テラーノベル
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あー若干,ちょっとえろ?なんですかね?多分…今回って言ったじゃないですか…次回です(長く書きすぎた…)
自分の家の薄いカーテンより日光が強いことが今日も証明される,でもアラームの音が苦手な僕にとっては日光は起こしてくれる自然のアラームだ
…あ,昨日の記憶がスルッと入ってくる,イギリスこと..どうしよう,今日会社で休む訳には行かないから…,あと起こす訳には行かないし…朝ごはん用意して…あ,昼ごはんも,あと…夜は帰ってこれるか分からないから,用意しておかないと…昼と夜の分,冷めちゃうよなぁ…
なんかお留守番を頼む時のお母さんのようにフランスはイギリスの心配をする
タッパにいつも作り置きしている野菜たちが腐ってたりしてないかを確かめてから再び入れる…待って,僕お母さんみたいに過保護だなぁ…,それだけ……独占欲があるってことにも思えるから,今日も耐えないと…子供相手に欲情なんか,絶対しない…そう,最近続けている一日の目標を密かに立てながら着々と準備をする,1国の来訪者が来たって言うのに,僕の家はほぼ変わってない,イギリスって言うのはそういう国なんだろう,と自分なりの答えを見つける,これ以上考えるつもりもないけど
あ,あと着替え,置いておかないと…僕の小さめなのもうないから…近頃買ってこないと…ちょっと一回り小さいのを置いておこう…,今日は,イギリスがひとりでしてても怒っちゃダメ…放置したのは自分なんだから…よし…
そう思ってフランスはいつもより早く家を出た──────
【会社】
今までなら集中して,お金を得ることしか考えることがなかったのに今は脳のリソースの7割程がイギリス,で埋め尽くされる,だからか,さっきから落ち着かないし,自然とポケットに忍ばせている石鹸を握っていた,これが最後の砦,昨日は寝ているイギリスに我慢できないかも,という所まで追い詰められた,だから…これで…これで…頑張らないと
フランスとしてもイギリス,という来訪者が来て嬉しかった,いや,とても嬉しいのに新たな問題が出てきていてそれどころではなくなっていた,イギリスに香水でも買っていこうと思うレベルだ,自分がもし我慢できなくなったら?という問題を考えても,何故かいい未来は頭に浮かんでこなかった…きっと…きっと壊れるのが怖いんだ…と独占欲の否定とは裏腹にあっさり認める,すぐ行ってあげるからね,そう思って残りの仕事を進めていった
【家の前】
さっきまで早くしなきゃと焦っていた自分とは裏腹に今では手がドアノブまで伸びているのに開けるのに躊躇っていた
…ここを開けて,僕が我慢できなくなったら?…襲っちゃったら?石鹸で抑えられなかったら?イギリスが出て行っちゃってたら?と,1回考えたら止まらない不安の渦が心で渦巻く
でも…行くしかない,イギリスがいなかったとして…今ならまだ間に合うはず…そう,だよね?
やっぱり自分を落ち着かせるため自分で自分を脅す,という意味不明な行動に出る
―――ガチャ
ドアを他の国の家くらい慎重に慎重に開ける
ッ!?!?…入ると家は結構フェロモンの匂いが充満していた,ポケットに手を突っ込み,リビングの方になるべくふつうを装って歩いていく
「…ぁッ」
しまった,と言わんばかりに驚きの声をイギリスが漏らす,
イギリスは誰がどう見ても顔を赤くし,お姉さんではないのにお姉さん座りで自分の秘められた場所に手を軽く当てていた
…耐えなきゃ,散々思っていた目標も崩れかけようとしていた
咄嗟に石鹸をぎゅっと掴んで正気を保つ,
この子は―――イギリスは,子供だ
イギリスがぐちゃぐちゃになってても…耐えないと,僕の独占欲に巻き込む訳には行かないんだ…
2国の見つめ合う空間,ただその空間は異質な空気を放っている
…,お風呂に入れてあげないと,思いついたのはそんな事だった,でも今の状況だと結構大切なことだ
【お風呂】
お風呂に入って見ると思ったよりイギリスはお湯が好きなようで下半身をせっせと入念に恥ずかしそうに洗っている,もしかして見られたくないだけかもだけどね
お風呂に入ると不思議と理性は落ち着いた,だから…いやだからこそ,これからが怖かった
【ご飯】
夜ご飯用,とつくったおかずを温めて,ご飯と一緒に食べる,結構美味しそうに…良かった,満足してくれたってことだもんな…
もう,イギリスは顔が寝そうになっていた,でも僕は完全に眠気なんか来ない,イギリスだけ先に寝かせちゃうか,あと,歯ブラシの予備あったっけな…ちょっとみてこよっと
ガサゴソと比較的小さめな引き出しから子供用の歯ブラシを取り出す,
多分何かのお祭りとかでもらったような気がする,多分,イギリスを手招きして呼ぶ,このままイギリスが寝てくれれば,今日はクリアだな…,明日も頑張らないと…でも,あのまま我慢できなくて…イギリスの事犯してたら今頃―――どうなっていたんだろう,さっきからそんな疑問がずっと脳内を行き来する,過去のことなんて後悔しても仕方ないのに…まるで違う考えを持つ人間が合体した脳内のように考えが全く違った…てか,イギリス手招き見えなかったのか…
「イギリスー!」
「あ,はーい!どうしましたぁー?」
「こっち来てくれる?」
「はーいっ!」
健気な返事,子供であることが再確認されたような感じ,でも独占欲はまだ変わるようすは…ない,どうやったら…消せるんだ…
トコトコと人の家だからとちょっと遠慮している感を出しながら向かってくる
「どうしました?フランスしゃんっ!」
「歯磨き,しよっか」
「はいっ!わかりましたっ!」
「ここに寝てくれる?」
「はーいっ!」
ここで襲っちゃったら?
…そんな疑問がふと浮かぶ,イギリス本国は健気にニコニコしている,そんな顔を…壊す?って…バカか,僕は,襲わないって決めたじゃないか…,兎に角早く寝かせないと…
しゃかしゃかと歯ブラシを動かす,多分ぎこちないけど,子供になんてしたことないし…なんか鏡の自分を見ているみたいな感覚になる,こんな可愛くは無いけど,ふと,気づいた,イギリスが息をなるべく止めている,だからちょっと苦しそうな顔をしている,僕の匂いが臭いのだろうか,自分の匂いを嗅がれたくないのか,臭いと思ってるとか?何にしてもこの行動を否定する行動はしたくない,万が一自分の匂いが臭いからだと,襲ってしまう気がする,だからこのことはノーコメントでなるべく早く終わらせてあげよう
「はい,イギリス終わったよ」
「んんんんーんんんん!」
(ありがとーございますっ!)
「ぺっ…」
「イギリス,先に寝てていいよ,」
「それじゃあ…寝てきますっ」
そう言って眠そうに階段を登っていく,イギリスが行ったからか安心感が出る,今日耐えられたんだ…良かった…だんだん眠くなってくる,でもイギリスに悪いからちょっとスマホで時間潰そっと
【スマホ終わった】
ふぅ…あんま面白いのなかったな…さっきから15分経ったし…もう,寝るか…
トントントンっと最近よくやってるリズミカルに階段を登る
イギリスが寝てるからちょっと静かにドアを開けた―――
そこに居たのは,寝ているイギリスでもなく,寂しがってるイギリスでもなく,フランスの枕や布団をクンクンと嗅いでいたイギリスだった
はぁ?…どういうこと?なんでまだ起きてるの…?しかも,イギリス集中してこっちに気づいてないっぽいし…呼吸も荒い…どうして?なんで?僕の枕を…?構ってもらうため?いい匂いだから?一生懸命考えるけどしっくりは来ない,こうなったら本国に話すしか無い,か
「イギリス,」
「へぁッ…うぇ!?フランス…しゃん?」
「何やってたの?」
フランスのいつもと違う雰囲気を感じ取ったのか涙目になる,
「えっと…その…また…変なのになっちゃって…ふらんしゅさんの…嗅いだら…いい匂いで…ちょっと良くなったから…嗅いでまし,た…でもっ…いい匂い,でした,よ?」
途切れ途切れの声,どうやらイギリスはフランスが匂いが臭くないか気にしてると思っているみたいだった
なんで…そんなに僕のを求めて?…今なら襲っても嫌われない?今なら…発情期の今なら…大丈夫,だよな?
そう思ったのが最後だった,イギリスの服を手つきよく脱がせていった,イギリスが戸惑ったような声を出していたがお構い無しに―――
コメント
4件
皆ァァァァァァ!こんなところひ神がいるぞーーーー!こんな神作にコメントが全然ないなんておかしーーー!
めっちゃ重い…!フランスの「子供だから」って自分に言い聞かせてるのに、理性と独占欲の綱引きが生々しくて胃もたれしそうだったわ。ラストの展開が…イギリスもイギリスでフランスの匂い求めてたのかよ、って二重の衝撃。この歪な相互依存、どう転ぶのか気になりすぎる🔥
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