shp side
……気まずい空間が流れる。
今すぐにでも逃げ出したい。
クソモブ「ねぇ」
shp「はい、」
クソモブ「あんたが虐められるのと、あんたの友達…誰だっけ、チーノくん?が虐められるのどっちがいい?」
shp「え、?」
俺か…チーノさんか?
なんでチーノさんなんや?すぐに俺にしたらええやん。
なんでそこでチーノさんの名前を…
クソモブ「私は楽しければ誰でもいいの。」
「あんたがチーノくんの分も受けてくれるってならいいのよ?」
っ…そんなん答え決まっとるやろ……
shp「……やります、」
「チーノさんの分も受けるので…」
チーノさんに迷惑はかけてられない。
クソモブ「そっ🎶分かったわ!」
「あんたは一生私の玩具ね♡」
「チーノくんと話さないこと。少しでも喋ってるとこ見つけたらチーノくんもいじめるからね」
クソモブ「あ、逃げようとか思わないでね?私今彼氏がヤクザグループの一員なのよね〜あんたなんかすぐに見つけれるんだから!!」
じゃよろしく〜って言ってクソモブさんは屋上からおりていく。
足の力がなくなってその場に崩れ落ちる。
俺に優しくしてくれる人も結局俺から離れていくんだ。
結局俺はどこに行っても逃げられないんだ。
親からもあいつからも……
俺はただ、明日からの日常に絶望するしか無かった。
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ci side
kn「…あいつ、性格悪すぎやろ」
コネシマさんが言う。
まさか俺の名前を出すなんて思ってもいなかった…
俺のせいでショッピくんは苦しまないと行けなくなる…
kn「チーノ」
ci「はいっ!?」
kn「絶対ショッピから離れるなよ?」
「チーノさえそばにおったら手出しはあんま出来んと思うから……」
ci「で、でも、俺と話したら…!!」
そこまで言うとコネシマさんは考え込んでしまった。
kn「…よし、チーノ。」
ci「はい?」
kn「隣の部屋んとこ行くで」
へ???隣の部屋??何で?
でもコネシマさんは反論はなしだって言うように進んでいく。
俺はコネシマさんについて行った。
はい、という訳で隣の部屋に来てます。
どうやら隣の部屋はシャオさん達の部屋らしく……快く迎えてくれた。
どうやら隣の部屋はシャオさん、ロボロさん…えっと、ゾムさん、エミさんの4人部屋らしく、なんか俺らのとこよりも賑わってた。
em「ところで、どうしたんですか?」
kn「エミさんに相談なんや!」
em「うん、だからどうしたの?」
冷静に受け流すエミさん。
kn「いじめられてる奴を助けるにはどうしたらええんや?」
単刀直入に言うコネシマさん。
その瞬間、賑わってた室内が静かになった。
でも、
zm「おまっ…いじめられてたんか!?」
kn「俺ちゃうわ!!!」
うん、すぐにまた賑わった。
sho「シッマじゃないってことは…はっっっ!!!!大先生!?」
kn「あいつは相変わらずのクズやで」
……2年生の人らの中の大先生ってどんな人やねん……💧
kn「ショッピくんや」
sho「は、!?ショッピくん!?」
「よし、俺がバットで潰してくるわ!!」
rbr「俺も着いてくわ、柔道の方が強いやろうし」
と何故か戦闘態勢に入る御二方。
em「でもあれですね、ショッピくんのそばにいるのはええ事やと思います、でも、相手を刺激しない程度に、ですよ?」
kn「分かった!!!」
何かあったら味方になってくれるらしく、それはとても有難い事だと俺自身、思った。
エミさん達にお礼だけ言って俺らはすぐに部屋に戻った。
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2本目〜〜!
コメント
5件
前から少しずつ見てて影で応援してました! フォロー失礼します! これからも影で応援しておきますね。
2話も投稿してお疲れ様です!