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少し経ってから、クリスが口を開く
クリス「…仕組まれってわかった以上、ずっと一緒にいた友達だろうがなんだろうが信用は出来ねぇって事か…」
ソフィア「…ジェシカ。」
ジェシカ「ソフィア、私は人よ、大丈夫。信じて。」
ソフィア「…ああ、勿論。」
フランク「放送が流れないってことは、また今日も、誰か処刑しないといけないってことか?」
エリック「そういうことになるでしょうね。」
クリス「…って言っても今から話し合いなんかしても無駄なんじゃねぇか?そうだな…んー…そこにいるチビでいいんじゃねぇの?」
そう適当に言ってはアーニーを指差し、同意を求めるように周りに目配せする。
アーニー「…おじさん正気?この人数でまだ適当に吊ろうとしてんの?」
言い方が癪に触ったのか、クリスはアーニーを睨みつけながらこう言う
クリス「あぁ?お前みたいなお子様がこんなとこに来たこと自体間違いなんだよ。まずまず、一言も喋らない無能をなんで残さなきゃなんねぇんだよ。」
アーニー「おじさん村の思考じゃないね。」
動揺もせず冷静にそう告げるアーニー。フランクが慌てて間に入る。
フランク「で、でもクリスは人狼じゃないんだよ。とりあえず2人とも落ち着こう。」
アーニー「それ僕に言わないでくれる?そこで今にも噴火しそうなおじさんに言ってよ。人狼じゃなくても村側じゃない可能性はあるでしょ?大体、こんな人外が何人いるか分からない中で白もらっただけの凡人が誰かを処刑しようとすること自体間違ってるんだよ。」
クリス「チッ…生意気なお坊ちゃんだな。父親と一緒に死にゃあ良かったのに。」
アーニーが一瞬驚いた顔をした気がした。口、態度にこそ出さないが、父親の事は相当ショックだっただろう。あそこまで冷静でいられるのが不思議なほどだった。
ショーン「おい、少し落ち着けクリス。その子の言う通りだ。」
ショーンがそういうと、クリスはまたチッと舌打ちをして煙草に火をつけた。
そろそろ、日が暮れる。