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・軍パロです
・過度な捏造あり
・ご本人様方とは関係ありません
・誤字脱字等があり
・キャラ崩壊あり
・エセ関西弁
・腐向けではないです
・天使病という奇病を取り扱っていますが、主が都合のいいように内容をねじ曲げています
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ワンクッション
「なぁ、チーノ、背中になんかついとるで?」
そう言ったゾムの瞳には”まだ”何も知らないチーノが写っていた
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ci視点
はぁ、今日も疲れた…
我々軍の中で一番雑魚で個性の無い幹部だ。そのため、一般兵にいじめられている。まぁ、当たり前なんだけどね…こんな雑魚が幹部に居座ってたら気ぃ悪いよね…尊敬する他の幹部の皆さんの周りにお世辞でも幹部といえない僕が並んでいることは奇跡だと思う。
その奇跡は不運だったのか、はたまた幸運だったのか僕は分からない
最近やけに背中が痛い。一般兵に殴られたからだろうと自分の中ので話をおわらせて食堂に向かった。今日はひとらんらんさんが作るワショクのシャケテイショクらしい…この前食べて、美味しかったんだよな…ああヨダレがたれてしまう…そんなことを考えていたら突然ゾムさんに話かけられた。
「なぁ、チーノ、背中になんかついとるで?」
「えっっっ?」
やばい、殴られたとこがアザになっているのだろうか…一般兵にいじめられていることを彼らには教えたくない。それは彼らに迷惑をかける行為だから、彼らには幸せでいてほしいから…そんなことを考えていたら突然ゾムさんに担がれた
「お前、とりま医務室いくぞ!!」
「あっあう…」
突然のことすぎてうまく言葉にならなかった…こんなあっさりバレてしまうなんて…どうにかして逃げようとしたが、流石に強さランキン最下層の僕が上位の彼に抗うすべはなかったのだ。
「ペ神!!なんかチーノの背中がおかしい!!」
「はいはい、ゾム、いったん落ち着いて。チーノ君をそこに座らしてくれる?」
「お、おう!」
「で、チーノ君は違和感とかある?背中以外でもいいよ。」
どうしよう、真実をいうか、嘘をつくか…うぅ悩むなぁ…でもな…まぁここは事実を言ったほうが良いだろう…!
「…じ、実は最近寝るときに違和感があるんですよね…」
「ふうん、じゃあちょっと見てみるね」
「ちょちょっとま…」
「な、なにこれ……」
ああ、いじめられてるのがバレてしまった…彼らに迷惑をかけてしまう。傷つくのは僕だけで良いのに…
「なんやこれ…ななぁチーノお前って鳥やったん…?」
ゾムのよくわからないと言動に僕は首をかしげた
「はぁ?俺、鳥ちゃうけど…」
「じゃ、じゃあなんで翼がはえてるん…?」
「翼がはえてる…?ゾム、お前頭おかしなったか…?」
どういうことだろう…翼とは…
「チーノ君、色々言いたいことはあるけどちょっと待っててね」
と、しんぺいさんは言って医務室からでていってしまった。
「…」
「…」
二人だけになった医務室は閑古鳥が鳴いたということわざの例のように静かだった。そんな静寂をやぶったのはゾムだった。
「お前、なんでこんな怪我しとるん?」
ああ、翼がはえてるとかなんとかで忘れていたが僕はいま上裸なのだ。つまり怪我やアザなどのいじめのあとがばっちし見えているのだ。
「えっと…これは……その…です、ね、なんというか…「いじめられてたん?」」
僕が口籠っていたらゾムさんが言った。迷惑がかかることが確定してしまった。なんていえばいいか、僕には分からなかったから俯いてしまった。そのせいで、また静寂が訪れた。この一分一秒を僕が奪ってしまっていると考えると涙が溢れそうになる。この涙はきっときっと……………
「大丈夫か!?!?」
ああ、トントンにもバレてしまった。どうしよう。どうしよう。ここで僕の意識は途切れてしまった。
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zm視点
誰もいない…
食堂にいく道にいつもなら人がいて、イタズラしたり、食害予告して楽しく歩いてるのに今日に限って誰もいない。なんなん?(半ギレ)とかなんとか考えていたらチーノを見つけた。よっしゃぁ!遊び相手発見〜!あれ?チーノの背中がもっこりしてる…骨がへんに折れてささってたりだと困るよな…
「なぁ、チーノ、背中になんかついてるで?」
「えっっっ?」
気づいてないのは余計にまずいな…痛すぎると気づかないもんな…よし、医務室に連れて行こう!!
「お前、とりま医務室いくぞ!!」
「あっあう…」
まあ、突然喋りかけて担がれたらびっくりするわな…でもこれもお前のためなんや…許してくれよな…
「ペ神!!なんかチーノの背中がおかしい!!」
「はいはい、ゾム、いったん落ち着いて。チーノ君をそこに座らしてくれる?」
「お、おう!」
「で、チーノ君は違和感とかある?背中以外でもいいよ。」
ノックなどせずにいきなりドアを開けてしまったけどペ神は何かを察して許してくれた。あとで怒られるのかな…でも、そんなことよりいまはチーノのことだ。チーノはすこし俯いてから、また顔をあげ話しだした。
「…じ、実は最近寝るときに違和感があるんですよね…」
「ふうん、じゃあちょっと見てみるね」
数日前からだったらやばい怪我何かな…俺も一回怪我に気づかないで寝てもうた事あるけど次の日激痛でヤバかったもんな…そんなことを考えていたらペ神がチーノの服を脱がせて上裸にした。背中があらわになった。その背中にはすこし小さな翼が生えていた。
「ちょちょっとま…」
「な、なにこれ……」
完璧に思考停止だ。もしかして俺は脳が本格的に溶け出したのか…?まばたきをしても変わらない、チーノの背中についた可愛らしい翼。咄嗟にでた質問は我ながら意味がわからなかった。
「なんやこれ…ななぁチーノお前って鳥やったん…?」
「はぁ?俺、鳥ちゃうけど…」
「じゃ、じゃあなんで翼がはえてるん…?」
「翼がはえてる…?ゾム、お前頭おかしなったか…?」
いや、それは俺も思ったんだわ。でも変わらへんねん。
「チーノ君、色々言いたいことはあるけどちょっと待っててね」
「…」
「…」
思考停止から抜け出そうと考えた俺の脳はチーノの体の別のところを見て落ち着こうと考えたが、アザや痛々しい怪我が多くあることにしか気づかなかった。
「お前、なんでこんな怪我しとるん?」
「えっと…これは……その…です、ね、なんというか…「いじめられてたん?」」
咄嗟に言ってしまったが、駄目なところをついてしまったと遅れて気づいた。俺がこれを言ってしまったせいでチーノは俯いて、すこし震えている。また脳が停止してしまいそうになった。必死に俺が考えてきたらトントンがやってきた。
「大丈夫か!?!?」
そうトントンが言って数秒後、チーノは倒れてしまった。 とりあえずチーノをベットに寝かした。トントンがすぐさま会議を開く、と言ってでていってしまった。トントンと入れ違えでペ神が入ってきた。
「ゾム、チーノは俺が見とくから会議にいってほしい。状況とかを説明して欲しいんだ。」
「わかった。」
『緊急会議。全員すぐに集まれ』
そうインカムになり響きながら廊下を走った。
「チーノ遅ない?」
そう言ったのはロボロだった。
「今回の議題はそのチーノについてだ。ゾム、頼んだ。」
突然グルッペンに話を振られてすこし驚いてしまったがすぐに話しだした。最初から最後まで話しきったら大先生が口を開いた。
「ここからすこし俺が話すな?ペ神に頼まれて”天使病”なるものを調べたんよ。〜〜〜〜」
要約すると天使病は背中から翼が生えて、その人から生命力を奪って羽が成長していく奇病らしい。翼が大きく、美しくなるほど、その人はやせ細り、弱っていくらしく最終的に死んでしまうらしい。治療法はまだ確定していないがストレスが原因でおきることから、ストレスをゼロにすると治ると言われている。だか、ストレスをゼロにしても治らなかった人もいるらしい。ただ、かかった人が20人ほどしかいないため資料が少ないらしい。
「チーノしんでまうん?」
そう震えた声でシャオロンは言った。彼はシャベルで人を蹂躙するなど、狂犬のようなところがあるが仲間をとても愛している。まぁ、全員仲間を愛しているが。俺だって同じ気持ちだ。シャオロンとチーノは兄弟のようだった。どちらもダメダメな。
「とりまチーノのストレスになったことを突き止めるべきちゃうん?」
心がないと言われるコネシマは悲しそうな顔一つせずそう言い放った。コネシマはチーノにめんつゆを飲まされたりしているから冷たいのだろうか。一緒にお経をよんでふざけていたのに。
「部長はチーノが死ぬん怖ないんですか?大切な仲間が、死んでまうかもしれんのになんでそんな冷静にいられるんですか?」
いつも冷静なショッピくんは感情丸出しでコネシマに問いかけた。ショッピくんはチーノと一番仲がよく親友で、相棒。そんな存在をなくすのが嫌なのだろう。
「ショッピ君、それはちゃう。俺だってチーノをなくすのは嫌や。役に立つ、というのを抜いても大切な仲間や。」
「それならなんで!!!!「意味ないやろ!!!!!!!!!」」
コネシマのクソデカボイスが会議室、いや幹部塔に響いた。
「そんな感情的になってチーノは救われるんか?なけば治るんか?ちゃうやろ、大切な時間を、チーノの命が消えるまでのカウントダウンを止めなあかんねん。」
確かにその通りだ。泣いて治るならこの世に病院はいらない。誰も死なない。
「すみません…」
全員が俯いたなかひとり、グルッペンだけが前を向いていた。
「まあまあ二人とも。いったん落ち着きたまえ。鬱、ロボロお前らはチーノが誰にいじめられていたか調べろ。エーミール、コネシマ、ショッピはお話合いの準備をしろ。残りは悟られないよう訓練やいつも通りを演じろ。ちなみにこの会議はトン氏が寝不足で倒れたことにしておくゾ。」
流石総統、いつもはあんななのに今日は心なしか心強い気がする。
「お俺か…まあ3徹しとるしな…」
「私も大切な新人が死んでしまうのは嫌だからな。あと、トン氏ははよ医務室にいけ。」
いつもならみんな笑うだろうけど誰も笑っていない。俺も例外ではない。
「あ、チーノくん起きそう。ちょっと抜けるね。いいよって言ったら医務室にきてね。勝手にきたら掘るから。ブチッ」
くっそ。対策された。
今回はここまでです!あと2話くらいで完結させる予定です!力尽きた…
自己紹介をすこししますね!
最推しは我々だのチーノさん。
部活に塾に色々追われてます。
勉強はいまはまだ順位高いです。
↑いまはまだが大切
ハンドメイドが好きで個人的に推し活グッズを作ってる。
見たかったらコメントで教えてください
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では👋