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~学校~~昼~
クラスメイトA『まじ?それやばくねー?ww』
クラスメイトB『それなwまじうけるんだがw』
桃『。。。』
学校で一番最悪な時間は、昼休みだ。
皆は友達と昼食を食べたりなんなりしているが、
私は友達がいない。
独りでご飯を食べていて可哀想な奴とは思われたくはないから
毎日人気の無い場所で食べている。
。。。だからといって私が食べている場所に完全に誰も来ないとは言えない
倉敷 華麗(くらしき かれい)『今日はここで食べよー』
クラスメイト『おっいいねぇ人気もないし、良さそう』
桃「ッッ!誰か来た?」
華麗さんはクラスで人気者のノリのいい女子だ。
到底私が関わることもなく、話しかけたこともないし、
話しかけられたこともない。
華麗『あれ?誰かいる?』
桃「取り敢えず隠れなきゃ!」
桃は咄嗟に教室の奥の机の下に隠れた
華麗『えーっと誰か居ますかー?』
華麗がいくら聞いても桃は口を紡いだ
クラスメイト『もう!誰もいないじゃん!!!もぉびっくりしたよぉこんな
人気のない教室に誰も居るわけないじゃん!』
華麗『ごめんって。取り敢えず食べなきゃ昼休み終わるよ?』
クラスメイト『ンーしゃーないなぁ。。。じゃ食べよー』
桃「。。。どーしよう。私、先生に昼食食べ終わったら手伝わなきゃいけな
いけないんだ。。。」
桃「だけど今出ると隠れていた事がばれちゃう。。。」
桃はどうすればバレずに出られるか。出てからの言い訳を必死に考えた
だがしかし考えれば考える程時間が過ぎるだけ、いい案など出るわけもなく。
10分もの時が流れた。
桃「やばい。。。そろそろ行かないと怒られる。。。」
クラスメイト『ねーねー私の彼氏が最近…』
華麗『…そっか』
クラスメイト『ねー!華麗聞いてる!?』
華麗『。。。』
華麗は無言で桃の居る方向に近づいて来る。
スーッ
桃の隠れている机に華麗の手が伸びる
華麗『…ねぇさっきからなんで隠れているの?相澤桃さん。』
桃『ヒッ』
桃はバレたその時、嫌な展開しか目に浮かばなかった。