※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
〈Case 13@目には目を、歯には歯を〉
「『私の敵は、バスジャック犯じゃないんです!敵の名は尿意です』」
「『そ、それは……。めっちゃ一大事じゃないですか』」
「『一大事なんです!あとこのバスの絶妙な揺れも敵です!決死の思いで決行してるだろうバスジャック犯さんには悪いのですが、正直今はどうでもいいです!私が社会的に死んでしまいます!!』」
「『……ちょっと待っててください』」
バスジャック犯の様子は変わらず、バスが停まる気配もない。
誰かがなにか事を起こす素振りもなくて、不気味に時間は過ぎていった。
トイレに行きたい思いの丈を 綴(つづ)りながら待っていると、しばらくして私の赤裸々な呟きに既読がついた。
お待たせしました、と言って戻って来たホームズさんに*************************
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