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ーある日の緑中学校ー
MOB「なんでまだ学校来てるの?」
MOB2「もう来んなよ気持ちわりぃ」
zm「…….」
俺はいじめられている
理由は人と見た目が違うから
見た目で人を判断するなんて最低や
机には悪口、引き出しにはゴミ、椅子にはボンド、下駄箱には画鋲、毎朝毎朝最悪な気分や
そんな俺が学校に行く理由はただ一つ
”親が行けと言うから”
どんなに辛いと言っても
どんなに苦しいと言っても
そんな訳ない、甘えるな、迷惑を掛けるな。どうせ嘘
お前のためを思って言っている、学校へ行け
理解なく学校へ行かせる
俺はあの親のことが大嫌いで
血が繋がっていること自体嘘だと思いたい
zm(そのくらい嫌なんや)
ーある日の青中学校ー
mob「うわ見てよあの痣」ヒソヒソ
mob2「なんか醜く見えるよねー」ヒソヒソ
mob「しかもなんか目つき悪いし怖いな…….」ヒソヒソ
ut(勝手に言えや…….)
ー放課後鬱先生の家ー
ut「…….ただいm」
母「ねぇ!」
ut「!」ビクッ
ut「…….はい」
母「あんたお父さんから聞いたわよ、またお父さんに舐めた態度とったんだって?」
舐めた態度?そんなことあったっけ?
もしかして昨日のあれか……?
ut「そ、そんなつもりはなかったんです……ただちょっと
出来ないことをお願いされたので…..断っただけで…….」
母「あんたが生活出来てるのは私とお父さんのおかげなのよ?それをあんたは…….まぁいいわ」
母「あんた今日の夜ご飯ないからね」
ut「…….はい」
俺は見ての通り虐待されとる
なんでかって?邪魔やからや
でもまぁ今日は全然良いわ、飯抜きで済むならラッキーや
夫婦仲もよく無事俺も生まれた
けれど夫婦仲が良いと言っても自分達のことしか考えてないし、俺に金使うならプレゼントに使った方がいいよねー
って感じで飯はなし、共働きで溜まったストレスを俺にぶつけてくる。クソが
でも学校はまだマシやから行ってる
休んだら教育費が〜ってまたうるさくなるからな
なんで生まれてきたんやろ
せめて生きる目的が出来たらなぁ…….
ーショッピの家ー
shp「…….」カタカタ
ワイは学校に行ってない
毎日毎日バソコンいじってネットサーフィンや
学校に行かない理由は簡単
親がワイに無関心なんや
何をしても反応しない
テストで良い点とろうが悪い点取ろうが、どんなに褒められるようなことをしようが怒られるようなことしようが、
何も言ってこない
でも心配して欲しくて、大丈夫?って言われたくて
ずっと前から飯食っては吐いてのくりかえし
拒食症みたいな?
そのせいか自分でもわかるくらいガリガリ
街歩くと虐待かって疑われる
何とか感心引きたいわ
ードラッグストアー
shp「さむ……」
もうこんな寒くなってたんか
さっさと買って帰ろ
ってなんか学生多ない?まぁ俺も学生やけど……
1人はなんか痣すげぇしもう1人はボウリング?
もうハロウィンやないけど…
とりま買お
ーゾムの部屋ー
よっしゃお菓子とメジコン買えた
早速ODや!今は9時……効果出んのは10時ってとこか
パチパチ
ゴクッ
今日は2箱……まぁ慣れてきたら増やせばええし
じゃあ待ってる間何しよう……
そうや!来週の予定でも作ろ!
どっか行って、なんか食って、遊んで……
よし!予定作んの頑張るぞ〜!
ー1時間後ー
zm「ん……なんか視界がおかし…」
zm「!」
効果出てきた!部屋の電気消していざ布団へダイブ!
ボフッ
あぁ〜この感じや
くらくらすりゅー
なんか意識が宇宙に飛んでるみたい……
あかんリスカしたくなってきたわ
でもいましたら力加減おかしいから……まぁええわ
ザシュッザシュッザシュッザシュッ
ポタポタ
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ
ポタポタ
〜数時間後〜
zm「……ん」
あかん血で腕も部屋も汚れとる……掃除しよ
フキフキ
ホウタイマキマキ
ー次の日の青中学校ー
ut「……」スタスタ
mob「あの子ってさ……」
mob2「だよねー……」
ut「……っ」スタスタ
mob3「あいつ噂の……」
mob4「気持ちわりぃ……」
ut「……ッ」タッタッタッタッ
みんな揃って馬鹿にしやがって……
ut「ハァハァ……」タッタッタッタッ
mob5「あの子の首見てよ!噂ほんとだったんだ……」
mob6「うわぁ……」
見んなよ…..やめろやめろやめろ….
ut「うっ……!?」
ut「……っ」スタスタ
ートイレー
ut「お”ぇ…..う”ぁ」
ビチャビチャ
ut「お”ぇ”ぇぇ…..ぅぐ….」
ビチャビチャ
ut「はぁはぁ……」
どうしよ……このまま教室戻るか?
それとも早退….出来るわけないわ
どうせサボりたいだけって言われて殴られる
しゃーねぇ教室行くか
ー教室ー
ut「……」
話し声が聞こえる
「あの痣キモいよね」
「あいつって友達いんの?」
「心配して欲しいのかな?きっも」
「目つきもちょっと……あれだよね」
「みんな嫌ってるよ」
ut「……」
みんなが俺の悪口を言い合っとる
悪口を言うだけでいじめてこない
かといって話しかけてきたりもしない
ほんとただのクラスの人って感じの扱い
なら……なんで悪口言うんや
ーショッピの家ー
shp「……」カタカタ
ピンポーン
shp「……またや」
わいの家はシングルマザー
女手一つで生活してる
もちろん生活費が足りなくて闇金から借りてる
母さんが無関心なのも余裕が無いからなんかかな
ドンドンッ!
shp「うるせ……」
借金取りが今日も来た……来んなようるせぇ
ニャーン
shp「大丈夫やで……」ナデナデ
ワイの飼い猫。真っ黒な体に小さな体。ホンマに可愛ええ
小一の入学ん時に飼い始めたん懐かし……
shp「……もう居なくなったか」
スピースピー
shp「寝んのはや……w」
shp「……YouTubeみよ」カタカタ
ー放課後ゾムの部屋ー
zm「……」
あーあせっかく昨日予定立てたんに……なんかだるいわ
なんもしたくねぇ……しかもなんかお菓子ドラックストアで買ってるし….こんなん買った覚えねぇよ……
ボフッ
なんか食欲ないし
来週の予定全部やんなくていいや……
なんもやりたくないし
zm「寝よ……」
ー翌日の夜ー
shp「……」スタスタ
今日は夜に1人で出歩いて心配してもらえるか検証や
この辺治安悪いし警察のお説教もないからラッキー
ドンッ
shp「!?」
な、なんや今の音……クソ近かったやん
???「ご…..さい…….ごめ…..い」
えっなになになんか言っとる?怖!
ドンッドンッパリンッ
shp「!?」
え?あそこの家の窓割れましたけども?大丈夫すか?
ドサッ
shp「うおっ!?」
窓から人が出てきた!?大丈夫か血だらけやぞ!?
てかあの制服どっかで……
???「はぁはぁ……ケホケホ」
shp「ちょ、大丈夫すか?」タッタッタッタッ
???「……大丈夫です」
shp「いや大丈夫ではないだろ……」
shp「とりあえず包帯持ってるんで巻きますね」
???「ありが……と、ございま………」
shp「お礼より先にこっち処理せんと……」
ー数分後ー
???「ありがとうございます……」
shp「いや別に大したことじゃないっすよ」
???「ところで名前は?」
shp「ショッピ。お前は?」
ut「鬱先生やけど….鬱って呼んでもらって大丈夫です……」
shp「ほな大先生で」
ut「えっなんで?」
shp「ところでなんであんなことに?」
ut「えっと…..言いにくいんやけど……」
shp「?」
ut「気持ち悪くて吐いたら怒られて……」
shp「そんで殴られたん?」
ut「まぁ……でも今日は比較的やさしい方やった」
shp「はぇー……ところで大先生何歳なん?」
ut「中2……」
shp「え!一個上やったん!?」
ut「ほなおれ先輩やな」
shp「まぁタメでいいや」
ut「エッ」
バタンッ
shp「!?」
ut「!?」
zm「……」
shp「大丈夫ですか?」スタスタ
zm「んぇ?あー大丈夫大丈夫」
ut「今どデカい音なって倒れたけど……」スタスタ
zm「大丈夫大丈夫」
shp「何が大丈夫なんすか……」
zm「ほらここって道路やん?」
※イメージ
家│ │家
家│ │家
家│ 道路 │家
家│ │家
家│ │家
shp「まぁたしかに道路のど真ん中っすね」
zm「そしたら車が走ってきて俺は死ねるやん?」
ut「???????」
shp「…..なんか悩みあるなら聞きますよ」
zm「悩みというかなんつーか……ただただ俺生きる意味ないしダメダメやから死の思って」
ut「待つんや!えーっと……名前は?」
zm「ゾム」
ut「待つんやゾム!」
zm「お前らの名前は?」
shp「ショッピ」
ut「鬱先生やけど鬱って呼んでも構わんで」
zm「そうか。じゃあお前らに聞くけど死にたいおもた事
ないんか?あるやろ」
shp「……」
ut「……」
zm「やから俺は死ぬ」
shp「いやあの死ぬ言うてもこの時間帯車通ってないと
思いますけど」
zm「……ほんまや」
zm「じゃあODして死ぬわ」
ut「ODで死ぬって相当な数必要やない?」
zm「俺15箱メジコンあるから大丈夫」
shp「……そんなに沢山どうやってかったんすか?」
zm「え?」
shp「ドラックストアは第二類医薬品の20歳未満への複数個
販売は禁止されとるはずやけど」
zm「第二類医薬品?なんそれ」
shp「簡単に言うと危ない副作用をもつ 一般医薬品。メジコンなんかは副作用を利用してODしとるし、大体の風邪薬とかは第二類医薬品やぞ」
shp「それでどうやってそんな買っとるんや」
shp「買う時に薬の説明とかあるはずやし……」
zm「ドラックストアはしごしとる」
ut「はぇー俺と同じことしとるやついると思わんかったわ」
shp「お前もかよ……」
zm「お前は何で買っとるん?」
shp「ワイは色んなショッピングサイトで……あ」
zm「お前も買っとるやん笑」
ut「草」
zm「なんかお前らおもれーわ!よし!明日の放課後ここに
集合!」
ut「ここだと分かりずらくね?」
zm「じゃあ……放課後ドラックストアで!ちな俺緑中!
帰宅部!」
ut「俺は青中!緑中より偏差値高いぜ!ちな帰宅部」
zm「青中ってことは終わる時間ほぼ同じやな!帰る時青中の制服きたやつ沢山おるし!ショッピくんは?」
shp「……学校行ってない」
zm「じゃあ大体3時半にドラックストアに行けば歩く時間 合わせてピッタやと思う!」
ut「おっけーほなまた明日」スタスタ
shp「うぃーす」スタスタ
zm「じゃ!」
zm「……」
zm「あー……俺変な事言ってるヤバいやつって思われた
かな……てかあの2人前ドラックストアにいたよな……
知ってて何も言わなかったんかな」
zm「なんか今日テンションやばいわ……ODしとるからか?」
zm「……まぁいいや帰ろ」スタスタ
切りますすすすススススス