異形の書
魔法の書
作物の書
世界の書
人体の書
そして…
戦ノ書
ス」この6つの本は『六代厄書』と言われる
んだ。これを全て読むものは
世界の全てを知る
ス」魔法の書は人間の奴らが管理してて手に入るかわかんねえが…
残りの4つはまだ見つかってねえぜ
フィ」…?6ー1なんだから残りは5冊だろう?
ス」よくぞ聞いてくれた
この本こそが
【異形の書】
なんだ
異形の書
埃を被った分厚い本
この本には異能が犯した罪 歩んだ道が書いてある
作った奴の名前は
何故か黒ペンでぐちゃぐちゃに塗りつぶされてる
魔法の書も同様だってさ
エ」どういう本なの? (ヒラ…
異形の書
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奴らは突如として現れた
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最初に現れた異能の勇者
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その名を
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そいつは刀を扱うが.異能は一切不明だ
次に生まれた異能は2人いるが
共に大日本帝国と同じく異能は不明
我々はそいつらを『枢軸』と呼ぶことにした
最初に生まれた3人組
その後、炎を扱う異能…氷を扱う異能などが生まれたが、ソイツらは悲しくも全員が人間に敵意を抱いていた
私の目の前にもその異能が出てきたことがある
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その時は私もまだ弱かった…だからただ逃げていた
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ただ、もう追いつかれそうだという時
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その時だったんだ.枢軸の3人が私の前に一瞬現れたと思うと
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目の前が光った…
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異能と共に枢軸は消えてしまった
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私はそれを自分の心の中にただしまった
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そんなことを言っても誰にも信じて貰えないだろうから
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異能はただ人間を攻撃するだけだった
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だが…ある日人間が銃や刀を使い始めた
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それにより、立場は一転攻勢した
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人間が異能を追い、あの時の復讐をし始めるのであった
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エ」もうこれ以上読むと疲れそうだわ…
歴史はだいたいわかったからいいわ
フィ」だな…
エ」けど…『枢軸』って人たちの事はなんも分からないのでしょ? いつか私達を助けてくれるかも
ノ」ううん…異能が現れ始めた時に枢軸がでてきたんだろうし、もう寿命で力尽きてるよ
次のニュースです
デ」…これって…
異能捕獲集団『特殊異形確保軍』は、六代厄書を集める見込みでいます。
人間が六代厄書を集めれば、知能が向上し、異形の撲滅に取り組める。という考えで
魔法の書以外の5冊の本を確保するという目標をたてています
専門家によると、
<残り5冊は古代人により地下深くに封印されているか、異能達に確保されているか…ですね> と申しております
フィ」…ッえ。。
ス」人間が無限の知能を手に入れればきっと俺らはすぐ壊滅だ。
エ」ならこれは死守しなきゃ!
デ」もっと俺仲間が欲しいよ!
なら!次はもっと探しに行こう!
ス」…危険だが。。まあ頑張るか
ーーーー次回 『枢軸の子の運命』に続く
たぶん零時くらいに更新?
なんか空白のところに変な*みたいなのがあったがまあ気にしない
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