「ねぇ、翔太君〜!昼ご飯一緒に食べよ」
我慢して離れていた反動だろうか
目黒が事ある毎に渡辺に絡んでいる…
一度、ラウールに
「おい、世話係。どうにかしてくれ…」
と声を掛けると
「恋人同士なんだから、気にしないの」
そう、言われて逃げられた
「ねぇ、翔太君〜」
今度は、背後から抱き締められて甘えられる
耳元で、目黒の低い声がして…ピクリと身体が反応してしまい
「おまっ…!何やってんだよ…。メンバー達ににバレるだろ…///」
そう言って、身体を離そうとする渡辺に
「何言ってるの?」
きょとんとした顔で、目黒がそう聞いて来た
「何って…あの3人とラウールはともかく、他のメンバーに俺達が付き合ってる事がバレるだろ…///」
そう言って、コソコソと小さな声で話す渡辺
「えっ…だって、もう皆んな知ってるでしょ?」
【何を今更…】という様な顔をして
目黒は説明を開始した
「あの3人は抜きにしても、ラウールは俺の相談相手だったから知ってるし…。舘さんも…康二が泣き付きに行ったから、あの時バレただろうし…。残った察しの良い阿部ちゃんと岩本君は勘付いてるだろうから、もう誰にも隠す事ないでしょ?」
『俺達の事、皆んなにバレてる…!///』
身体の関係だけの頃は、誰にバレてもメンバーなら平気だったのに…
恋人となると、そこが違う…
「翔太君、今更…照れてるの?何それ…可愛いなぁ///」
何処までもデレる目黒に
「あーもう、五月蝿い!」
知られていると初めて知って…
恥ずかしくなって、皆んなの顔が見れなくなる…
「ちょっ…翔太君。待ってよ〜」
真っ赤な顔をして、逃げ出す渡辺と…
それを笑顔で追いかける目黒
「おいおい…早速、痴話喧嘩か?」
「これはまた、仲良い事で…」
それを見た、深澤と佐久間が楽しそうに笑い
他のメンバー達が、そんな2人を微笑ましく見つめていた
【完】
この小説は、とりあえずここで終了です。
ありがとうございました😊
後日談(絡み)を、また改めて【フォロワーさん専用の短編集】の方に
載せさせていただきます☺️
そちらも合わせて、よろしくお願いします🙇
おその★
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