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#BL
kaede🍁
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おその★
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篝火

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少しずつ料理も少なくなり、賑やかだった部屋は穏やかな空気に包まれていた。
そんな中、岩本が一度深呼吸をして口を開く。
「みんなに、ちゃんと話したいことがある。」
自然と全員の視線が集まる。
隣に座る深澤も、小さく頷いた。
「俺たち。」
「何年も前から付き合ってる。」
部屋は一瞬静かになったが、その静寂はほんの数秒だった。
「やっぱり!」
ラウールが思わず立ち上がる。
「俺、絶対そうだと思ってた!」
宮舘は静かに微笑む。
「ようやく本人たちの口から聞けた。」
阿部も目黒と顔を見合わせて笑う。
岩本は照れ笑いを浮かべながら続ける。
「これからは。」
「もう必要以上に隠さない。」
深澤も隣で頷く。
「恋人としても。」
「メンバーとしても。」
「ちゃんと向き合っていきたい。」
その言葉を聞いたメンバーは、一斉に拍手を送った。
「おめでとう!」
「末永くお幸せに!」
「やっと言えたな!」
「よかった!」
温かい祝福に、岩本と深澤は照れながら頭を下げた。
すると康二が何かを思いついたように手を叩く。
「あ。」
「ふっかさん。」
「これから女の子で一人暮らしやろ?」
深澤が頷く。
「まあ、一応。」
「危ないやん。」
康二は当然のように言う。
「照兄ぃと一緒に住んだ方がええんちゃう?」
「確かに。」
ラウールもすぐに賛成した。
「安心できる。」
佐久間も大きく頷く。
「決まりだね!」
「え、ちょっと待っ……」
深澤が口を挟もうとする。
岩本も「まだ心の準備が……」と言いかける。
しかし。
「同棲決定!」
「異議なし!」
「はい決まり!」
多数決どころか、全会一致だった。
深澤は苦笑しながら岩本を見る。
「……決まっちゃった。」
岩本も笑うしかない。
「よろしく。」
「こちらこそ。」
そのやり取りに部屋中が笑顔になる。
するとラウールが今度は渡辺を見る。
「翔太くんは?」
「これからどうするの?」
渡辺は迷わず答えた。
「俺?」
「一人でいい。」
「却下。」
ラウールが即答した。
「え?」
「危ないじゃん。」
康二も真面目な顔で言う。
「俺ん家来る?」
ラウールが負けじと手を挙げる。
「いや、俺が!」
「いや、だから俺は……」
渡辺がもう一度言おうとした、その時だった。
「翔太。」
静かな声が響く。
宮舘だった。
「俺の家においでよ。」
全員が宮舘を見る。
「俺が面倒見てあげる。」
渡辺は思わず目を丸くした。
「いや、本当に一人で……」
「却下。」
今度は全員が声を揃えた。
「一人はダメ。」
「でも……」
「舘さんなら安心。」
「幼馴染だし。」
「料理も上手だし。」
「最高じゃん。」
話は驚くほど早く進み、
「じゃあ翔太は舘さんの家。」
「決まり。」
「決定!」
渡辺は頭を抱えた。
「……俺の意思は?」
「ちゃんと聞いたよ。」
ラウールが笑顔で答える。
「でも採用されなかっただけ。」
部屋中に大きな笑い声が響く。
渡辺も最後には苦笑しながら肩をすくめた。
「……もう好きにして。」
その一言で、再び拍手が起こった。
夕方になり、楽しい時間も終わりを迎える。
部屋を片付け、テーブルを囲んでいた九人は一人ずつ立ち上がった。
「またね。」
「気を付けて帰れよ。」
「連絡しろよ。」
いつもと変わらない挨拶を交わしながら、それぞれの家へ向かう。
阿部は目黒と並んで歩きながら振り返る。
今日一日で、たくさんのことが決まった。
不安もあった。
それでも、それ以上に心強さを感じていた。
九人で歩む未来が、少しずつ形になり始めていた。
コメント
4件

えっゆり組は付き合ってないの… いわふか公表 これで3組強制同棲だね。
❤️💙ゆり組♪
今日は4話更新しました。 ❤️💙は45話あたりから出て来ます。