その司教らしき人物は皆に何かを渡しているように見える、小さな赤い石が埋め込まれた何かだ
「シンあれは何だ?」
「分からない少し観察してみよう」
(シンについて来て良かったのかな…)
すると司教が少し周りを見渡したするとこちらを見て微笑んだ、だがあの信徒のようには襲いはされなかった。だが真は少し怖くなり城に戻ったそしてルペラにシールドを初めてかけて貰った布団の上を転がっている
「シールドってこんななんだなんか、丸いね」
「そんな強いのに見たことないんだ」
「うん、一応シールド持ってるけど使って木に少し強くぶつかったら割れて」
「まぁ専門だとか天賦じゃないから仕方ないよ」
そして真は納得しながらも何か不満そうであるするとルードが部屋に入りこう聞いてきた
「シンさん、今日目立つ柄を着た服の人は見かけませんでしたか?」
シンは0.1秒の間にほぼ悟ったそうこれは誤魔化さないと殺されるやつだと
「遠くから見ていましたがあまり見えませんでした」
「なら良いです。
ルードはかなり安心したように言った
ではシャウズさん入ってきてください」
(シャウズ?初めて聞く名前だな、初めて…!?」
真はすぐに気づいた今部屋のドアノブを握っている人物が司教だということに
「ルペラ今魔力共有したからシールド6枚貼って」
ルペラに囁きシンにシールドを貼ったそして真はいつでも逃げられるように称号を逃げ足に変えたそして片手に武器を持った
「初めまして、私シャウズと申します。少し聞きたいことがありお邪魔させていただいてます」
部屋に入ってきた時空気がいきなり重くなった気がした。そしてやはりシャウズは笑っている
「聞きたいこととは一体なんでしょうか…」
「すぐ終わりますのでご勘弁を、実は貴方にこの城の屋上から”見られていた”のでその詳細を聞きたかったのですが今ルードさんに言ってくださったことが本当であれば今回の件は私の勘違いですので、…あぁ!勘違いというのは私が皆さんに何を配っていたのかですよあれはパンを配っていたのです」
「あ、そうだったんですね上からじゃ何も見えなかったので」
「まぁそういう事ですではさようなら」
「はい。」
「…」
「…」
真は少し考えてから3人で話し合った
「ルードさん、あれは司教ですよね?」
「えぇそうですね司教No.7シャウズ」
「7!?戦ったらまずい相手ですよね?」
「そうですねリベットさんでも勝てるかどうか…」
「ちょっと話が私に追いついてないじゃない!」
「1つ思ったことがあるんですよ見られて言ってたじゃないですか?しかも俺がみた時は何かの中に赤い石のような物が嵌められていたんです。パンなんかじゃありません。」
「確かに不自然ですよね。もしかしたら次はない、みたいなことじゃないですかね?」
「そうかもね、ていうかシンもうアイツに関わるのはやめようよ危ないよ?」
「まぁそうだね近づくのはやめよう、父が司教を城に入れるとも考えられないしそれほどの相手なのかもしれない」
真は父が司教と同等の力を持つことを知ってはいたが真は父と少ししか戦っていないしかもあれは本気ではなかった
「ん?シンさんそういえばさっき赤い石と言いましたか?きっとですがそれは自分の力の限界を超えら代わりに数ヶ月後には人間性を無くしてしまう司教達の間でしか知られていないというものかもしれません。」
「そ、そんな」
真はフラッシュバックするかのように村の人達の感謝の言葉を思い出した真は何故か一度感謝された相手をまた救いたくなった、これこそが真の心の中にある優しさなのだろう
「一度救った相手ならまた救えるそう俺は思う。大丈夫司教とは戦わない行ってくるよ」
「待ってください!シンさん!」
「シン…帰ってきてよ」
真は疾走を使いすぐに街に着いたそこには司教と村人がいたそして真は司教と真正面から戦っても勝てないことを知っていただからこうすることにした
(信徒ですらあれだったんだ戦って勝てるような相手じゃない…ならば村の人たちにあの石の噂を広めさせよう!あそこで話してる女の人達にこの噂を吹き込もう」
そして真は2人に真実を教えた
「そうだったの!?」
「うわヤバァ!てかあれ貰ってた男凄いね!」
多分その男の人は司教に騙されたんだなと真は気づいた
続く
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