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血怖闇 死暗🩸洋ホラー作家🔪
#オリジナル
重田💋(omoda)
376
KOKUGA
123
#怪異
×××
3,129
俺は呪われてる…………悪魔って存在にな。自分でも怖いって思う。俺じゃない人格がたまに出てくるんだ。
けど、こうなりたくてなったんじゃない。
※これは悪魔憑き〜猟奇殺戮の続編作品になりっp なのでホラーや恐怖表現、描写が苦手な方はご注意下さい。
変更点として今作は過激な描写は少なく、悪魔ホラー要素重視の作品となっています。
俺がおかしくなったのはある時、それも突然の事だった。全ての始まりは今から数十年前の事。
「それじゃあ、また」
俺はそう言って学校から帰宅する。
「おかえりなさい、今日の夕食は貴方の好物を作る予定よ」
「ははっ、それは楽しみだ」
そうして俺は自分の部屋に行き、夕食が出来上がるまでの間暇潰しをしていた。この時はまだ平凡な普通の日常が、まさかあんな事になるなんて思ってもいなかった。
日常がおかしくなり始めたのは、ほんとに突然だった。
それはある日、何時ものように家に帰ってゆっくりと時間を過ごしていたその時……「なんだ……なんか誰かに見られてるような……」
まだこの時は気のせいだと、きっと疲れてるだけ……そう思い過ごしていた。
けど、気のせいじゃなかった。
「やっぱり何かに見られてるような……泥棒でもいるのか」
そこで、一度母さんに相談してみる事に。
「母さん、ちょっと相談というか……聞いて欲しい事があるんだ」
「あら、エルヴィン。どうしたの……?」
「実は此処最近ずっと、誰かから見られてるような視線を感じるんだ」
「え……?」
母さんは当然困惑する、そりゃそうだよな。
「気配はずっとするの?」
「うん……ずっとしてる、特に夜になると余計に……」
最初は気配がするだけだった、けど日が経つにつれて少しずつ妙な事が俺の周囲で起こり始める。
「あれ……こんなとこ怪我してたっけ……何処かで転んだのか……」
気配を感じるようになって暫く経った時、突然俺の首元や手足……複数箇所に見覚えのない痣や傷が出来ていた、しかも気味悪いのは俺にその心当たりのある記憶がない事、明らかにおかしい。
「やっぱり絶対おかしい……何だよ、何かこの家に居る」
視線だけじゃなくてたまに声も聞こえる、その声はまるで俺を誘い込んでるような……そんな声が。
日に日に広がっていく痣、それに遂には俺自身の身体にも影響が出始め、夜だって思うように眠れない日々が続くように。
「エルヴィン…………大丈夫…?」
「……………大丈夫だよ、心配してくれてありがとう……けど大丈夫だから」
そう言って俺はひたすらに疲れてるだけ、そう言い聞かせていた。
夜になると物音も、声も全ては深夜に全てはおかしくなる。
「今日も眠れない……誰か居るなら出てきてくれよ……!」
寝不足が続いてた事もあって、苛立って怒鳴るように声を荒げた。けど、当然空間一体は静寂だけが漂って、人影も何も無い。
それでも、何だか視線を感じる、それも直ぐ近くに迫ってきているような…………そんな気配を感じる。
「……………………っ………」
俺は怖くなって声が出なかった。逃げなきゃ、逃げなきゃ、助けを呼びたい……でも身体が何でか動かない。
そうしていると、ゆっくりと何かが俺の傍まで近付いている気配がした。そう思った瞬間、その黒い影は不気味な程に気味悪い笑みを浮かべて、そっと這い寄ってくるように降下してバクっと強い力をかけて噛み付いてきた。
更に、今度は背後に影は移動し突然俺の背中は激しく凍りつくような冷たさを感じ、気持ち悪さを覚えた。
その直後、気づけばいつの間にか気を失っていた。
「……………………」
あの奇妙な出来事から一夜明け、目を覚まし起き上がった途端気怠く脱力状態になってて、全身が重たい。
「おはよう、エルヴィン。あれから……大丈夫?」
「………………………………」
「エルヴィン……?どうしたの……?何処か具合悪いの…………?」
「……………………大丈夫だよ」
俺は母さんに心配かけたくなくて隠した、ほんとは全身重たくて動くのも正直にとこしんどいくらい、原因不明の倦怠感が襲ってる。
けど、顔色で直ぐそれは見透かされて、「エルヴィン、顔色優れないみたいだけど……」
「母さん…………、大丈夫だから」
「何かあったら、抱え込まないで私達を頼って良いからね」
「…………ありがとう」
そうして俺は少し休養しようと自室へ戻る。部屋に戻った途端一気に身体が重たくなって全身に酷い倦怠感が押し寄せてくる。
ほんとに俺の身体、どうしちゃったんだろうな。身体が熱い、それに悪寒もする。
「エルヴィン、大丈夫……?
母さんが様子を見にきてくれたみたいだ、動きたい………そんな俺の意思に相反して身体は思うように動かない。
部屋に入ってきた母さんは俺の顔色を見て、慌てた様子で駆け寄った。
「エルヴィン…………、酷い熱……後で私の方から学校に暫く休むようぬ連絡しておくから、ゆっくり休んでて」
「………………ありがとう……」
結局母さんに迷惑かける事になってしまった。暫くは休む事になった。
「はあ、全然力が入らない……」
背中に何かのしかかられてるような、そんな重み。寒気も止まらない。
「……………!!?」
気配を感じて後ろを振り向くも、其処には何も居ない。でも、確かに俺を睨んでるような視線……そんな気配を頻繁に感じる。
「誰も居ないのかよ……何だよ」
この日を境に、俺は俺じゃない人格が出てき始め、それと同時に不気味な現象も日常的に起きるようになった。
椅子が一人でに動いたり、ベットやテーブル……家に置いてあるあらゆる物が不自然に浮遊したり、不可解な事はこれ以外にも電化製品の故障が相次いでるって事、俺がおかしくなり始めてから、それに伴うように周囲の至るところにまで影響が及んでる。
「この家、それにエルヴィンの様子もここ最近ずっとおかしい、一体何が起きてるの……?」
「………………………………」
「エルヴィン…………」
コメント
1件
うわあ、じわじわくるタイプのホラーですね……。最初はただの「視線感じる」から始まって、痣や倦怠感、人格の変化まで広がっていくのが怖い。特に「背中にのしかかられてるような重み」とか「振り返っても誰もいないのに睨まれてる感覚」って描写がリアルで、読んでてゾッとしました。まだ第1話なのに既に日常が侵食されていく感じがじわじわ来て、続きがすごく気になります……!