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あべなべ(受けがちょっと手出してたりします)
阿部→「」
渡辺→『』
______________________________________
阿部side
3日目、ディープキスと性器以外の性感帯へ触れることが解禁されるらしい。昨日、一昨日と同じように服を脱いで翔太を待ちながらベッドに座っていると押し倒された
「うぉっ…」
『…ね、阿部ちゃん。ちゅーしていい？』
「？……！昨日のやり返さないでよ笑」
『ほらそーなるだろ？確認取らずにしていいんだって笑』
そのままどちらからともなく口付けをする。昨日みたいな軽いやつから始まって、今日は段々深いものに変えていく。温度や感覚が馴染んで、どちらの唇かわからなくなってしまうくらいの長いキス。流石に苦しかったのか軽く肩の辺りを叩かれて口を離す
『っ…は、ぁ…長いって、』
「ごめん、…なんか抑え効かなくて、」
多分今の俺の顔は林檎みたいになっているんだろう。尤も、彼の方が早い段階で頬を紅く染めていたんだけど
『…もうしないの？』
「いやするけど」
口付けを繰り返して、彼の耳に手を伸ばす。耳弱いんだよねぇ
『…ん、っ待って、』
「何？あ、」
“こっちの方が良かった？”と耳元で囁いて耳に口付けると彼の喉が音を立てた。暫く耳を攻め続けていると弱々しい声と共に腕が背中へ回される
『ぁ、べちゃ…♡イきたぃ…♡』
「もう限界？」
『ん、もぉ、無理…』
「…ダメだよ、今日はまだイッちゃだめ。あと2日だから頑張ろ、ね？」
その後もなんやかんやとぐずぐず言い続ける彼を宥めまくって、”いっぱいちゅーしてくれたら許す” とのことだったのでいっぱいちゅーしてから寝た
______________________________________
渡辺side
昨日は散々な目に遭った。俺だけめっちゃ耳弄られて…弱いからやめてほしいのに。だから今日はやり返そうと思う。4日目は挿れなかったら何してもいいらしい。あとイかないってのも覚えとかなきゃ、気抜いたらすぐイキそうになるから…
「ん、今日はぁ、」
『キスも愛撫も全部していい、でしょ？』
「そーそー、どしたの、すごいヤる気じゃん笑」
『昨日のアレがあったからな、やり返そうと思って』
「…あれやだった？」
『やじゃない、けど、俺だけってのがやだった』
「上取ってたのにね」
『逆転されると思わないじゃん』
俺は懲りないぞ。とりあえず今日も上を取ろうと思って、今日は彼の上に向き合って座る。対面座位みたいな感じで
「今日は手出さない方がいい？」
『ん、まあ…』
そんなやり取りを最後に、お互いに黙り込んで今日は俺からキスをした。軽く唇を重ねるだけのキスを何度かして、ふと気がつく。…俺に主導権があるなんてことあんま無いからやり方わかんねえ。あれ、俺こんなうぶだったっけ
『…ん、ぁ、こぇ…』
「…やり方わかんないっしょ、笑」
…くそ、バレてる。誤魔化すようにかるーいキスをしていると阿部ちゃんがなんか喋りだした
「お手本なったげようか。こーやってすんの、翔太ベーして？」
『…べ、』
「べーは言わなくても良いんだけど笑」
くすくすと笑いながら俺の頬を撫でて控えめに出した舌に彼の舌が合わせられる。やっぱ勝てねえな、そのまま口付けに夢中になっているとなんかケツに違和感が
『ん、、？んぇ、あべちゃ、』
「ん？何？」
『ちょ、ケツ触んな、』
「今日はもう触っても良いでしょ」
『やだ、…ぁ、指入れんな、ぁ♡』
何日か振りに指を入れられて、変に敏感になっている粘膜は全部の刺激を快感として受けとる。やべえ、すぐイきそう
『ぁっ、♡ぅ…っ~~♡く、ぁべちゃん…ｯ♡』
「ん、終わり」
『ぇ、？』
「イきそうだったでしょ、ダメだよ今日まで我慢」
そんなんわかってるわ、わかってるけど！！勝手に弄っといて勝手に止めて、なんで俺こんなに振り回されてんだろ
『てか今日俺がやるって言ったのに、！』
「もー明日仕事なんだから寝よ？諦めな笑」
『くっそ、なら明日は…』
「明日は無理だと思うよー？」
『あそっか挿れるから…』
「そうそう、なんか結構…やばそう」
『…阿部ちゃんもキてんの？』
「そりゃね、こんなえっちな翔太見て何も思わないわけ無くない？」
『…え、でも、』
「…見ればわかるよ」
『え？…ぁ、』
見ればわかる、と言われてあることを察して視線を斜め下へ向けるとめちゃくちゃお元気になられた阿部ちゃんが。あぁ、そういうことね…
『…なるほどね？』
「…え、ちょなんで手伸ばしてきてんの？」
『ずっと言ってるじゃん、やり返そうと思って』
彼の屹立したものを後ろ手に柔く掴んでゆっくりと扱きだすと、すぐに先走りが溢れてくる
「…っねえ待って、」
『やだ』
普通に上下に動かしてみたり、ぐりぐりと先端だけを刺激してみたり。段々楽しくなってきて阿部ちゃんの反応そっちのけで手を動かしていると急に手を掴まれた
「…っは、ぁ…も、ダメだって、…」
若干困り眉で息を荒らげた彼が少し濡れた瞳を此方へ向けていた。上目遣いになっているのも個人的にはポイント高い。やっべえ何だこの阿部ちゃん、初めて見た
『えっろ……』
「…はぁ、？笑」
その後は何を言ってもダメの一点張りで何もさせてくれなかった。不満が顔に駄々漏れてたみたいで “明日は色々してあげるしさせてあげるから” って言われた。覚えとけよ
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