テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
237
央雅
102
Capra
604
150
僕は知らないところで目が覚めた。
ここは何処だと考える間もなく、誰かがこちらに近づいてきた。
「やぁ。死人さん。」
“死んでやる”
こんな風に強く決意したのは初めてであった。
いつもの僕は優柔不断で、とても暗くて…
そして、よくいじめられていた。
名前は空良 優斗。
こんなに名前が明るいのに、暗くて、目に包帯を巻いていて、成績は普通。
こんなヘンテコな僕がいじめられるのも当然で、。当然だったのか?
僕だって1人の人間だ。多分。目が少し違うだけ。多分。
そんなことを考えているうちにどんどん死にたくなってきた。
辛い。嫌だ。苦しい。この気持ちが喉奥まできた。
まだ吐き出してしまう前に死んでしまおう。
ごめんなさい。家族の人。父も母もいないからわからないけど。
誰かがまた「ここ」で倒れている。
もう10万…人?くらいは向かいに行っている。何回迎え入れれば済むのだろうか。
彼は立ちあがろうとしていた。しかし、力が入っていないのか、フラフラしていた。
こんな死人を見るのは初めてだ。興味が出てきた。
いつもなら迎え入れるだけだが、話しかけてみよう。そう思った。
「やあ、死人さん」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!