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東京都中野区で男性の遺体が見つかった。幸男は恋人の奈美と現場に来ていた。
「被害者は秋田信夫30歳後頭部に打撲跡があります。」後輩の鈴木が報告した。
「結構殴られてるな。」
「被害者の腕に抵抗した傷痕があるわ。」奈美はじっくり遺体を見た。
「お前ら来ていたのか。」
「嘉山警部仏の腕に抵抗した傷痕があります。」幸男は警部に言った。
「くっきりついてるな藤垣先生に見てもらおう。」遺体は解剖医の由真のところに行った。
「此れ犯人女かもほら爪が長くないとこんなに傷いかないわよ。」
「犯人は女か奈美聞き込みに行くぞ。」幸男は奈美と聞き込みをしに行った。
「この男性見覚えありませんか?」奈美は秋田の写真を見せた。
「先週若い女性と来てたよ。」定食屋の女将が答えた。
「何曜か覚えてますか?」
「確か14日の金曜日だったよ。」二人は女将の証言をたよりに若い女性の身元を探した。
「あの女性に聞き込みしよう。」幸男は金髪の女性に近づいた。
「あなた秋田さんをご存知ですか?」
「この人うちの常連だよ。」と片言の日本語で言った。
「あなたは先週の14日に定食屋に行ったんですね。」
「行きました。」女性は頷いた。
「警部金髪の韓国人が秋田と定食屋に行ったことを供述しました。」
「そうかで女性の名前は。」警部は幸男に聞いた。
「店のボーイに聞いたところ孫由淳フィーナと言う源氏名でナンバー1ホステスだそうです。」
「秋田はソン・ユジュンと定食屋に行っていたのか。」警部はふむふむと頷いた。
「はい。」奈美は返事した。
他の班も戻って来て会議が行われた。
「被害者は秋田信夫30歳職業はコンサルタント会社次長彼は14日の金曜日に定食屋にホステスの孫さんと行っていました。」奈美は皆の前で報告した。
「引き続き孫を捜査してくれ。」岡部管理監が言った。
「孫が居る店は此処ですか?」鈴木が聞いた。
「そうだ。」
店で見張ってると孫が入って行った。
「孫が店に入りました。」幸男は無線で報告した。
「了解。」先輩の滝谷が反応した。
「孫さん署までご同行出来ますか。」孫まで連行された。
「お前が秋田を殺したんだろ。」
「私殺してません!」孫は否定した。
「じゃぁ誰が…。」
「秋田さんは月て言うオネェも気に入ってた。」孫は警部に言った。
「ほんとか?」鈴木は聞いた。
「私嘘つかないよ。」と首を横に振った。
次の孫が亡くなった。
「鋭利な刃物で刺されたか。」
「そうみたいね。」二人は孫の遺体をまじまじ見た。
「月て言うオネェを探しましょうか。」鈴木は提案した。
「孫の証言が正しければ月相当怪しいかも。」
奈美は鈴木に言った。
「よし行こう。」幸男は奈美たちを誘導した。