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俺は、10年前に彼を亡くした
溺死だった。
10年立っても引きずっているなんて彼も呆れていると思うけれど、
「僕を忘れないで」そう、言っている気がするんだ、 毎日彼の墓場に通って、話をする
「今日は花屋に行ってきたよ、月下美人って言う花、知ってる? 」
そんな事を言いながら、そっと花を添えた
「今日はやけに冷えるね、ほら、こんなに冷たい
そろそろ帰るね」
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でも、
「浮気︎︎𓂃た悪いんだよ?どうしていつも︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃 𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃の気持ち知ろうとも︎︎︎︎𓂃𓂃𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃︎︎𓂃 𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃︎︎︎︎𓂃 𓈒𓏸◌
「あ、消えちゃった……手洗わなきゃ」
そうして俺は砂で汚れた手を海で洗い流した
洗い終わると彼に優しく話しかけた
「手冷たいね、その花好きだったよね?嬉しい?」
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あぁ、そうか
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花になった彼をうみにながした
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それから毎日花になった彼を思い出す
すごく綺麗だった
目、口、耳から咲いた月下美人の真っ白で美しい花びらは赤黒く染まっていた
忘れられない……
そうだ
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よし
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「仕切り直しだ」