ー夢ー
とても暗い場所ここはどこだろうあぁ…きっと夢だ、そこに1人の少年が居たいや僕を合わせれば2人だそう2人の少年が居たまぁ存在しない人も合わせれば3人なのだけど…まぁそんな事はほっといて物語を進めていこう
「何やってるの?」
僕が君にそう問いかける君はこう答えた
「人を◯してるんです」
後ろには横たわる人の姿でも、僕は不思議と怖くなかった
「そっか、楽しい?」
僕らしくない言葉君らしくない返事
「はい楽しいですよ」
君はどうしてそんな事を言えるような人になってしまったの…?
「どうして…?」
僕の疑問を問いかける
「あんなことをしたからですよ」
あんなことってどんなこと?…そんな事しないでよ…
「そんな事…しないで?」
きっと君はこう答える
「すみません…それはできないんです自分の使命なので」
使命ってなんだよ…そんな悲しい顔してそんな事言うなよ
「やめてよ使命なんて…そんなのに縛られて生きるなよ!!」
声を荒げて僕はそう君に言う
「自分にはそんな生き方しかできないんですよ」
そう君が言った瞬間目から涙が出てきたとても冷たい涙が…
ここから出たい、今にも壊れそうな子と一緒に逃げたい
「ねぇ行こうよ?」
君に救いの手を差し伸べるでも…どうしてッ…
「自分は行けません」
その瞬間何かが壊れる音がした
「ならもういいよ」
そんな事思ってない思ってないのに!どうして…?身体が動けなくなるきっと夢から覚めるんだこの恐ろしい夢から
「…家か…」
きっとまだ2時頃だろう部屋がとても薄暗くて冷たい、梅雨だからだろうかとてもじめじめしていて気持ち悪い
「結人…」
ここにはいないはずの友達の名前を言葉にするでもその言葉は話した瞬間消えていく静かにそっと…
「寝れない…」
確か水を飲むと寝やすくなる…とどこかで聞いたことがある
「水…飲も…」
こんな事を考えれるのが今だけなんてこの時の僕は思ってもいなかった
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