち回り、ヒヤヒヤしたけど恋愛漫画の醍醐味って感じで好きです。侑加が「初めて話した時からかわいいと思ってた」って告白するシーン、普段クールなのにストレートに褒めてくるギャップがエモすぎる…! でも「愛されてる実感がわかない」って最後の月呼のモノローグが切なくて、次が気になります。独占欲強めの侑加がどう動くのか、続き楽しみにしてます🔥