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魅津希)えっと……フード……
ハンガーにかけてあった上着を着てフードを被る
魅津希)よし…あとはこのしっぽ隠して……
私の体には何故か動物の耳としっぽがある……ずっと、気付けばある
お父さんとお母さんは何故かこれを聞いても話してくれなくてずっと不思議である……アレかな…私ってもしかして人間と動物のハーフかな…まぁいいけど
魅津希)いってきまーす!
私は去年両親と一緒に東京まで来た……2人がどうやらあの村から逃げ出したくなったらしい…まぁ私も嫌だったから来たけど
少し前
近所のおばあさん)あら!魅津希ちゃん元気ねぇ!食べるかい?
魅津希)ありがとうございます!
普段は優しい村の人たち……でも、ある時だけ怖くなる
それは……お祭りの時だ
お祭りの時は私は「神の子」として崇められる…私はそれがずっと嫌だった
そして普段から言われていたのが「体に傷をつけるな」「太るな」「痩せすぎるな」「筋肉をつけるな」「華奢で居ろ」他にもいろいろ……私は村全体から食事管理、運動管理をさせられてきた
それが私達には苦痛で逃げてきた……夜逃げのごとく…
少しづつ住所を変えて家を買って……逃げた
東京は自由で過ごしやすい!縛られなくて自由で…これからもっと自由に生活する……の、だが…
魅津希):( ;´꒳`;):ビクビク
??)耳……?
わ、私は何故か男の人に腕を捕まれ路地裏に連れてこられた瞬間フードを取られてしまい秘密がバレてしまいました…
魅津希)あ、あのぉ…
??)コスプレ……じゃないよな?
魅津希)えっと…(か、堅気じゃない!)
??)制服……学校あんのか
魅津希)わ、私は一体…
男の人はスマホを取りだして何故か私の住所を聞き出した…
魅津希)えーっと……あ、新手のストーカーですか…?
??)ちげぇよ、おもしれぇ女見つけたから引き取りに行くんだよ
魅津希)……(や、やばい発言だよお父さんお母さん助けて!)
??)あれ、おーい……って、おい!ちょっ!
バタンッ
私は余りの恐怖から気絶をしてしまった……
魅津希)ん…ぅ……
見慣れない天井……でも病院では無い天井
魅津希)……ゆ、誘拐!?
体を起こすと「あ、起きた〜?」と、女の人の声がした
??)おはよー、えっと弟がごめんねぇ怖かったでしょ〜
女の人は水を差し出して「とりあえず、落ち着いて話を聞いて欲しいな」と言った
魅津希)し、信じれません……堅気の雰囲気じゃないですもん
??)まぁ事実そうだしヤクザだけどヤクザじゃないって感じかな
魅津希)?????
女の人いわく
ここは黒沢隼組……と言うらしい、そして女の人は黒沢隼組の組長の姉黒沢隼愁音……さん?と言うらしい
そして私が先程会ったのが愁音さんの弟さん黒沢隼龍城……と、言うらしい
そして黒沢隼組は表からは「悪」と、言われるが社会の秩序を守る為に人を殺すことはあるらしい
まぁ、要は「裁判所では裁けない未成年の悪行」少年法の悪い所である、未成年は人を殺そうが人を殴ろうがそれは全て裁けられない……そういう人のために黒沢隼組は存在するらしい
同様に「警察官の上、警視総監の悪行」も、同じ様に黒沢隼組が裁くらしい
言ってしまえば悪の裏にある善ですね
魅津希)つまりは……あまり怖がらなくても良い……と?
愁音)えぇそうよ笑でも見た目が怖いから怖がるのは仕方ないかもね笑
魅津希)す、すみません……
愁音)いいのよ笑私の弟から「起きたら連れてこい」って言われてるしちょっと行きましょうか
魅津希)は、はい!