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「え、これどうすんの?」
吉田、いや犯人から画像が送られてきて10分、4人は悩んでいた。
「じんちゃんの身が危ないから早く助けに行きたいけど場所が…」
「写真見た感じ家とかでは無さそうやな」
「まずマネージャーと警察に」
そう言って塩﨑が電話しようとした時
「待って」
勇斗が止める。
「変に警察に動かれると相手を刺激しかねない」
「いや、吉田さんが危ないんよ…?」
「分かってる。だからこそ俺は、俺らで助けたい」
そう言って、勇斗は仁人の携帯に電話をかけだした。
「え、はやちゃん!?」
「もしかしたら、情報を聞けるかもしれないだろ。」
4人の視線は勇斗のスマホに集まっていく。
プルルルル…
プルルルル…
「出ないんちゃう…?」
プルルルル…
プルルル
「…繋がった」
柔太朗がスピーカーボタンを押す。
「そこのお前、仁人になにした」
いくら反応を待っても相手からの返事は無い。
「きいてんのか」
今にも問い詰めたい気持ちを抑えて、じっと待つ。
「………」
どれぐらい待ったか。
「なぁ、いい加減に」ガタンッ
『…!……あ……や…!…!』
ガシャン
「…?!おい、仁人!?」
「じんちゃん!!」
部屋中に響き渡る叫び声と鈍い金属音。
『……!…から……だか…やめ……!』
「じんちゃん!!!!きこえる!?」
『いるか…!あい…らには手…出さないで…!!』
「仁人!!!!!!」
プーップーッ
「くそっ…!」
勇斗は思い切りスマホをテーブルに叩きつける。
「ねぇ、早くしないとじんちゃんが!」
「だけど、どうすんの!?結局何も聞けへんかったし」
「手当り次第探す!?」
「それじゃきりねぇよ!」
意見が飛び交うが中々良い解決策が浮かばずに時間が過ぎていく。
塩﨑と舜太は今にも部屋を飛び出しそうなのを我慢している様子だった。
「ここら辺で人気のない場所って言ったらどこなんだ?例えば、、路地裏とか倉庫、とか」
「この辺の近くだったら…前にロケで通りかかった倉庫ならあったはずだけど…?」
「でもそことは限らないよね、犯人は1人?」
「電話を聞く分には多分そう」
「…皆で行こう」
そう切り出したのは舜太だった。
「もうどこにいるかわからんけど、俺らならきっと見つけられる。そうやろ?」
今にも泣き出しそうなのを、耐えて続ける。
「俺らが守るんや。じんちゃんを、M!LKのリーダーを。」