また戻ってきたらあの3人が迎えてくれる
そしたらまた笑って
次のおみくじを引いて
そしてまた戻ってきて……
そんな平凡な非日常を繰り返す
そう思っていたのに……
翡翠「……え?」
待っていたのは天界とは言い難い……
天使「……翡翠ッちゃん? ゲホッ」
翡翠「てッ天使さん?」
翡翠「どうしたんですか!!そのケガッ!!」
真っ白な雲は真っ赤に染まっていた
そしてその雲を染めたのは紛れもなく……
立派な羽は折られていて
体中に痛々しい傷がある
翡翠「だ、誰にやられたんですか…(泣)」
天使「はは……(笑)」
天使「気にしないでッ……僕が悪いんだぁ」
翡翠「え………?(泣)」
天使「泣かないでよ…翡翠ちゃん」
天使「翡翠ちゃん…」
天使「今すぐ天界から逃げてッ……」
翡翠「でもッどうやって……!!」
天使「あそこに…扉があるだろう?」
天使「あの扉の先がッ天国だ……」
天使「天使まで行けば………とうにかなる…!」
翡翠「でッでも……」
天使「お願い……翡翠ちゃんにはッ生きててほしいんだぁ」
翡翠「……せん」
天使「へ…?」
翡翠「できませんッ!!(泣)」
翡翠「だって!!貴方達にはッたくさん、お世話になったからッ!! ポロポロ」
翡翠「今度はッ私が恩を返します!! グスッ」
天使「駄目だッ……駄目だ!翡翠ちゃん!!」
翡翠「私ッ悪魔さんと神さんの所に行ってきます!!」
天使「駄目だ……」
天使「頼むからッ行かないでくれッ…!」
天使「お願いだ……」
翡翠「はぁッはぁッ!!」
こっちから…声が聞こえるッ…!
翡翠「あ、あれは…!」
行たッ!!悪魔さんと神さんッ!!
翡翠「悪魔さッ………」
翡翠「ん………?」
翡翠「へ……?」
天照「ん?」
天照「御主か」
天照「天界の決まりを破った愚か者は」
翡翠「あ……うぁ”………(泣)」
たくさんの矛のような物が刺さった神さん
謎の人物に髪を掴まれているボロボロの悪魔さん
不適な笑みをこちらに向ける謎の人物
翡翠「なッんで………」
私には、理解出来なかった………
翡翠「悪魔さんを離してッ!!(泣)」
天照「ん?」
天照「あぁ、”これ”か」
掴んでいた髪を離すと、悪魔さんが顔から崩れ落ちた
翡翠「やめッて…!」
涙が溢れ落ちる前に謎の人物は私の目の前に来て、首を掴んだ
翡翠「あ”ッかはッ!!」
軽々と持ち上げられ、視界が狭まる
天照「ふむ、こんな非力な小娘が決まりを破れるとは思わんが……」
天照「一応消しておくか」
翡翠「うッぁ…?」
抵抗する力もなく、目の前が真っ暗になった
天照「こんな小娘のために命を張るなんて…」
天照「あやつらも落ちたものよ」
天照「……」
天照「まだ反抗するか……」
コメント
11件
神さんたち大丈夫ですか!?天照マジで許さん…!!
は、はわわ💦皆ボロボロやん💦誰か!ヘルプミーお兄ちゃん!!(°o°C=(_ _;グヘ 救急車、、、呼んで、、、最後に、はむりんに伝えて、今回も最高やったって✨