悲しき人外
あれから
五ヶ月という月日が流れた
メンバー内では
ヒスイの話で手一杯
gr「どうみても…彼女は…」
rbr「……ッ…」
em「ですがッ!あのまま彼女が守っていなかったら貴方達も死んでいたかもしれないんですよッ?!」
os「でも…裏切ったのは事実になる…」
ni「でも…お前らは言われたはずだ…」
ni「”私は貴方達の仲間じゃない”って…」
syp「でもッ…」
ps「それより今…しんどいのはトントンじゃない?」
gr「……」
ps「皆は体も心も子どもだった」
ps「トントンは言ってたよ…」
ps「どうか…」
tn「どうかッ…」
tn「師匠が許せない気持ちは分かるけどッ…」
os「なるほどねぇ…」
os「でも…そんなん言ったらさぁ…」
os「今までいたスパイとかもそうなるよね?」
os「じゃあ、そいつらダメでヒスイはいいの?」
ht「マンちゃん…」
zm「俺はッ…正直ッ…殺すのは反対やッ…」
zm「だってッ…なんかッ…」
sho「ゾム…」
ni「なら…」
全員「?!」
ni「近々ハウス国との親睦会が決まった」
ni「ついでにヒスイ奪還と情報を集めれば良い」
ni「そして…丁度いいことにハウス国にはパーティーに招待されてる…」
ni「ここは…チラ」
gr「……」
ni「一発かますときじゃないか?」
gr「ニヤ!」
pk「……」
ヒスイ「スースー…」
pk「……生は短く…スッ…」
pk「俺なら…君を幸せにできるよッ?」
pk「誰よりもッ…死ぬときだってッ…」
pk「美しくッ…一緒に死んであげれるッ…」
pk「…どうしてッ…」
pk「…グスッ!」
pk「俺はあの男が憎いッ…」
tn「……師匠ッ…ギュッ…」
pk「ギリッ…!」
ヒスイ「……」
pk「貴方の一番になれるようにッ…」
rd「……クルクル」
kyo「入るでーガチャ」
rd「どぞー」
kyo「あの女について調べたけど…ドサッ!」
kyo「情報は一切なし」
kyo「ハウス国にあると思ったけどハウス国にはない」
kyo「どーする?」
rd「ん~…」
rd「取り敢えずすべての国の国籍全部探して~」
kyo「お前サラッと鬼畜なこと言うなよ…」
kyo「この世界に何人ヒスイって名前いると思ってんだぁ゙?」
rd「ん~…」
rd「行けるでしょ★」
rd「ぁ~、あとさ」
rd「我々国のトントンも調べといて~」
kyo「ピク!」
kyo「なんでや…?」
rd「ん~…なんか絡んでるんだと思うんだよね~…」
rd「多分…あの女に関係してる…」
kyo「どーせ憶測やろ?」
rd「でもさぁ?」
kyo「チッ!」
kyo「わーったッ…」
kyo「んじゃレウさんと頑張るわスタスタ…」
rd「がんばえ~ニコ」
バタン…
rd「さて…」
rd「俺も仕事するか~…」
tn「……」
師匠がいなくなった
俺が眠っていた間に師匠は
ハウス国の総統に連れて行かれたらしい
でも…
一つ不思議だった
全員子どものときの記憶が全て飛んでるのに対して
俺は記憶がそのまま残ってた
あの時の夢の中であった不思議な子ども
全員で遊んだ記憶
そして…
tn「師匠ッ…ポロポロ」
tn「どうしてまたいなくなるんやッ…」
鳥?「コンコン」
tn「…鳥ッ?」
それは炎のように赤い鳥
誰もが目を奪われる光り輝く姿
でもそれに反して目は翡翠目だ
まるで師匠のように
鳥?「コンコン!」
tn「?開けろってことかッ…?ガチャ」
鳥「バサッ!」
tn「ぅ゙わッ!?ドサッ!」
鳥「フワッ…」
tn「なんやッ!ジタバタ!」
tn「やめろッ!」
tn「やめてッ…くッ….。o○」
そのまま俺はいしきが途絶えた
tn「んッ…」
起きたらそこは一つの座敷があった
tn「座敷ッ…?」
外は竹がたくさんあり美しく幻想的に見える
tn「ここはッ…」
−−−「おや?こんなとこにお客なんて珍しいな」
tn「バッ!」
それは
黒く長い美しい髪
凛とした姿
他の人とはなにか違う女性だ
−−−「もしや…炎鳥が君を連れてきのか?」
tn「だッ、誰やッ?」
−−−「あぁ、名を申すのが先だな」
−−−「私は…」
憂炎「まあ、仲良くしてくれると幸いだな…フッw」
tn「ッ????」
🔷ぷちめも🔮
憂炎様はヒスイの保護者的存在でもあり、
唯一彼女の秘密をすべて知ってる人物。
そして今回現れた憂炎様は何者か…?
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