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「……じゃ、部室あっちだから……」



『うんっ!わかった〜』



佐藤「うい〜」



研磨くんと自動販売機前でバイバイする。


長居そうだし


ジュース買おうと思って☆


楽しみだなぁ〜〜


ガコンッ



『選ばれたのは、いちごミルクでした……』


佐藤氏はいつもの如く私のギャグには

呆れたように、鼻で笑うかと思えば



佐藤「いつになくルンルンだね?」


と。



『そりゃぁね〜?』


こんな恋愛要素しかない展開楽しみじゃあないですか!!


佐藤「バレー、生で見んの初めてだわ」



飲みながら体育館まで、歩く。




『私も!』




佐藤「音駒って昔強かったらしいじゃん?」



もうすぐ体育館に着く



『へぇ〜そうなんだね』


あ、部室棟だ。

こんなにたくさんあんだ……


知らんかった。


私全然、現実世界に興味持ってなかったから。



こうやって自分の学校でさえもなんの部活があるとか知らなかったなぁ



佐藤「兄ちゃんが言ってた」



『まじか、』


だいたい全校集会とか部活動紹介とかの時はAirPodsでなんか聞いてるか見てるし。



佐藤「あ、ここじゃない?」



体育館のドアから中を2人、覗く____



『まだ誰も来てないみたいだね』



体育館には誰もいない____



佐藤「そだね〜、そしたら時間ありそうだし


ちょっとトイレ行ってくるわ」



『りょ〜〜〜』



______



ドアの外の階段に座り、1人、待つ。


……来るまでゲームでもしとくか



携帯を取り出そうとした



その時



「あ!いた……田中さん」



はぁはぁと息を切らしながら、研磨くんが話しかけて来た。


『あ!研磨くん〜!!』



これがバレー部のジャージなのか


真っ赤でかっこいいな。


はぁ、はぁ、と研磨くんは髪を乱しながら____


『走ってきたの?』



私が問いかけると


「うん……言い忘れた事あって……急いで来た」


そう、


言ったかと思えば


ハッ


と研磨くんは後ろを向く。



そして



私の手を引き____



「ちょっ、こっち来て……みんなが来る」


私の腕を掴み____


走る____




『えっえ〜〜!!??』


音駒高校恋愛日誌

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