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めめと俺の恋愛日記。

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めめと俺の恋愛日記。

18 - ようやく実った恋。

♥

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2023年08月16日

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頼みの綱と思ってめめにメッセージを送ったけど、場所もわからんし何があったかもわからんのに来てくれる訳がない。










それに好きな人いるって嘘ついて傷つけたし。










友達「ねえ、ホテル行こ」








🧡「ちょ待ってよ。男同士やで?何するつもりなん。」









友達「男同士とか関係ない。高校の頃から狙ってたんだよ。そのために仲良くなって理想の友達してやってたのに、急に東京行きやがって。」


















男同士に偏見は持ってない。

俺やってめめが好きやったから。












俺の知ってるあいつじゃない。





ずっと俺の体を狙ってたんや。







気持ち悪い。






気持ち悪い







気持ち悪い







気持ち悪い







気持ち悪い









じゃあ体育の時着替えてた時も

部活で着替えてた時、プールの時

銭湯行った時とかも全部全部






そういう目で見てたんか、?











俺はそれをいい思い出として心の中に残してたんか?





また会いたい。思いっきりまたふざけ合いたい。









そういう風に思ってたのは俺だけで



あいつはいつになったら抱けるだろうかと

虎視眈々と俺の事を狙ってたんか?













そんなんにも気づかんほど俺はアホやったんか。









めめが鈍感な時にヤキモキして嫉妬して怒ってたのに












俺はこんな気持ち悪いあいつの視線に

何年も気づかんかったんか?












頭がおかしくなりそう。











でもあいつは待ってくれない、









友達「早く行くよ。週刊誌に取られるよりマシよな?」














もはや拒否する間もなく

着いて歩いていこうとした時











🖤「康二!!!!!!」











🧡「め、めめ??」








そこには息を切らしためめの姿があった。









ダンス練習中やライブの時ですら余裕の顔のめめの顔はどこにも無かった。












🖤「ねえ、なにしてんの?」






友達に聞くめめ。





もう友達でもないか。










👤「いや、俺達仲良しでさラブホって偏見あるけど飯美味いしビールとかあるし普通に楽しくね?ってなってさ。な?康二」










よくもそんな言葉が出てくるな。












🖤「そうなの?」











👤「そうやん。な?康二」










🧡「ちがっ!」






すぐに訂正しようとしたが、

さっきのあいつの言葉が蘇る。











👤「前の彼女のこと言うよ?」











嫌や。めめに知られたくない。









もしかしたらめめにとっては大したことないかもしれない。




でも、めめに俺が昔誰かと付き合って

手繋いでキスしてたとか思われたくない。









正直、手は繋いだ事あったけど

キス以上はどうしても出来なかった。







好きじゃないから。

どうしても最初は自分が大好きな相手にしかしたくなかった。










でもあいつがヤッたと言えばやった事になるし。

昔こんなやつだったと言えばそういう奴だったことになる。









めめの中の俺のイメージを崩したくない。









俺が訂正して信じてくれる保証もない。














🧡「、、、、こ、こいつの言う通りやで」










🖤「え?」









🧡「い、今どき男同士でラブホなんて当たり前やん^ ^」














沈黙が流れる









👤「康二もこう言ってるんでおいとましますね。」













明らかにこいつニヤニヤしてる






俺が言えないのをいい事に。







めめ、ごめん





本当に助けに来てくれたのに





俺が弱い人間だから。


差し出してくれた手を掴もうと出来ない。





🧡「そういう訳やから。じゃ、また仕事でな^ ^」












本当は止めて欲しい。

こいつをぶん殴って俺と逃げて欲しい。






でもそんなこと言ったら

めめに迷惑や。









俺が我慢すれば終わるんや。











あいつと一緒にホテルに向かって歩き出した時








🖤「康二」







🧡「え?」





🖤「康二はそんな人じゃないでしょ??」









👤「何言うてん。そういう奴やって。」






🖤「俺、康二のこと信じてる。根拠は無いけど俺勘は鋭いから。」








🖤「それと、お前に言ってないから。返事をするのは康二であって、お前じゃない。」









👤「、、、お、おい康二早く否定しろよ。」
















どうして今その言葉言うねん。








俺が救われてきた大好きな言葉。


















助けを求めてもいいのかと思ってしまう。


















🖤「康二、大丈夫だよ。信じてる。」













何度も繰り返しめめは言う。











🧡「めめ、、、俺行きたくない。助けて。」















涙を流しながら訴える。








すると、








🖤「もちろんそのつもりだったよ。」






そう言うとめめは👤の耳元で

コソコソ話した。







すると👤は怯えたように逃げていった。










🖤「もう大丈夫だね」








🧡「ありがとう。こんな俺を助けてくれて。」








🖤「好きだからだよ。」









🖤「康二から連絡来た時、すごくびっくりしたけどそれと同じ位嬉しかった。俺に言ってくれたことが。」










本当に俺を愛しそうに見つめてくる。











やっぱりめめには敵わんな笑












1度は忘れたつもりだったのに

一瞬で大好きだった頃の感情に引き戻される









🧡「俺も嬉しかった。」







🧡「めめなら来てくれるんじゃないかなって期待してた。そしたらほんまに来てくれて、めめのこと諦めて忘れたつもりで好きな人出来たって嘘ついたのに、ダメやな。」










🖤「え、、あれ嘘だったの?俺だてさんなのかと思って康二から連絡来る前宣戦布告してきちゃった。」










🧡「え!なんやそれ!!!笑」









🖤「ごめん笑」













🧡「めめのことずっと前から大好きやで。まぁ、交換日記でバレてたと思うけど。。。」





初めて見るめめの顔。






赤くて顔を抑えている。




🖤「もう俺には戻ってこないかもって不安だった。」





🖤「俺が気づくのが遅すぎたから俺を1番心配してくれて応援してくれて、何より1番好きでいてくれる人を手放したと思ってた。好きになった時にはもうって感じだったから笑」



🧡「ほんまよな!!とか言ってアピールも全然出来てなかったんやけど。。。」







🖤「今思うと頑張ってアピールしてくれてたの思い出せるよ笑例えばさ、、」









🧡「もう!!やめてよ!!!俺やって振り向いて欲しくて頑張っててん!!」







🖤「ありがとう。俺だって誰にも負けないくらい康二が大好き。これからはメンバーってだけの関係性じゃなくて恋人になってよ。」










🧡「もう!!しょうがないなあ!!」












🖤「交換日記してくれてたのが他の人でもこうなってた訳じゃない。康二だから良かったんだよ。康二だからこそ俺はこんなに大好きなんだから。kくんだから。なんだよ?笑」











めめの真っ直ぐな言葉に照れてしまう。










🧡「もう恥ずいこといわんでよ笑めめは俺が大好きなんやなあ!!」







🖤「康二は??交換日記の相手俺じゃなかったらそいつ好きになってた?」







🧡「うーーんどうやろねえ笑なってたかも??笑」





🖤「え!?本当に言ってんの??」















すごい焦った顔してるめめ。

可愛いな、こんなめめは俺しか知らんのか。

嬉しい。








俺だって、どんなにカッコイイアイドルでも俳優でもかわいい女優でもないめめだから好きなんよ。めめじゃないと嫌。









でもこれは俺の気持ち気づくのが遅かった罰としてまだ言わんとこ。


めめと俺の恋愛日記。

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