テラーノベル
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#雪那のノベル
〘 愛 惜 〙
読み切り BL
🎸×👓⚠
⚠性的・暴力的表現有
『game over!!』
ふと視線を移した先に現れた2つの単語。
『落胆』を彷彿とさせる音楽とほぼ同時に掠れて少しガサついた溜息が一つこぼれた。
喉で話すような、少し掠れた声の主。その、小さな小さなため息一つで背筋が凍りつく感覚を覚える。だが、土砂降りの雨にさらされたときのような身体的な寒気とはまた違っている。
「あ~、クッソ…」
止めどない吐き気を腹の底に押し込んでは、そっと吸って吐いてを繰り返した。シャトルラン直後に似た、肺を刺す鋭い痛み。
たった一つの下品な言葉が、心臓を握り潰すような痛みをぶつけてくる。
恐れている アレ が来てしまうのではないか。
また、焦点の合わない眼でグラグラと震え上がってしまうのか。 思考する度に世界が回転しているような目眩がする。
「もふくん、」
己の名前を呼ばれ反射的にスマホをいじる手が止まった。本能的に。鯱に襲われる海豹のように、それはもう、酷く怯えた。
「…ん~?、どうしたの?」
できるだけ、できるだけ
自然に、 愛想良く、
逆鱗に触れぬように、
できるだけ優しく、選んで選び抜いて、言葉を紡ぎ出す。
「お腹空いた。ご飯にしよ。」
「…おれも、お腹すいたって思ったとこ。何食べたい?」
会話の内容にほっと胸を撫で下ろした。
自分が感じる灰暗い恐怖とは対照的に、今日は目が眩むほどいいお天気だ。
ただひたすらに美しい高く続く秋の空を見て、「あそこまで飛んで行けたらな」と何度思ったことか。
次々とひつじ雲が走り去っていく空を、手でそっと撫でてみても何か起きるはずもなく、もしかしたら雲を掴めるかも、などと小さい子が夢見るファンタジーな世界を妄想したことを後悔する。
「んー、食べれるなら何でもいいわ」
「じゃ、目玉焼き乗せトーストなんかにしようか。」
「いいね。もふくんの作る目玉焼き、好きだよ」
そう言って、満面の笑みを浮かべる彼。
その笑顔を見ていると脳が溶けてしまいそうだ。どろどろに溶けた脳が一滴ずつ、流しに放置した水が入ったワインんグラスの中に垂れて、同心円状に波紋を描いていく。
少し焦げ臭い、トーストの匂いがしがみついて離れない。
「はい、できたよ。」
「お、うまそー!いただきまーす!!」
そう言うと、豪快にトーストにかぶりついた。食パン乗せた目玉焼きの黄身が割れ、とろみのある黄身が流れ出てきた。
溶けた脳のように、どろりと。
溢れ出た黄身に気づき、うりは慌てて垂れぬようにとトーストを傾ける。
ワイングラスを揺らし赤ワインをかき混ぜる、スワリングに少し似ていた。
「っぶね…うん、めっちゃうまい!!」
「焼いただけだけどね」
苦笑いしたことにも気付かないほど、うりは目の前のトーストに夢中だ。 太陽を入れたみたいなその瞳に思わず涎が垂れそうになる。
少年のような眼差しをする君が狂おしい程好き。
昨夜赤ワインをごくりと飲んだように、おれの溶けた脳も飲み干してはくれないか?
熱を帯びた息が口から漏れた。
「あ、やべ。こんな時間。俺ちょっと出るわ!」
「あ、そうなの…夜ご飯はいる、?」
「あー、うん…たぶんいる!」
「分かった。行ってらっしゃい。何かあったら、すぐ連絡してね、」
誤魔化すような笑みを浮かべると、黒い鞄をとっ掴んで家を飛び出してしまった。
彼が吸い込まれていった、無機質な鉄の扉を虚ろな心で見つめる。もしかすると、戻ってくるかもしれない。忘れ物をしていたら、すぐ持ってきてあげられるように、準備しておかなければ。
でも、やっぱり何分、何十分と待っても戻って来る気配は無い。
玄関とリビングとを中継する廊下には隙間風のような冷気が立ち込めていた。白い壁紙が孤独を煽る。
何時間廊下に突っ立っていたか、おれには分からない。
「はやく、帰ってこないかな…」
とっくに冷めきった1人分の夕食を眺めてから、眠気を我慢できず机に突っ伏した。
リビングは秒針の音が爆音に聞こえるほど、静けさに包み込まれていた。
寂寞がおれを襲う。
とても耐え切れないほどの静寂。
無機物だらけの息が詰まる部屋の中。
冷めた飯の匂い。
血流が滞って紫色になった足先。
「まだかなあ…」
返事はないと分かり切っているはずなのに、気づいた時にはそう呟いていた。
「もふくーん!!起きてる!?」
玄関から音が聞こえたと思ったら、うりの声が飛び込んできた。
「おかえり、うり…!」
「あー、ただいま!」
「そんなに慌ててどうかした?」
「もふくん、悪いんだけどさ…ちょっとだけ金貰ってもいい?」
申し訳なさげな素振りを見せたうりの後ろには、知らない女性が居た。 歳は分からない。20代前半なのは確かだが、厚い化粧でもう少し若くも見える。
モジモジした雰囲気でうりの服の裾を掴む。
絵に描いたような、女の子だ。
息が苦しい。
「…いいよ、いくら欲しいの?」
「ありがとう!!2万ぐらい貰ってもいい?」
「いいよ。ちょっと待ってて」
リビングにあった鞄の中から財布を出し、一万円札を2枚、抜き出してうりの手に押し付けた。
押し付けた両手が、自分の手じゃないみたいに震えていて、止められなかって。
そんなことにうりが気付くはずもなく、ありがとう、一言呟いて家を出ていこうとした。
「じゃ、○○ちゃん いこっか」
「うん…! 」
「うり、夜ご飯は…」
言い終わる前に、また行ってしまった。
伸ばしかけた手は扉によって押し戻されてしまった。背中に触れるはずだった、行き場を失った指先が宙を掻く。
赤面した女の潤んだ上目遣いと、見つめ返すうりの柔らかな視線。この2つの映像が頭を殴る。
怒りのような落胆のような、なんとも言えない感情が、ふつふつと湧き上がる。
感情の正体を探るうちに、涙と鼻水で顔面はぐちゃぐちゃになってしまっていた。
ワイングラスの柄付近にヒビが入った。
朝。
まだ日も出きっていない、薄暗い朝。
寝室の扉がゆっくり開いたかと思ったら、ベッドのスプリングが歪んで、何かが覆い被さってきた。
少し酒臭い、 涙ぐんだ吐息。
またか。
「おかえりうり…。今日は早かったね、…」
泣き腫らした目を擦って、覆い被さってきている体を指でなぞる。
「もふく、ん…」
「んぁ、?どしたの…。てか、酒臭いよ。」
「うん、めっちゃ飲んだから…」
「水持ってくるよ、待ってて」
のしかかってくる体をゆっくりどかして、ベッドから立ち上がる。
立ち上がるつもりだった。
「待ってよ、どこ行くの 」
「いやだから、水取りに…」
「もふくんも、もふくんもそうやって俺を置いてくの?逃げるつもり? 」
しまった、選択を間違えた、!!
おれの手を掴む、うりの力はどんどん強くなる。みしみし、嫌な音がなっても、うりにはもう届いていないみたいだった。
まずい、どうして気付かなかった。ほんと、馬鹿だな、おれ。
早朝の帰宅。
やけに静かな足音。
すぐに寝室へと向かって来る。
おれに触れる。
なぜか泣いている。
ああ、そうだ。昨日は号泣して、死んだように眠ってしまったから、頭がぼんやりしているんだ。本当に馬鹿だ。
選択を間違えた。
「ん、もッう…や、だッッ!!」
「なんでそんなこと言うのもふくん。そんなんじゃ、可哀想じゃん、俺。 」
もうだめだ、!!!
抜き差しされる度に快楽にぶん殴られて、頭のてっぺんからつま先まで、びくんびくんと痙攣してしまう。
あられもない姿でよがっている自分が恥ずかしい。おれのダメなところを擦られる度に自分の腹に自分自身の子種がぶちまけられる。触ってないのに、出た。
知らない、こんなの。
何も考えられない、自分の身体に突き刺さってるモノ以外、何も考えられない。
気持ちい、気持ちい。
ずるりと抜かれたかと思ったら、思いきり一番奥目掛けて、腰が打ち付けられる。うりの痩せた腰が何度も何度も襲いかかってくる。
苦しくて、嫌で、逃げ出したいはずなのに、内臓はもっともっと、とでも言うように嬌声をあげている。
瞬間、おれがまだ知らない所を撫でられた。反射で無理矢理開かれた脚をぎゅっと閉じてしまった。
「もふくんも俺のこと…嫌?」
「ぁ、う…え、?」
「俺が、怖い?」
怒られて拗ねた小さい子供みたい。少しだけ、声が震えている。
「ねえ、」
おれはこの、このうりの声が大嫌いだ。
まるで、頭蓋骨を内側から撫でられているようで、その撫でられたところが燃えるほど熱い。
最早痛みに等しい。
苦痛だ、こんなの。
でも
やっぱり、気持ちがいい。
「◇◇ちゃんも、𓏸𓏸ちゃんも、母さんもみんな、みんな俺から逃げようとする…!!!」
「もふくんまでどっか行っちゃったら俺、俺…」
おれの脚を抱えていたうりの手は、いつの間にかおれの喉仏に添えられていた。
気付いた時にはうりの体重が載せられ始めていて、首の骨が軋んでいくのがよく分かった。
「どうしたらいいの…?」
おれだけでいい。
「ん”ぐ、おぇ”ッッ…ケホッ、ケホッッ…」
「ぁ、…ごめんッ、」
急に気道が確保され、空気が喉をこじ開けて侵入してくる。うりの青い顔がたまらなく可愛いくて、ぞくっとした。
「…ぅ、り」
「おれ、どこも行かないよ…うりがひとりぼっちにならないように、ずっとそばに居るよ…、」
おれ以外なんて、いない。
「ぅ゛ッ、…もふくん”ッッ、!」
「うりが望むなら、おれなんでもするよ」
うりの涙が、おれの汗ばんだ鎖骨に、額に滴る。薄くてほんのり甘い涙が。
ぐしゃぐしゃの髪を、未だ快楽で震えが残る右手で優しく撫で、ワックスでパリッとした綺麗な茶髪を、人差し指と中指に絡めた。
「ありがとう、もふくん…」
うりはふにゃりと笑った。幼稚園児の男の子が照れ隠しするときに、本当によく似ている。
その姿が愛おしくて見つめていると、うりは段々と頬を赤らめていき、恥ずかしさを隠すためか唇を押し当ててきた。でも、やっぱり酒臭かった。
「もふくん、ずっとここに居てね。」
「うん。いいよ、ずっと居てあげるから。」
おれが居るだけでいい。
おれが全てであればいい。
おれ以外の人なんか、見えなくていい。見なくていい。
うりが殴ったり、叩いたり、首を絞めたりする相手は、おれだけでいい。
うりが好きなのはおれだけで、 おれが愛しているのはうりだけ。
それでいい。その事実があれば何だっていい。
朝帰りばかりでも、何日帰ってこなくても、すぐ金をせびってきても、知らない女とセックスしていたとしても、大丈夫。
うりは結局、おれの弱っている姿が大好きなんだから。
おれの脳みそが浮かんでいるワイングラスの、小さなヒビは、飲み口の淵まで、広がっていた。
液体がつー、と漏れてしまっている。
夕方、目が覚めると隣にうりの姿は見えず、ベッドには湿ったシーツに包まる自分しかいなかった。
目覚めたら急に頭が重苦しくて、なんとなく悪寒もした。嫌な感じがして体温計をやっとの思いで見つけて、脇の下に挟んだ。
37.8℃
素っ裸で、湿ったシーツにくるまって寝ていたからだろう。最近は疲れていたのもあって、熱が出てしまったみたいだ。
「薬、切らしてたっけ…」
生憎解熱剤や頭痛薬のようなものが無いようで、むしゃくしゃして右手で頭を掻きむしった。
しょうがない買いに行くか。
そう思って、スマホも持たずに財布だけ持って近所の薬局に向かった。
もちろん、靴を丁寧に履く余裕など持ち合わせていないのでサンダルで。
「嘘…」
やっと着いたかと思えば、レジ直前で財布がすっからかんなことに気が付いた。
元々5万ぐらい入ってて、そして昨日うりに2万渡して…、 うりが勝手に持っていったのか…
体中痛い。薬もない。うりもいない。
涙がこぼれそうなのをぐっと我慢して、来た道をふらふらと引き返した。
あれ、うり帰ってる。
知らない靴もある。
「ただい、ま…」
誰か家に招いたんだろう、そう思っていた。
でも違った。
今朝のことを思い出す。思い出して、血が沸騰し始める。
おれの手を必死に握って、涙を零して、そばに居てと懇願したうりの顔。
熱のせいか、それともこの怒りに似た感情のせいか、汗が止まらない。
先程まで俺が寝ていて、数時間前に身体を重ねたベッドのある寝室のドアの隙間。
昨日見たのとは別の女がうりに跨って、聞いていられないような喘ぎ声をあげていた。
うりは「可愛い」だとか、「好き」だとか、おれに向かって言わないことばかりを言っていた。
数時間前、おれに、そばに居てと言ったじゃないか。
おれはいつでもそばに居るつもりなのに、うりが離れていくんじゃん。
おれのことを手に入れたくてたまらないから、あんな風にみっともなく泣いたんだよね?
けぽ、と何か音がなったかと思うと、おれは気付かぬうちに胃液を戻していた。状況が掴めなずもたもたしているうちにもう一度波が襲ってきて、次は思い切り吐いた。
びちゃ、びちゃ
そうだ、うりはおれの弱ったところが好き。
嘔吐しているおれを見れば、きっと女をすぐに追い出して、おれだけを見てくれるだろう。
だってうりはおれが好きなのだから。おれの気を引きたくて、いつもこうして浮気しているのだから。
寝室の白い引き戸に手をかけた。
「ねぇッ…彼氏さんいるんじゃ、んッ…なかったっけ、?ぁッ…」
「彼氏?いや違うよ。セフレセフレ。今頃家にいるかと思ったけど、ちょうど居なくてラッキーだよ。てか君も彼氏いるよねッ…」
「ん…ほんとッ、ワタシたちサイテーだね笑」
ガラスが割れて、砕ける音がした。
ような気がする。
「あ~、気持ちかった!」
「ワタシ、テクいからさ笑」
「って、もうこんな時間じゃない!ワタシの彼氏が帰ってきちゃう~…!」
「駅まで送っていくよ」
彼女が扉を開くと、むわっと酸っぱい臭いと、嫌な血なまぐさい臭いが一気に流れ込んできた。
「きゃッッ!!!」
大きく後ずさりした彼女が、俺の胸に背中を預けてくる。
「なに、ゴキでも居た?」
引き戸を全開にした。
頭が真っ白になる。
スーパーの魚介コーナーみたいな、吐き気のする生命の血なまぐささ。
「もふくん、?」
「わ、ワタシ関係ないからね、!!!か、帰るっ!!」
「もふ、くん…、?」
「何してる、の…?」
ダンゴムシみたいに丸まっているもふくん。なぜかもふくんの服、ラグ、床は真っ赤に染まっている。
もふくんを無理矢理起き上がらせてると、腹部が露になる。先日買ったばかりの包丁が、これでもかというほど深く突き刺さったもふくんの腹部が。
「ち、ちょっと…どういう、こと…?もふくん、もふくん、!!!」
何度も何度も揺さぶると、ようやっともふくんが瞼を開く。でもほとんど開いていなくて、薄目状態だ。
「…ぅ、り」
「ねえどうしたの!どういうこと!」
「んふ…うるさい、よ…」
「違うって、そんなこと言ってる場合かよ!」
包丁を引き抜こうと、包丁に手をかけると、もふくんは顔を歪めた。 どうやら痛いらしい。
痛みに、酷く、顔を歪めていた。
もふくんが、弱っている。
「やっと、おれを…見てる、」
「ッ…死なないよね、!?」
「さあ、…。そこ、までは考えて…なかったから…、」
「あ~もう!!止まれ!止まれ! 」
止血したくて、刺し傷周辺を押さえたりしてみる。しかし逆効果なようで、どくどく、と血が流れていく。血の海が徐々に広まっていた。
「いたいよ、そんなに…乱暴にしたら、」
「悪かったよ、俺が悪かったから…もうもふくん以外と関係作んないから!」
「やだなぁ、熱烈だ、ね…。うりらしく、ない…」
もふくんが、瞼を閉じかける。
呼吸もどんどん浅くなっている。
また、ひとりになる。
「待てって!ひとりにしないで、俺を…お願いだから、」
「…ぅ”ッッ」
「もふくん、?」
腹に突き刺さった包丁を、もふくんが無理矢理引き抜く。
「だい、じょぶ…ひとりになんか…ッ、させないから…」
喉仏あたりに衝撃を感じた。次の瞬間には、今まで感じたことの無い、痛み、熱さに襲われる。
喉元に今さっきもふくんが自分で腹から引き抜いた包丁が突き刺さっていた。
痛い、痛い
声が出ない
痛い、痛い!!
死にたくない
ひとりになりたくない
「おれたち、ふたりまとめて地獄行きだよ」
「二度と離れられないね」
俺たちふたり、?
じゃあいっか。
ひとりじゃないなら。
もふくんがいるなら。
もふくんは俺が暴力振るったとしても、絶対に俺を見捨てはしない。今まで会った女たちと違って。
俺が死んだって別になんの変わりもないか。
もふくん以外、だれも、なんにもいらないや。
俺は痛みに震えながら、でも少し興奮しながら、瞼を閉じきってしまったもふくんを胸のあたりに抱き寄せた。
力をなんとか振り絞ってもふくんを抱きしめた瞬間、ふっと力が抜けた。
もう、二度とひとりぼっちになんかならなくていいみたいだ。
『game over!!』
_愛惜_
執着して惜しむこと。
名残惜しく思うこと。
・二人は恋人ではありません。ましてセフレでもありません。二人にしかわからない、複雑な関係なのです。
・👓は🎸の孤独を埋めたい。🎸の穴だらけの心を自分でいっぱいにしたい。🎸の暴力、性的暴力は愛の印であることをよく理解していて、それを受け入れられるのは自分以外居ないと思っている。しかし、結局暴力を恐れていました。
お節介と執着がうんだ化け物なのです。
・🎸は👓の優しさに気付かず、自分がいないと👓が生きていけないと思い込んでいる。愛情を知らないが故に扱いがわからず、逆に傷つけてしまう。
環境が悪かったために化け物になってしまったのです。
・互いに執着していますが、👓は🎸に出会ったことを後悔しています。どう転んでも普通じゃない自分達は幸せになれないと分かっていたからです。でも今更後に引けず、いっその事、心中すればいい、そう考えてしまいました。そうすれば、二度と邪魔者は入らず、🎸を独占でき、🎸の寂しさを消し去ることが出来ます。
・本来、スワリング(ワイングラスを揺らす行為)は、赤ワインをまろやかにする為のものです。しかし👓は上手にスワリングができませんでした。上手くいかなかったから、ワイングラスに浮かぶ👓の脳みそ(👓の思考)は、刺々しく普通になれませんでした。しかも最後は割れて、中身が全部無くなっています。脳で考えることができず、本能のままにしか行動できなくなったのです。だから🎸と無理心中をしました。
・最後の『game over!! 』は、冒頭の🎸のゲームオーバーの文字を持ってきただけです。🎸の思考であることを示す為なので特に意味はありません、!!
読んでくれてありがとうございます🙇🏻♀️´-
コメント
3件
ドロドロの共依存っていいですよねほんとに、ありがとうございます美味しいです😋 共依存👓ってほんといいですよね、愛が重くて暴走しちゃうのが似合います
なんか書きたかったものと違う、!! 本当はもっと注釈?書きたかったのですが、複雑になるのでカットしました✂️ 感想、アドバイス、リクエストなどなど、コメントしてくださいね😊