テラーノベル
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りぃちょくんと別れて2週間が経った。
気分が弾まない。
教室にそっと入ると、
白髪の綺麗な横顔が目に入る。
……りぃちょくん、
思わず見つめてしまった
りぃちょくんがこちらに気づいて
目が合った
驚いたような顔をしていた
やっぱ整った顔だなぁ
なんて
考えてる自分もやばいんかな。
りぃちょくんの事になると
考えすぎてしまうのは
なんでだろう、 。
別れてからずっとそうだけど
虚無感がすごくて
いつも心が何処かに飛んでってる感じ、
気づけば
体育の時間になってて
体育館の蒸し暑さが身体を被う
先生の話が遠くで聴こえる
それでは、ペアを組んで、──────
𓏸𓏸さん、𓏸𓏸さん、……
シードさん、
ふと自分の名前が聞こえて顔を上げたら
───────りぃちょさん。
「え、。」
思わず声が出た。
俺、えっと、りぃちょくんと、ペア、……
ふとりぃちょくんの方を見たら
りぃちょくんも戸惑ってて
そ、だよな。やっぱ、嫌やったんかな、
なんてネガティブになって。
りぃちょくんの事になるとつい考えすぎてしまう。
「それでは組体操をして下さいね」
りぃちょくんに、迷惑かけんようにせんと。
そう思うと、
肩に力が入る。
『俺下行くから、シードちゃんは上でいいよ。』
久しぶりに声を聞いて
相変わらず優しいなぁって 。
『「う” わ ッッ ?!」』
ぐらっ、と体が傾いて
二人で体育館の床に転がる
横を見たらりぃちょくんの前髪が
全部上向いてて
思わず ふ、と笑う
俺の方を見てりぃちょも少し笑ってて。
『…………かわい 、((ボソ ッ』
え。
今、可愛い って 、呟いた 、よな 、……ッ
胸が高鳴る。
バカなのかもしれないけど
今は、ただ
幸せだった。
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