テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この作品はnmmn二大禁です。全てがフィクションであり、実際に存在する方々や団体などとは一切関係ありません。ありがたいことにコメントを頂ける際は、伏字など対策をお願いします。
ルールを守って楽しみましょう。
cp: 💚🩷
side 💚
とある番組の収録が終わって、昼時だからか分からないが、屋上が解放されていたのに気付いた。
そういえば今日はまだ空をちゃんと見れていない。
そう思って屋上へと足を運んだ。
屋上には、偶然か佐久間がいた。
空を見てる佐久間が変に綺麗で、キラキラ輝いていた。
俺に気付いて振り向いた佐久間はいつものように二パッと笑いかける。
その笑顔がどうしても可愛くて、眩しくて、守りたいと思った。
🩷阿部ちゃんだ!
俺の名前を嬉しそうに呼ぶ佐久間が、好きだと思った。
──あ、そうか。俺は、あいつに恋してるのか。
思わぬ時に、自分の心の内を自覚した。
side 🩷
今日初めての仕事が終わって昼は何にしようかなぁなんて考えていると、屋上が開けられているのを目撃した。
そういえば最近、SNSに空の画像をあげれてない。折角だから撮っていこうか。
そう思い俺は屋上へと足を踏み入れた。
チラリと空を見やる。
空を見ると阿部ちゃんを思い出す。
今日も太陽の主張は激しく、天気予報もきっと晴れマークだらけだったんだろうと想像がつく。
ふと人の気配を感じて振り返ると、後ろには件の阿部ちゃんがいて、にっこり俺に笑いかけるものだから思わず笑顔になる。
阿部ちゃんを思い出していた時に阿部ちゃんと会えるなんて、今日はすごくラッキーな日だ。
🩷阿部ちゃんだ!
どんなに太陽が暑くても、空が分かる阿部ちゃんには適わないだろうと思った。