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ミスター銀さんサイド
「うーん」
「はっ!」
ここは一体どこだ?俺は確かすまない先生たちと一緒に怪鳥退治に行って倒したと思った怪鳥にさらわれて、、、
、、、本当にここどこだ!?
俺は怪鳥に傷をつけられたのか痛む体を咄嗟に起こして周りを見る。ぱっと見ただの木造のこぢんまりとした部屋のようだ。最近
建てられたのかまだ木の匂いがする。俺が寝ていたベッドはシンプルなベッドで寝心地もよくふかふかだ。扉も特に鍵はかかって
いないように見える。どうやら窓はないようだ。
「それにしても、、、」
そう言って自分の体を見る。お腹や腕のあたりに包帯が巻かれていて少し血が滲んでいる。結構きちんとした処置がされているよ
うだ。
(とりあえず、ここがどこかもわからないし早々に脱出するべきだな)
そう考えていると、不意にドアが開いた音がしてそちらを見てみると短いくせのあるオレンジがかった赤い髪で髪の色よりも真っ
赤で口元が完全に隠れるほどのマフラーをつけていて、全体的に灰色と赤で構成されたコーディネートを身にまとった高校生ぐら
いの男?がいた。
?『お前。起きてたのか』
(声的にもこいつは男か。というか突然現れてなんだ急に)
「、、、、、、」
?『別に自分はお前に危害を加えるつもりはない。それにそれをしたのは自分だ。』
そういって目の前の男は俺の治療の後を指差す。
「あっそうなんですか?それはありがとうございます。」
どうやら彼は悪い人ではなさそうだ。
?『というかお前は誰だ。なんで怪鳥に襲われてたんだ?』
「えっと、俺はミスター銀さんです。怪鳥に襲われてたっていうか俺の仲間と一緒に怪鳥を倒したと思ったらさらわれてしまっ て、、、というか俺気づかないうちに攻撃されてたんですか!?」
?『ああ、自分の家の外が騒がしいと思ったらそんな感じでな。騒音の原因の怪鳥は倒したが、傷だらけのお前を放置するわけにもいかねえし。』
?『、、、仲間がいるなら早く帰ってくれ。ここにいてもどうしようもないだろ?』
「そんなぶっきらぼうにいうけど案外優しいんすね。」
?『、、、昔の自分なら絶対にしなかった。アイツ等に影響されたんだろ。それにこれは自分の贖罪でもある。、、、少し喋りすぎたな。』
なんか一瞬悲しそうな目をしたな。俺達みたいに過去になにかあったんだろうか?
?『というかお前仲間からの迎えの手立てはあるのか?実質ここ全然知らないやつの家だが。』
「それは多分大丈夫だと思います。一応俺達全員に仲間のpcにつながるgpsが付いてるんで」
あっなんか手を額にあてた
?『、、、、、、、、すまない。それは自分が壊してしまった。』
「えっ?」
「、、、、、、、、、、、、」
「おいいいいいいいいい!?」