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花崎「あいつやべ〜とんでもねえやつだなあ」
佐藤「警察さんでも知らないとは驚きましたよ」
花崎「まあ表事しか俺等は知らねえんだよな〜すまねえけど」
佐藤「まあ工藤さんのことはいいでしょう」
とうとう二人となった参加者。最終局面となる。
0仁「嘘はついたことありますか?皆さん」
すると、突然甲高い声が場内に響く。0仁の声であった。
花崎「う~ん…刑事だから言いたかねえがまあある」
佐藤「ええ」
0仁「まあほとんどの人があるでしょう。というか嘘をついていない人はいないでしょう。この世界は嘘で満ち溢れていますから。それでは第三ゲーム嘘をついている人をこの3人の中で当ててください。それでは…スタート!」
花崎「は~ん嘘ね〜知ったこっちゃねえ」
佐藤「…3人…0仁さんも含まれているのでしょう」
花崎「へえ〜…知らね〜」
佐藤「なぜそんなに乗り気でないのです?」
花崎「あ〜?まあ嫌いだね。こんなお遊びは。俺あやっぱり一匹狼が好きだね〜。誰の迷惑もかけず好き勝手できるから」
佐藤「そうですか。じゃあ嘘つきは?」
花崎「あ〜?知らねえよ。おめえこそどうなんだよ」
佐藤「僕は自分を指します」
花崎「はあまたおめえ虚言を…」
佐藤「では誰だと?」
花崎「ああ?刑事舐めんなよ!水瀧碧斗をよ!」
佐藤「答えてくださいよ」
花崎「俺あ0仁だね」
佐藤「なぜ?」
花崎「おめえが死んだら教えてやるよ。はは!本山さあん!」
すると突然どこからか足音がしてきた。少し進むと足が止まりバン!という銃声が聞こえてきた。その弾は佐藤の頭を貫いた。
その途端、佐藤はその場で倒れ込んだ。しかし、まだ息があるようだった。
花崎「言ったろ?警察舐めんなよって!」
ゲホッと佐藤の口から血が出た。黒縁のメガネは遠くに飛んでいっていた。
佐藤「メガネ…」
左手を探り探り動かしていた。きっとメガネを探しているのだろう。
花崎「俺あ正義が嫌いだ!悪も嫌いだな!どっちも嫌いだ!」
足音が近くなる。そして姿を現した。
本山「誰がこの仕事誘ったよ?」
花崎「本山さんっすよ!」
茶色の髪に黄金色の細い丸い縁のメガネを掛けた男性が花崎のそばにいた。
佐藤「あ…し…しにた…く…な…い…いやだ…はな…さき…たすけ………」
その瞬間佐藤の動きが止まった。
花崎「死にましたかね?」
本山「ああ。きっとな」
花崎「ふう〜〜さっすが本山さん。0仁になるっちゅう事あ俺にゃあ思いつきませんよ」
本山「ふっ…刑事だったらもっと頭使え」
花崎「ああ…まあまあ」
本山「さあ行くぞ。署へな」
そうして花崎らはこの建物を出た。