狭いお風呂の洗い場で、大きな颯ちゃんが屈んで私の脚を洗うと
「颯ちゃん…髪に泡……ついたよ」
「シャンプーするからいいぞ」
いや…そういう問題でなく…あなたの髪が私の体の泡を掬っているところが問題だと思うんです…
「…ありがと…シャワー出すよ」
「まだ全部洗えてないだろ」
まさかと思ったら…颯ちゃんはそのまさかを通り越して来た。
これって…嫌って言えばやめてくれるんだよね…ぅふっぅ…っ…ン……下腹を思わず引っ込めながら息を止めた。
彼は私の右側で膝まづき右手で内ももを撫で上がってきたと思ったら、左手はお尻の割れ目をなぞるように…ツルリ…脚の間を颯ちゃんの左右の手が前後する…っ…ひゃっ…ぁ…んん…ビクッと脚が震えたのは仕方あるまい。
……私の股の間で彼の指が数本違う方向に蠢いているのだ。
「リョウ、ふらつくと危ないから前に手をついて」
狭いお風呂だから前に手をつくのは簡単だ…でも、目の前は細いけど鏡なんだよ。
「どうした?…鏡?湯気で曇ってて役立ってないな」
彼は私を見上げてそう言うと、また予想もできない指使いで私をよろめかせた…ぅん…ぁ……私が細い鏡の両脇に手をつくと同時に…くちゅ…颯ちゃんの指先は私の脚の間から粘り気のある水音を奏でた。
「そ…ちゃ…ん」
絶対に洗っているのではないと、いくら私でも気づく。
「もう…や…」
「そうか、嫌なことはしないからな。泡流そうか」
私からシャワーへと素早く泡だらけの手を移動させ、颯ちゃんは勢いよくシャワーを出す。
適温を確認すると私の背中へシャワーを当てながら……その飛沫が鏡のくもりをクリアにしていく。
慌てて壁から手を離し身を翻すと、颯ちゃんに片手で抱き止められた。
「可愛い…抱きついてきて」
そういうつもりではなかったけど、颯ちゃんは抱き止めた手を私の体に這わせながらシャワーを浴びる。
「もう…だいじょ…ぶ」
「背中は流れたな。次、前」
「大丈夫…自分で……」
「そうか。ならここ」
前は私に流させてくれるのか…だが彼の手は再び私の脚の間へと下りた。
「これ…泡…か?」
…ぁ…ぅん…ン……颯ちゃんはその中央に浅く指を侵入させた。
何も答えない私の中に彼の指が遠慮なく挿し込まれる…っふぅ…ぅん…ぁ……
「痛い?」
痛くはなかった。
それよりも、心臓が痛いほど動いている。
首を振りながら
「もう…出る……」
「えっ?出る?そんなにいいのか?」
私の言葉が通じなかったのか?
出る?
そんなにいい?
……ひゃっ…ぅんん…ン……颯ちゃんの指が大きく動き体が跳ねる。
「いつでもいいぞ」
…あぁ…ぅん…お風呂からいつ出てもいいと言いながら、私の奥深くを刺激してくるのは何故?
私が考える間に彼は軽く屈み、私の胸を口に含んだ…ぁっ…何……?
指が複雑に動いているんだけど…ふぅ…ぅん…胸も…気持ちいい…っ…ン……
「そぅ…ちゃん…怖い…」
「出していいぞ、感じるままでいい」
出していい?
出すじゃなく、お風呂から出るって言ったんだけど…あぁ…っ…ワケわからない。
脚に力が入らなくなりそうで怖い。
「ここ…立ってるの怖…ぃ……」
「風呂場なら思う存分吹いてもいいと思ったが、今日はここまでだな」
…吹く噴く拭く…?どういうこと?
コメント
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熱々甘々シーンなのにリョウちゃんと颯ちゃんのやり取りが…🤭颯ちゃんったらもう(σ・∀・)σツンツン🤭 リョウちゃん今日はここまでだなって言ってるけど終わりじゃないと思いまーす!お風呂場が終了で、次はベッドだと思いまーす🩷ྀི