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6 - 6 動き足りない、暴れ足りない【不再生】

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2024年06月15日

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マフィアと最強から引退して2年

引退「……体が鈍ってる」

ソファに座り、TVを見ながら呟く

そう、体が鈍っているのだ

『片腕が何故か再生できない』

そう初めて相談したのは確かオリジナルだった気がする、多分

オリジナルが調べたところによると

悪魔は切断された部位はすぐに灰となって消え、すぐに再生することができるらしい

しかし、僕の腕が再生されていないと言う事は

『右腕が何者かの手によって保管されている』

ということになる

恐らく『奴ら』だろうと犯人の目星はつけている

引退「…まぁ、両利きだったし、別に支障はないんだけど」

しかし動きたい。外にはあまり出るなとは言われているが、正直外に出て動き回りたい

引退「……どうしたものか」

思考を巡らせる。何か、どうにか鈍った体を全盛期のような状態に戻せないだろうか

引退「うーーん…」

暁菜「何悩んでんだよ」

引退「のわっ?!」

すぐ後ろに暁菜がいた…

合鍵でも使って入ってきたのだろう

引退「何時からいたの?」

暁菜「『……どうしたものか』あたりから」

引退「つまりついさっきってことだね」

………あ、そうだ

引退「暁菜ちゃん」

暁菜「なんだよ」

引退「そっちの組織連れて行ってくれない?」

暁菜「…………………は?」

拍子抜けしたのか、ポカーンと口を開けている

引退「最近体が鈍ってきてさ〜、ちょっと動きたいんだよ」

暁菜「……俺はいいけど、BOSSが許すか…」

引退「その時はどうにかするから!!」

暁菜「…分かった」

引退「わーい!!」

これで大分動ける。久々に暴れるとしよう

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