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可愛い副委員長

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可愛い副委員長

8 - 可愛い副委員長#8

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2023年08月08日

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し「さて、お昼ご飯も食べましたし、どっか行きますか!」


と、お店ののれんをくぐりながら言った。


し「どこ行きます?」

ぺ「服買いに行かん?俺に似合う服選んでよ!」

し「いいですよ!僕センスいいんで!」


こうして俺たちは服屋に行くこととなった。




し「ぺいんとさん!このパーカーとかどうです?」

ぺ「これ?ちょっとダサくない?」

し「でもこれにジーパン合わせたら……ほら!良くないですか?」

ぺ「おぉ………?」


センスがない俺にはよくわからん!!

まぁでもしにがみが言うんだし……


ぺ「じゃあこれ買ってくるわ!」

し「はーい!」




ぺ「お待たせー!」


外に出ると、しにがみくんは椅子に座って待機していた。


し「次どこ行きますか?」

ぺ「ん~…しにがみくん、前髪切りに行こう」

し「前髪ですか?」

ぺ「うん、君の前髪は長すぎる!せっかくきれいな顔してんのにもったいないよ!」


そう言いながら前髪に触れた。

思ったよりさらさらで柔らかく、きれいな髪をしていた。


ぺ「俺の行きつけでもいい?」

し「お任せします!!」


いつも行く美容院には俺と同い年の人がそこで働いていてる。

同い年だからか話しやすく、腕もいい。




ぺ「こんにちは~」

ら「いらっしゃ~い」


ドアを開けると、らっだぁが椅子に座って雑誌を読んでいた。


ぺ「お前働けよw」

ら「いや~客が来なくてさ、暇なんだよねぇ」

ぺ「じゃあ友達の前髪切ってくんない?」


そう言うと、俺の後ろにいるしにがみくんをじっと見つめた。


し「あ、お願いします…!💦」


視線に気づいたのか、俺の横に立ちお辞儀をした。


ら「よろしく!」


しにがみくんを椅子に座らせ、早速切っていく。


ら「どこまで切ろーか?」

ぺ「ん~…眉毛が隠れるぐらいにして」

ら「あいよ~」


しにがみくんのきれいな前髪が、だんだん短くなっていく。

切った髪は、光に照らされながら床に落ちていった。


ら「こんなもんかな!」

ぺ「おぉ!!」


前髪が短くなったしにがみくんは、まるで天使のようだった。


し「わぁ✨ありがとうございます!!」

ら「いいえ~」

ぺ「じゃあそろそろ行くか!」

ら「あっちょっと待って!」


ドアの方へ歩いていく俺を呼び止め、


ら「頑張れよ」


と耳元で囁いた。

俺は返事をする代わりに頷き、店をあとにした。



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コメント

1

ユーザー

見返しててコメントできなかったけど凄く好きです!!続き待ってます!

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