呪詛師特別部隊が解散した後、メンバーたちはそれぞれの道を歩み始めることを余儀なくされた。朱音は部隊を去り、新たな任務を模索し、透は未だに神風を追い続けることを決意する。
「これで終わりじゃない。俺は…神風を絶対に止めてやる。」透は独り言ち、視線を鋭く空に向けた。
朱音もまた、自分の中で一つの決意を固めていた。「解雇されようと、私にはまだやるべきことがある。」
かつて共に戦った仲間たちが次々と倒れ、そして裏切り、今は敵として立ちはだかる神風。その現実を受け入れながらも、朱音はまだ希望を捨てていなかった。
特別部隊が解散されたことで、政府内に新たな動きが起こっていた。神風を追跡し、捕らえるために編成される「呪詛師狩り部隊」。それは、異能者同士の新たな対立を引き起こす兆しでもあった。
「奴らが俺たちをどう思おうと、関係ない。だが…神風だけは俺が倒す。」透は呟き、冷たい風の中で新たな決意を固める。
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