あてんしょん
マブダチ(rbr×sho)でアイドルパロ
腐ってます。
地雷の方は黙って戻りましょう。
ではどうぞ
黄色い歓声が上がり、ペンラは夜の街の光と同じくらいまばゆく輝いている。
sho「盛り上がってこーぜ!!!」
会場いっぱいに響き渡る俺の声。俺は、超人気アイドルグループのセンター。
もちろん人気はナンバーワン!!
俺には密かに片思いしている相手がいる。
熱心なファンの人だから、思いを伝えるわけにはいかないけど。今日もきっと来ている。あまり背が高くないからだいたい舞台からじゃ見えないんだけどね。
今でも不人気ネタでイジられる俺。昔はほんとうに他のメンバーと比べて圧倒的に人気がなかった。
それでも応援してくれるファンの方はいて、その一人が彼だった。
低い背と、桃色の瞳がなんとも可愛らしい。そんな見た目とは裏腹にしっかり鍛えられた筋肉と男らしい声。その声は誰よりも響き渡り、俺の背中を推してくれた。
精一杯の声で応援してくれる彼に、いつしか、『like』では済まされない感情が芽生えていた。
rbr「あ!shoさん!」
ライブ終了後の会員限定サイン会。
sho「おおー、今日も来てくれたんか!本当にいつも応援ありがとう!!」
rbr「いやー、まさか5年前からここまで上り詰めるとは…、流石です!」
sho「みんな応援してくれたからやで、ほんまに」
ほら、君はいつも敬語で、推しとしてしか俺を見てなくて。それでも十分嬉しいけどさ…。
こいつと会うといつも変な感情が込み上げてくる。耐えないと…、ファンの前でそんな顔見せたらいけない。
滲んだ視界のまま色紙にサインを書く。特別にお気に入りの豚バッジの絵も描く。
sho「これ、特別やからな」
rbr「…!はい!これからも、ライブ頑張って!応援してます!」
顔をキラキラ輝かせて、本当に幸せそうだ。そして、順番待ちがあるのを確認すると、やや急いで会場を抜けていった。
sho「はあ…、何考えてるんや…」
着替えて楽屋から出て、さあ帰ろうとしたところでふいに声をかけられた。
「君、かわいいね」
あ、これヤバい人や。
sho「いや、俺女じゃないし忙しいので」
立ち去ろうとすると肩をつかまれる。体格差でどうしても勝てない。
「いいじゃん、男でもかわいいんだから、ね、今から俺と一緒に来ない?」
ねっとりとした声でそう言われ、吐き気が襲う。近くには車。これはマズイ。
ずりずりと引きずられ、何とか抗おうとするも無駄なようだ。
目に涙が浮かぶ。
sho「rbrぉ…、たすけて…」
「rbr?誰だよそれ」
声に怒りがこもる。もうどうでもいい。
rbr、ほんとに、たすけて!!!
rbr「おい、あんさん、何しとんねん」
この声は
sho「rbrっ…!グスッ」
「いや、この子今から俺と一緒に行くから」
rbr「は?どう見ても嫌がっとるやろ、離してやれや」
と言ってこいつの手を掴む。
「お前みたいなチビに何ができんだよ」
確かにこの不審者のほうが二回りくらい大きい。でも、そんなこと別に関係なかった。
rbrは腕を掴んでいとも容易く俺からこいつの手を離すと、そのままぶん投げて地面に叩きつけた。
rbr「はあ…、警察呼んだからな、大人しくしとけ」
そう言って不審者を気絶させた。
かっこいいなあ…。
sho「あ…、」
rbr「だ、大丈夫でしたか!?」
sho「う、あ、ありがとう…っ、グズ」
そう言ってrbrに抱きついた。
rbr「おわっ!?」
これなら、今日くらいなら、許されるやろ?お願いだから、許して欲しい、ごめんrbr。俺がお前に抱いてる感情は、お前が想像してるものよりずっとたちが悪いんや。
rbr「そういえば俺の名前必死に叫びよったけど…」
sho「ぅえ?」
あ、ヤバい。感情に任せすぎた。これ俺がヤバい人認定されてSNSで拡散されて人生詰みや。
rbr「お、俺のこと、気にかけてくださったんですか?」
ああもう面倒くさい。今更や。全部ぶちまけてやる!!
sho「おれっ、お前のこと、す、好きやってん!//ずっと!彼氏にしたいなって!!//でも、でもぉ…」
ファンとアイドル だから…、どうにもならんやん。
rbr「はえっ、?//」
そのまま泣いた。涙は冷たくなって頬を流れていった。
sho「ごめん、なんでもないよ。キモかったよな…」
このままコイツの前にはいれない。駅の方へ走り出そうとする。
後ろで、待って!!と叫ばれた。思わず振り返る。
rbr「待って!!俺もっ、shoさんのこと、好き、やから!」
sho「……」
rbr「ファンとして、じゃなくて、こ、恋人として、好きやから!!//」
その後、rbrは全部俺に説明してくれた。
なるほど、コイツも俺と同じでアイドルとファン、という関係に悩まされてきたんやな。
sho「なーんや!、両想い、嬉しいわあ…//」
rbr「よかったぁ…//」
幸せに包まれて、こんなに寒いというのに顔だけは熱い。
冬の空にはたくさんの星がまたたき、新しい俺らの関係を祝福してくれているようだった。
――――――――――――――――――――――――――――――
まぶ!まぶです!うわあああ。
なんかこういうネタn番煎じな希ガス。仕方ないんです私馬鹿だから思いつかないの。すみません…。
有名人って恋愛事情とか大変そうですよね…。全然知らないんですけどね。
お次は誰かな?それでは、さようなら〜
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!