目が覚めるとそこは、アンダインとの戦闘前だった。
完全にセーブのし忘れだ。
感覚が無さすぎて、考えてなかった。
………
とりあえず…
一旦アンダインとの戦い終わらせるか。
そこから数十分人間が、ラブレターを貰う所まで隠れながら見届けた。
前の話通り、オイラは研究所に関与できない、 正直、あの世界でPルートを目指すつもりだったんだが、そこら辺は落ち込んでも仕方ない。
ロードしたら、倦怠感もすっかり消えてしまい、少し脳はバグっているが、やるしかないか。
サ「そう言えば、今回キャラは出てこないのか…?」
パ「キャラ…と言うのは兄弟の友達なのか?」
サ「うぉわぁお!??」
な、なんだパピルスか…
急に背後を取られ驚いてしまった。
サ「あぁ、腐れ縁ってやつだ。」
パ「腐れ縁?」
サ「あぁ、仕方なく関わり続けてる。みたいな関係のことさ。」
パ「なるほど!つまりあのお花が言ってたようなことか!」
サ「あのお花?」
パ「あぁ、オレサマの友達だったお花さんが確かそんな言葉を言っていたぞ!」
サ「フラウィーの事か…そう言えば…」
『【ソレ】をしたいなら、『ナイフ』をポケットに入れなよ。多分役に立つよ。』
そうだ!まだやらなきゃ行けない事があった。
サ「すまん兄弟、行かなきゃいけない野暮用があった!」
パ「んん?なるほど、兄弟も大変なんだな!よし!この偉大なるパピルス様が許可してやろう!行ってこーい!!」
そうして、オイラはその野暮用を済ました。大事な事だからな。
そこからしばらく経った、残した時間は色々なモンスターと話すのに回した。
パピルスはあの時、アルフィーとの訓練を終わらせ、その帰りだったらしい。
それなら納得だな。
アンダインは、今家で仮眠をとり、人間はアルフィーの居るラボに向かっている。
つまりもう、来るんだろうな。
その時が。
さぁ、最終試練。
その【最難関】に取り掛かるか。
スノーフルとウォーターフェルを繋ぐ洞窟。その経路の途中にある『バグ』。
そこで会える1番の問題。
お話と行こうぜ。
ガスt
サ「よう、久しぶりだな。」
?「──────────」
サ「あったのは1回限りだったよな。」
サ「まさかあのランダムイベントを引き直すまでやるとは思わはなかったぜ。」
サ「今思えば、こんなに都合の良いチャンスが生まれたのも、お前さんと出会った違和感のおかげかもしれないな。」
?「──────────」
サ「まっ、正直そんな事は問題じゃないんだ。アンタが邪魔さえしなきゃいいんだ。」
?「──────────」
サ「味方か敵かも分からない1番の謎、最難関であり、特異点であるアンタがな。」
?「──────────」
サ「アンタがあの研究者であろうと、それを乗っ取った『何か』であろうと、今はもういいんだ。」
サ「アンタは『敵』か?『味方』か?それとも『無干渉』のバグなのか?」
G「🖐🏻 ✌🏻💣 ⚐☠︎ ۞⚐✝︎☀︎ 💧🖐🏻👎🏻☜」
サ「はは、そうかよ。」
時間だな。行くとしよう。
サ「もう行くぜ、また…いや、この言葉をお前さんに言うのは止めておくぜ。」
そうして、その場を後にした。これで多分問題ないと思う。
そうなったらあとは、みんなの元に向かうだけかな。そうしてオイラは向かった。
ニューホームのその奥。
バリアに。
暗く、狭い通路。
その先に見える小さくも強い光、
モンスターを封印するバリアの光。
それを破る為に、人間は奮闘し、本来ならラスボス『アズリエル』に勝利する。
だが、今回人間の『ソウル』は見せ掛けの偽物で、実際の『ケツイ』を持ってるのはオイラだ。
つまり人間はやり直せない。
『ケツイ』を抱き続けて行う復活も今回ばかりはムズいだろう。
つまり実質オイラと『アズリエル』の一騎打ち、それに勝つ為に必要なものは恐らく…
へへへ、これなら何とかなるかもな。
さてっ、
また始めるか。
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