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あてんしょん


みどりくん愛され気味です

キャラ崩壊がすごい

文才の欠片もありません

今回から運営メンバーがチラホラ出てきますけどしばらく敬語とかよそよそしい感じです。


⚠⚠⚠

これは作者の妄想で実際の人物とはなんのご関係もありません。


似てるお話があってもパクリではありません。

もしパクリに見えるような表現がありましたら報告していただければ改めます。


わんくっしょん



あのあと、警察は俺の家に行ったらしい。そこでは父と、母まで死んでいたらしい。父を滅多刺しにしたあと自らの首元に包丁を突き刺してそのまま死んだそうだ。

その事件はニュースで何日かあとに報道されるとかでキャスターがいろいろ聞いてきた。あまりの配慮の無さに驚いて、昨日のことを思い出して枯れていた涙が出てきてしまった。

そうしたら警察が止めてくれたが小さな声でやっぱガキは何も言えねえな、と愚痴のようにこぼしたのを聞いてクラスメイトや先生からの視線を思い出してしまった。その後キャスターの人のことは警察の人が返してくれたけど、ずっと泣いてる俺のことを見てカウンセラーを呼んでくれた。

2日くらい警察署に居させてもらっていたら施設の紹介をされた。何個か候補を絞ってくれててそれぞれのいいところを教えてくれた。でも俺は家で過ごすことを決断した。そう言うと警察は少し心配そうな顔をしてこっちを伺った。でも最終的に高1で一人暮らしする人はいるし大丈夫か、という判断になった。

そして3日後に帰してもらった。家まで送ってくれた警察の人に感謝を伝えると困ったことがあったらいつでも伝えてね、と言ってくれた。その刑事の名前は…確かぺいんとさんと言っただろうか…。


久しぶりに家に帰ると血や体液はついてなくて死体も回収されててきれいな状態になっていた。ぺいんとさんと同じ部署の3人できれいにしてくれたらしい。ほんとにぺいんとさんたちには感謝しかない。

昔のように戻った我が家を見ると涙が出そうになる。でももう子供じゃないんだから、と自分の心にムチを打つように、遺品整理をしていった。

家族でお揃いのマグカップも、写真も全部捨ててしまおう。もう、あの頃の2人は居ないのだから。


そうやって黙々と作業を続けていると玄関からピンポーン、とインターホンが鳴った。誰だろう、と思ったけどきっと人見知りして何も話せないからと思い居留守を決め込むことにした。

ピンポーン、ピンポーン、ピンポnピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポーン

…めっちゃ連打してくるじゃん。流石に壊れるんだけど。

それでも鳴り止まないインターホンに苛つきながらも作業を続けていた。

「…居るのはわかってるんですよ〜」

通話を通さずに玄関からかけられる言葉に喉がキュッとなった。喋りかけてくる声は穏やかだけど、明らかに言葉がヤクザとか借金取りのそれなんだけど…。

「おい、早う出ろや〜」

「ちょ、きょーさん圧かけないで」

「お前もかけてたやんけ」

声的に居るのは2人。片方の名前はきょーさんっていうらしい。きょーさんって人の方は言い方も声も完全に悪い人なんだよなあ…。

「…出てこないね」

「しゃーない、扉破壊するか」

「それは最終手段ね」

…なにやら物騒な声が聞こえた。この家すら壊されたら溜まったもんじゃない。…要件聞くだけなら…、いやだめだろ、絶対借金取りだわ。

…、一旦インターホンで通話にして、話聞くか…。

プツッ(通話モード)

『お、通話モードになったよ、きょーさん』

『おい、居留守使ってんなよお前〜』

『きょーさん言い過ぎ〜あ、中入れてくれませんかねー』

通話で写っていた片方の人は青髪に青いニット帽、季節外れのマフラーを付けてて全体的に青色ベースに感じれた。もう片方の人はどういう原理かはわからないけど頭に天使の輪っかがあって、黄色?の豚みたいな柄のパーカーを着てて蝶ネクタイがついてて大きく「K」と書かれててタバコを吸っていた。2人とも見る感じ20前半くらいかな。

しばらく話せないでいると青の人がまた声をかけてきた。

『あのー聞いてます?鍵だけ開けてほしいんですけどー』

そう言って営業マンみたいな笑顔でカバンから請求書を出して見えやすいように近づけてきた。金額は笑えない量になっていて、まじでこういうとこもクソ親父だなと思った。

通話画面を見てみると遠くに人が集まってるのが伺えた。まあそりゃあこんな借金取りみたいな人たちが近所に来たらびっくりするだろうな。それと…



\\\ \圧倒的イケメン/ ///



怖がりながらも近所のおばさんたちは顔を赤らめて2人を見てる。こっちは大変な思いをしてるってのに…。

これ以上騒ぎが大きくなっても仕方ないと思い鍵を開けることにした。

『…今開ケマス』

プツッ(通話終了)

やっと出た声は思ったより掠れていて思ったより緊張してるんだな、と実感した。心音が高まる。そりゃそうだ、俺はまだ高1なんだから借金取りが怖いのもしょうがない。

胸を抑えて1回深呼吸をしてドアの手をかけた。若干震える指でドアを開けた。


ドアを小さく開けて様子をうかがうとドアの隙間からこっちを覗き込む2人組が見えた。

自分でもわかるくらい眉を寄せて「…誰デスカ」とほんとに小さな声でぽつりと溢すと2人は少し驚いたように顔を見合わせた。

「…君、誰?」

同じ質問で返さないでほしい。そう思いながらも言い返すことはできなくて黙ってしまった。

「…えーっと、ねえ僕。お父さん今家に居るかな?」

「……トリアエズ家上ガッテクダサイ」

外で父はもう死んだなんて物騒な話できるわけなくて2人を中に入れる。2人とも行儀よくお邪魔します、とは言っているものの違う部屋にズカズカ入ったりだとか、なんか無神経だな。

「アノ、コッチガリビングデス」

まだ散らかってる部屋もあるから行かせてはいけないと思い呼び止める。そしたらちゃんと着いてきてくれてホッと胸をなでおろす。

リビングに入れたら椅子に座ってもらって、何を持っていけばいいかよく分からなかったから麦茶を人数分用意した。

「ドウゾ」

そう言って差し出すと2人は疑いもせずぐびぐび飲み始めた。いや、少しは警戒するもんじゃないの?豪快さにびっくりしながらも2人がコップから口を離すのを待った。

「ぷは、生き返る〜」

どうやら外にずっと居て暑かったようだ。いやそれくらいならマフラーのけるとか半袖にするとか色々あっただろ…。そう考えながらもじっと話始めるのを待つ。

「…じゃあ本題に移ろうか」

これから大事な話をするのはなんとなくわかるがあくまで笑顔で話しかけてくれることに心の底で感謝した。きょーさん?って人は2人っきりでいいと思ったのかベランダでタバコ吸ってくるわ、って言って上に行ってしまった。

「今お父さんはどこに居るのかな?お父さんに話があってきたんだけど」

優しく諭すように聞く青い人に少し緊張しながらも3日前のことを話した。途中で言葉が詰まったりもしたけど青い人は待ってくれて黙って聞いてくれた。犯されていたことには触れないようにしたけど、多分なんとなく気づかれたと思う。それでも言っては来なかったから感謝しかない。事情を全部話し終わると青い人は重々しく言葉を放った。

「…そうなんだ、言いにくいんだけど、俺たちは君のお父さんに高額のお金を貸しててね。書類にね、死んだ場合か逃げた場合は親族が払うことになってるんだよね」

そう言ってもう1枚書類を目の前に見やすいように突き出した。書類にはたしかにそう書いてあって、あんのくそ親父…と心の中で溢した。なぜあの男はここまで俺の邪魔をするんだ、そう思いながらこめかみを押さえた。

「だからね、お父さんが亡くなってお母さんも亡くなった今、親族が借金を返さないといけないの。でもお父さんの親はもう他界してるんだよね。母方の親は生きてるけどお父さんとは血が繋がってないから、適用されないんだよ」

子供の俺にもわかりやすいように一つ一つ説明してくれた。そのおかげでもう結論が読めてしまった。

「…ダカラ俺ガ払ワナイトイケナイッテコト」

言いにくそうにしてる青い人の言うことを代弁すると少し驚きながらもうん、とこちらを見つめてきた。

「それで、君には3つ選択肢があるんだ」

「1つ目はいまから早速バイトとかで返すこと。でもこれはバイトとかだったらお金は稼ぎづらいし返すのにすごい時間がかかるよ。そして2つ目は今は高校、大学に通って就職すること。これは時間がかかったら利子が上乗せされちゃうから金額が持っと高くなるね。それで最後、最後はね…あんまり、いやとてもおすすめはできない」

「3つ目は俺達の仲間になること。俺たちは世間的に見て犯罪者側だから警察に追われたり、他の悪いやつに襲われたりする。常に死と隣り合わせなんだよ。」

「…どうする?どの選択肢を選ぶ?」

そうそれぞれの懸念点を提示して丁寧に説明してくれた。

「…一番簡単ニ稼ゲルノハ3ツ目ノ選択肢デスヨネ、」

「うん、そうだけど…え、君、まさか…」

こんな好条件、逃す手はない。早く借金を返せるし、死と隣り合わせなら自殺しなくても簡単に死 ねる。裏の仕事だったら捕まったときにもしかしたら死刑になるかもしれないし、こんな好条件はない。学校に通う必要もなくなるし、人に会うことも少なくなるだろう。なんて良い条件なんだろう。

「仲間ニ入レテクダサイ、俺ニデキルコトナラ何デモヤリマス」

青い人を真っ直ぐに見つめてそう言うと青い人は一瞬固まって、ため息を付いて子供のわがままを聞く親のような優しい顔をした。

「わかった、じゃあ俺たちのアジトに行こうか」



登場人物


警察のぺいんとさん


画像


またまた【海ひつじ屋め〜か〜🐑】さんで作らせていただきました。


身長:170cm(たしかこう言ってた)

体重:62kg(適正体重これくらいだった)

運動:★★★★☆(オン・マイ・ウェイだから((????)

勉強:★★☆☆☆(運は良いんだけどね)



ぺいんとさんの後輩の????さん


画像


身長:150cm(多分)

体重:48kg(適正体重)

運動:★★☆☆☆(まあ演劇部だったからね)

勉強:★★★★☆(コマンドとか機械系に強い)



ぺいんとさんの同期の????さん


画像


身長:175cm(実際に言ってた)

体重:62kg(ぺんちゃんがどうとかじゃなくてこの人が引き締まってるんだって)

運動:★★★★☆(もの壊しちゃうくらい力強い)

勉強:★☆☆☆☆(九九ができない)



ぺいんとさんの上司の????さん



画像


身長:172cm

体重:62kg(だからトr((((ううん”ッ…、????さんが痩せすぎなんだって)

運動:★★★★☆(猫のようにするりと躱す)

勉強:★★★☆☆(地頭は良いけど運が悪い)


青い人と黄色い人は名前が出たら紹介しまーす。

以上です〜!


あと余談ですがトラゾーさん()の身長体重調べてビビりました。

175cmの適正体重って67.375 kgらしいですよ。

170cmの適正体重調べたら65kgだったんですけど、身長低いほうが体重重かったらなんか違和感あるので身長が近い人は62kgで統一しました。

…しにがみくん〜〜ッ!!

人間不信になった緑色のおばけが青い人たちのもとで幸せに暮すお話

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コメント

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めっちゃいい作品です!続き早く見たい〜(*´ω`*)

ユーザー
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