💚「大変な時だから、集中して欲しくて俺の事で煩わせたくないと思っちゃって……」
💜「阿部ちゃん、俺らにも隠してたもんね」
🖤「あの…俺わかってたよ、阿部ちゃんの気遣いだって。だけど、離れてたからこそ知りたかったし、声もかけたかった」
ちょっと聞くのが怖かったけど、『俺は阿部ちゃんの恋人でしょう?』と尋ねると阿部ちゃんは小さく頷いた。
🖤「……恋人だから、辛いことも教えて欲しかった。一緒に悩みたいし、泣きたいし、抱きしめて慰めたい。阿部ちゃんの事、なんでも知りたいよ」
阿部ちゃんは泣くのを堪えているのか、瞬きが増えている。
🖤「でも、俺のあの態度はなかったと思う。色々重なって余裕がなかったのはあるけど、阿部ちゃんに八つ当たりしたのはおかしいし、うまく話せないなら落ち着くまで黙っておくべきだった。怖い思いしたよね、ごめんなさい」
💚「そうだよね、俺ももしめめが隠れて苦しんでたら話して欲しいって思う。すぐに変わるのは難しいけど、できるだけ話すようにする。俺こそごめんなさい」
阿部ちゃんは時間をかけて考えた末に、関係の修復を選んでくれた。
岩本くんとふっかさんもホッとしたようだ。
2人はこの場が解散するとすぐ、どこのラーメンを食べに行くか相談し始めた。
俺も何となくこのまま別れて帰るのが惜しくて、思い切って阿部ちゃんを家に呼んだ。
コメント
2件
よかったー、別れなくて本当によかった…🥺🥺