はい!始まりました〜初のノベル小説で〜す!今回は…めめこじでやりたいと思います!ではれっっGO
今日は1人で雑誌の撮影の仕事やった。
19時頃仕事が終わり、明日の予定を確認しながらマネージャーとスタジオロビーを歩いとった。
「お!康二だ!」
突然後ろから俺の名を呼ぶ声がする。振り向くとそこには、グループメンバーの佐久間大介、渡辺翔太と目黒蓮が私服姿で歩いていた。
「お、仕事終わりか?おつかれ〜」
一瞬固まったんやけど、瞬時に出た挨拶で何とか固まった事を誤魔化せたようやった。
誰にも秘密の恋人がそこにいるからって長年培った習慣は強いのだ。
さっくんもしょっぴーもめめも穏やかな笑顔で
「おつかれ」と返してくれた。おぉ、めめと俺普通の仲良しメンバーに見えるやん、と密かに感動しているとさっくんが言う。
「今からこのメンバーで飯行くけどこーじも来る?」
「え?」
「仕事終わったなら行こ!楽しいよ!」
これはいきなり難問にぶちあたった。もちろん行きたいけど、めめとのこと態度に出ない自信はないねん。
家では蓮、蓮、とばかり呼んでいるから蓮って呼ぶんちゃうか俺どうする?どうしよ?と自問自答していると「強引に誘うのもあれだし、康二どうする?」って言ってくれたしょっぴーや「行ってきたら?勉強にもなるだろうし」と笑顔で言うマネージャーさんの奥で僕を見て優しく笑うめめに気づいた。そして、
「おいで?康二」
僕だけに穏やかな声でめめは言った。
わちゃわちゃした空間を、すーっ…と僕めがけて真っ直ぐ通ってきた声は、とても穏やかで柔らかい。友達に向ける声とは明らかに違う温度を持った声だった。
だから、めめの声が通った時さっくんとしょっぴーが
「?」な顔になったけどお構い無しにめめは
「タクシーで遅くならない時間に帰すんで、安心してください」とマネージャーさんに続ける。
「じゃ、よろしくね」とマネージャーさんは帰って行き、俺は「じゃ、行こいこ」と背中を押されつつ、メンバーと内緒の恋人とお店に向かった。
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スタジオ近くにあるご飯屋さんは、静かで落ち着いてて薄明りがオシャレで…よく知らんけど隠れ家っぽい
めめやしょっぴーたちは常連なのか、お店の人と軽く挨拶を交わし当然のように個室へ案内してもらう。
個室扉を開けて、手前に椅子、テーブル、その奥にソファー席がある。
「奥ええで!」と僕はメンバーをソファー席へ通すが、蓮くんはそんなこと気にも留めず、僕の腰にふわりと手をあて「康二はこっち」とソファー席へ通された。
そして、当然のようにサラリと、蓮くんは僕の隣に座る。
その様子を見たさっくんが「こーじの隣いいなぁ」と笑う。渡辺くんも「佐久間って、いいな〜ってすぐ言うよね笑」と言う。
「そ、そうやな〜」なんて、僕が2人の言葉に曖昧に答えとるのは、僕が不器用だからじゃなくて、ソファーの上でめめに手を繋がれてるから。
座った瞬間からするりと伸びてきためめの手は、僕の手の甲をなでなでと撫でた後、ぐるりと手のひらに回りこみ、指と指を絡めるいわゆる恋人繋ぎとなって、今に至る。
次はNEXT♡500です!!
最近生徒会長になりまして、大変なんです!
投稿頻度が減ると思いますがよろしくお願いします!
by雫
めめこじリクエストは夜 月 。@ み ゅ民さんです!
コメント
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続き楽しみです!!