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藍
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ぬんぬんふぁみ
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第4話 発表会のあとで
次のイベントの日。
私は朝から妹のピアノの発表会へ来ていた。
もちろん今日の予定は発表会が優先だ。
それは最初から決まっていた。
だけど、どうしても気になってしまう。
イベントの時間。
会場までの距離。
もし終わったあとに向かえば間に合うのだろうか。
そんなことを考えながらも、妹の演奏を見守った。
発表会が終わる。
時計を見る。
そしてもう一度イベントのタイムスケジュールを確認する。
一部は間に合わない。
だけど二部からなら行けるかもしれない。
その瞬間、心が少しだけ弾んだ。
急いで移動しながら会場へ向かう。
到着してすぐに特典券を購入した。
そして抽選。
引いた番号を見て思わず驚く。
一番。
まさかの一番だった。
今日は運が良いのかもしれない。
そんなことを思った。
だけど現実はそう上手くはいかなかった。
呼び出しの時間に間に合わず、結局入場したのは二十番台あたり。
せっかくの一番だったのに。
少しだけ悔しかった。
それでも会場へ入ると、そんな気持ちはすぐにどこかへ消えていった。
ライブが始まったからだ。
ステージを見つめる。
サイレントラプソディのライブを見るのはまだ二回目。
それなのに不思議と居心地が良かった。
そしてその日、もう一つの出会いがあった。
同じイベントに出演していたアイドルグループ。
その中の一人の女の子だった。
ライブ中、ふと目が合った気がした。
気のせいだったのかもしれない。
でも嬉しかった。
気付けばその子を目で追っていた。
笑顔も仕草も可愛かった。
サイレントラプソディを見に来たはずなのに。
気付けばその子がステージのどこにいるのか探している自分がいた。
こんなことは初めてだった。
ライブが終わっても、その余韻は残ったままだった。
そしてこのあと私は、メンバーとの特典会へ向かう。
今思えば、この日の特典会は忘れられない時間になった。
-
ライブだけでも十分楽しかった。
だけど、この日の思い出はまだ増えていく。
そして私は、何気ない一言に思わず心を掴まれることになる。
第5話へ続く。
コメント
1件
読了しました〜! 抽選で1番引いたのに、時間間に合わず二十番台…その悔しさ、すごく分かるし、切なかった😢 でもライブが始まると一瞬で吹き飛ぶ感じ、好きな推しの現場あるあるだな〜って思ったよ笑 そしてアイドルの女の子と目が合った…!新しいときめきの予感…?! 「こんなこと初めて」って一文にドキッとしたし、次の特典会がもう気になる!! 続き待ってるね、ともともさん🌙