コメント
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隠し味は愛情って自慢げに言うnrくん可愛いっ、!! てぇてぇをありがとうございます!!
うあぁぁぁぁぁぁ'' てぇてぇーーーー(泣)
スマイリーくん視点
スマなろアニメネタ若干あり
それでもいい方はどうぞ↓
何気なくテレビを見ていた
先程動画を投稿し終わり暇なのだ
机に置いてあったスマホからピロンと通知音がなる
「なんだろう、、?」
中身を確認するとなろくんからのLINEだ
【スマイリーくん、今日空いてる?】
の文字
さっき言った通り暇でなんの用事もない
【うん!空いてるよ!】
と、返す
【本当!?良かった~!じゃあ、近くの公園に来てね!】
と、すぐに返信が来る
【分かった!すぐ行くね!】
と送り返し、出かける準備をする
歩いて5分もかからない程の距離の公園についた
休日ではないが、学校から帰って来た小学生が遊んでいる
その奥でベンチに座っているなろくんの姿があった
「なろくん!来たよ!」
と、話しかけるとすぐに笑顔で振り向いてくれた
「スマイリーくん!ごめんね急に呼び出して、、!」
「ううん、いいよ暇だったから」
そんな会話をしていると、なろくんが持ってきた灰色の手さげバッグから何かを取り出す
白い小包のような袋だ
「今日バレンタインだから、スマイリーくんにあげたくて!自信ないけど、、、」
彼は少し照れ臭そうに言う
なろくんの作ったものなら何が出ても食べるつもりだが、、
開けると、星やハートの形をしたチョコがあった
カラースプレーなどの飾りがあって可愛い
「それじゃあ、いただきます!」
渡された袋からチョコを取り出す
口の中に入れると、すぐに広がるほろ苦いビターチョコレートの匂いと味
すごく美味だ
お米をミキサーに入れたり、洗剤で洗っていた人が作ったものとはとても思えないような()
「ど、どう?美味しい、、?」
彼は凄く不安そうな顔で見てくる
「すっごく美味しかったよ!ありがとう!」
そう言うと、彼の顔が風が吹いた花畑のように笑顔に変わる
「良かった~!喜んでもらえて!」
それから残りのチョコも一つずつ味わいながら食べる
その度になろくんが笑顔になる
見ていてこっちまで嬉しくなってしまう
「ごちそうさま!」
「全部食べてもらえて良かった!」
「すっごく美味しかったよ!何か隠し味でも入れたの?」
そう言うと、なろくんは少し自慢気に
「実は隠し味入れたんだ!何だと思う?」
と言う
少し考えてみたが変な味はしなかったし、変な色でもなかったので難しい
それよりもなろくんがはやく答えたそうな顔をしている
「もうギブアップ!正解はなに?」
するとなろくんは更に自慢気に
「実は隠し味は愛情だよっ!」
なるほど、なろくんらしい
「愛情か、すっごく美味しかったもんな、、」
「スマイリーくんにはチョコだけじゃなくて愛も届けたかったんだ!」
そう言われ少し照れてしまう
それからは何気ない話で盛り上がりだんだんと時間が過ぎていった
「あ、もうこんな時間!」
「そうだね、もう帰ろっか」
お互いに別れを言い自分の家に帰る
これはホワイトデーに何かお返しをしなくてはいけないな
実際、自分もお菓子作りには自信がない
だが、大丈夫 僕には
“隠し味があるから”