うちは、一瞬迷ったのちに聞いた。
「なぁ、ホンマに時雨兄ちゃんなん…?」
「時羽ホントに大丈夫か?見たらわかるだろう」
そう言われた瞬間うちは兄ちゃんと言って泣きながら抱きついた。
兄ちゃんが、うちが泣き止むまで頭を撫でてくれて嬉しかった。
あぁ、あんなに遠くの存在だったと思っていた愛しい人が今目の前いるだなんて。
そう考えて気付いた。兄ちゃんは濡れ衣を着せられて処刑されてまうんや!
そのためには、今を変えなければ。
「うちはやるでーーーーー!」
そう叫んだのであった。
ー第二章終わりー
コメント
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ありがとう
主)おぉ!!