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Hayato side
仁人から仕掛けられたキスは可愛いものだったが、あんなこと言われた後で燃えないわけもなく
ベッドに組み敷いて激しく舌を絡めた
俺の下で息を整えようとする仁人に
心臓がどん、と反応した
「俺のこと煽ってんの」
「…え?」
「煽ってるでしょ」
「煽る…?」
もちろん意味はわかるけど言われている意味がわからない、という様子で何度か反芻する様子が表情からわかった
「いや?そんなつもりは…え、どれ?」
キョトンとする仁人にこちらも戸惑う
「キス気持ちいいって言っちゃうのも、自分からキスしてくるのも」
「キスは…満たされるなぁ…と思ってつい出ちゃったんだけど…」
え、ダメだった?とか言われて
こいつ思ってた数倍ピュアだった…
なんか、頭が重い
顔をあげていられなくてはぁ、とため息をつきながら仁人の肩に額を置いた
「赤面する勇斗が面白くて、これ俺からしたらどういう反応するかなって…キスしたんだけど…」
「で、思った結果でした?」
「…ちょっと違ったね」
もっと赤面すると思ったのに、とふにゃふにゃ言う仁人に脱力しそうになる
「もしかしてこうなってるの、俺だけ…?」
仁人の太股に当たっている、俺の下半身で主張しているもの
ああ、と声がするのを聞くに、それのことだとは理解したようだ
「まぁ…でも、そういう時にするキスは、俺もそうなるよ?」
首をかしげながら腕を俺の首に絡めてくる
これで
これで誘ってないとか、ある…?
「…しないの?」
天然誘い受け、怖えよ
これどっち?キスの話?それとも?
「…する、するけど」
迂闊にキスも出来ないな
心臓が耐えられなくて、俺死んじゃう
fin.
#M!LK
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